「羊ヶ丘展望台」の続き。
札幌の時計台にもちょっと似た感じの洋風の建物に注目してみました。
顔はめパネルの向こうに、建物の名前が表示されています。
接近して撮るのを失念してしまいましたが、「クラーク記念館」と書かれています。
入口にあるこの鐘。
何となく、教会のような雰囲気もありますが、それもそのはず、この建物、「クラーク記念館」で検索しても全く何もヒットしないので、おかしいなと思ってよくよく調べてみると、元々は、「大自然の中で挙式を挙げてほしい」との思いのもと、昭和59年(1984年)2月に建立された「クラークチャペル」という施設なのです。
この建物は、北海道内でも多くの建築物に携わり、「北海道文化賞」「北海道開発功労賞」なども受賞している建築課、田上(たのうえ)義也氏によるもので、氏が設計した「札幌北一条教会」を2分の1のサイズで復元したものです。
クラーク博士の略歴が掲示されていました。
時計台や羊ヶ丘だけでなく、まだまだゆかりの地が札幌近郊に沢山あるので、順を追って行ってみようと思っています。
館内には、このような展示が。
そういう方がいらっしゃったんですね。
何か映像でもないかなと思って調べてみたところ、HBCのニュース映像が出てきたので、リンクします。
その他、館内には、クラーク博士の足跡を描いた絵が多数展示されています。
有名な「Boys, be ambitious」を残したときの様子とされている絵。
現在の北広島市島松にある「島松駅逓所」で、札幌農学校1期生との別れの際に発したとされている言葉です。
クラーク博士ゆかりの地、まずはここへ行ってみようかな。