こんな季節が来てしまいましたよ。
札幌も、この週末の雪と低温で、積雪はそうでもないけど、日当たりの良くない道路はツルツルテカテカで危険度が高くなっています。
それでも明日は気温が10℃を超える予報みたいだけど、夜になって一気に気温が下がると、雪解け水がアイスバーンになって危険なので、帰宅時は要注意でいきたいと思います。
何回か紹介したことがあるのだけど、北海道で冬になると姿を現すこのような箱。
砂が入った袋が詰め込まれているのだけど、一体何のために使うのでしょうか。
真冬のこういう路面、慣れている私達でも慎重に歩かないと大変です。
左下に変な物が写りこんじゃってますが、気にしないでください(;^_^A。
この黒い粒。これが、先程の「砂箱」に詰められた袋の中身なのです。
雪国北海道では、この時期になると、幹線道路の歩道にこの「砂箱」があちらこちらに設置され、路面が凍結していたり、若しくはその恐れがあるときに、沿道の人たちが、箱から砂袋を取り出して歩道に撒き、凍結防止のために活用しているのです。
この大きな利点は、沿道の人たちが、道路管理者(国、北海道、市町村)に断りを入れることなく自分たちの判断で砂を撒くことができ、道路管理者が日々チェックする中で、袋の在庫が少なくなっていたら適宜補充してくれているということ。
札幌市内では使用頻度も高いようで、箱が設置されていない地域からの設置要望も多く寄せられているそうです。
便利なシステムではありますが、できればこれに頼らなくて済むような暖冬であってほしいという気持ちもあり、複雑といえば複雑です。
2月の札幌に行った時、歩道に積み上げられた雪の高さを初めて見て本当に驚きました。
どうぞお気をつけて冬をお過ごしください。
こんにちは。
仰るとおり、北国の冬は、自然の脅威と人間の知恵との戦いの日々です。
雪の量はその年で多少差はあるでしょうけど、暖かい地方から来られた方が驚くのは無理からぬことだと思います。
今年はどうなることやらです。