北海道みんなの日について - 環境生活部くらし安全局道民生活課
どこまで浸透しているのだろうと思うけれど、今日7月17日は「道みんの日」なのです。
「道民」ではなく「道みん」であるという点がポイントだと思います。
正式には「北海道みんなの日」と言って、「北海道の価値と魅力を再発見し、北海道を誇りに思う心を育み、より豊かな北海道を築き上げることを期する日」とされています。
何故7月17日かというと、かの探検家「松浦武四郎」が、明治政府に、それまでの「蝦夷地」を「北海道」とするよう提案をしたのが、1869年の7月17日なのだそうです。
正直私もよく分かっていませんでしたが、北海道を誇りに思う心はずっと持ち続けているつもりでいますので、これを機に意識を新たにしていきたいと思います。
「道みんの日」は祝日ではありませんが、7月の祝日と言えば「海の日」。
今年は15日でしたが、元々は20日でした。
以前も書いたことがあるけれど、1876年、明治天皇が函館に行幸された際、7月18日に現在の海上自衛隊函館基地隊のある場所から船に乗って横浜へ向けて帰路につき、20日に無事に横浜に到着したことから、この日が「海の日」と制定された経緯があります。
現在の海上自衛隊函館基地隊の建物。
写真のこの辺りから、明治天皇が船に乗られたということなのです。
一昨日のガイドでもこの話題に触れましたが、皆さん、制定された経緯は何となく分かっていても、函館が関係しているということまでは知らないという方がほとんどなので、この話題は興味を持って聞いてくださる方が多いです。
「道みんの日」も、来年も7月17日は平日なので、私は少なくとも当日にはガイドをすることはありませんが(平日は仕事があるので、日中のガイドはパスさせていただいています)、直近の日でガイドをすることがあれば、このことに触れてみようと思います。