北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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まさかまさかの・・・

2011-12-25 15:32:38 | 特撮作品鑑賞
(今週の海賊戦隊ゴーカイジャー)

ジョー「(三色の戦士「ゴーカイクリスマス」にチェンジした鎧を見て)お前は何でもありだな・・・」

いえいえ、何でもありなのは鎧君だけじゃないですよ。
今日のOPを観て、思わずぶったまげてしまった人、どれだけいることやら。


「サンタ/曙四郎 大葉健二」


って、何だよそれ!聞いてないよ全く!
公式サイトでも予告編でも触れられていなかった、正にスーパーサプライズ!
そりゃまあ、先週の予告編で、バトルフィーバーにチェンジするシーンが流れていたり、公式サイトでも、「ヒーロー達が巨大ロボットに乗って戦うというコンセプトが付け加えられたのは、『バトルフィーバーJ』からである」という、「何故このタイミングでそんなことを?」的なことが書かれていたけれど、まさか、元戦士本人が登場しようとは。
これはもう、我々「大きいお友達」向けのクリスマスプレゼントとして、有難く頂戴することといたしやしょう。

何でもありと言えば、人形にされた人々を救うための、ルカと小夜ちゃんの必殺作戦。
ルカが人形にされたときは、思わず「だよね。世の中そんなに甘くないって・・・」って言葉が出かかったのだけど、直後、小夜ちゃんがゴーカイイエローにチェンジしたのを観て、なるほどと納得。
レンジャーキーとモバイレーツさえあれば、一般人でも変身しちゃえることは、第2話で既に明らかにされていたけれど、あの時の少年が、ただがむしゃらに突っ走っただけだったのに対し、今回は、そういう特性を見事に生かした作戦で、意表を突かれたけれど、凄く面白かった。
クリスマスらしい、夢のある展開だったなと思う。

無事に敵を倒してハッピーなクリスマスを取り戻し、バトルフィーバーの「大いなる力」も授かったマーベラス達。
あの後のクリスマスパーティーは、さぞかし盛り上がったことだろうと思う。
私も、今日はこれから、最終日を迎えた「はこだてクリスマスファンタジー」に行ってまいりやす。

ということで、年内の放送はここまで。
いよいよ、残る「大いなる力」は「忍者戦隊カクレンジャー」のみとなったが、まさか新年一発目で、それが登場することになろうとは。
予告編では登場していないけど、元ニンジャホワイト=鶴姫も登場するらしいし。
後は、バスコに奪われた五戦隊(サンバルカン、チェンジマン、フラッシュマン、マスクマン、ファイブマン)の「大いなる力」がどうなるかだな・・・。
それが描かれる際、この五戦隊の元戦士達が一斉登場するのを期待。
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30年前に思いを馳せ

2011-12-24 22:22:51 | ロケ地巡り
18日の「冬の遠足」のメインイベントは、東京郊外、東村山市と東大和市に跨る「狭山公園」へ行くことでした。
ここには、三年前にも一度行っているのだけど、その時は改修工事の真っ最中だったため、じっくりと見て歩くことができず、加えて天候も生憎の雨だったので、いずれリベンジしようと思っていた場所でした。








ここも、80年代戦隊シリーズのロケ地としては、定番中の定番なのですが、改修工事でどのように変わったか、それがちょっと心配だ・・・。





入口から整備されている遊歩道。
右側は、志村けんさんでおなじみの「東村山音頭」の歌詞にもある、通称「多摩湖」こと、「村山下貯水池」になっていて、左側は丘陵状になっている。





この遊歩道が使われている場面としては、「電子戦隊デンジマン」第43話「謎なぞ七色レディ」のラストで、デンジレッド=赤城一平が、下の広場で、女性達に空手の稽古をつけているのを、ブルー=青梅大五郎達が見つめるシーンが印象的。





下へ降りてみると、今は立派な通路になっているけれど、かつては一面芝になっていて、「電子戦隊デンジマン」や「太陽戦隊サンバルカン」の戦闘シーンが多く撮影されている。
写真のこの方向では、デンジマン第9話「死を呼ぶ怪奇電話」の戦闘シーンで、ベーダー怪物・デンワラーが、体の一部である大きな受話器を抱えて、デンジマンに向かって突進するシーンが印象的。





逆方向へも一枚。
この方向では、サンバルカン第46話「女隊長のマル秘作戦」(注:実際の表記は、○の中に「秘」の文字が入っている)で、ブラックマグマの女行動隊長・アマゾンキラーが、秘密基地へと潜入すべく、老女に扮装して、戦闘員・マシンマンが化けた暴走族に自分を襲わせるシーンが印象的。





80年代の映像では、このような階段を確認することはできなかった。
映像でこの斜面を見ると、上から中間よりやや下までがコンクリートで、そこから下までが芝になっており、下には緑色のフェンスが設置されているのが確認できるが、デンジマンの名乗りのシーンで、そのコンクリートと芝の中間部分に、デンジマンの五人が立っているのが印象的。





少し離れた場所から一枚。
30年前の景色は、映像で観ただけで実際に見たことは一度もないのに、何だか凄く感慨深く感じられます。








斜面を降りきった場所にある広場。
30年前は、この辺りは樹木が沢山生育していて、そこでもよく戦闘シーンが撮影されていた。
とりわけ印象的なのは、デンジマン最終回「ひびけ希望の鐘よ」の名乗りのシーン(それ以外の回でも使われているが)と、「科学戦隊ダイナマン」のオープニングのダイナブラックのシーン。
もし、ここが当時のままだったら、映像で、ブラックの後ろにある木を特定させたいなあなんてことも思っていたのだけど、残念ながらそれは叶わなかった。





映像とは関係ないけれど、改修工事で樹木が多数伐採されてしまった中、このような立派な木が何本か保存されていたのが凄く印象に残った。
公園のシンボルの一つとして、いつまでも大切にしていってほしいと思う。
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検証は続く

2011-12-24 10:31:37 | ロケ地巡り
志木市へ行ったのは、忘年会翌日の12月18日(日)。
府中市から、友人に車を出していただき、国分寺市で新たに二人と合流し、総勢五名で、「冬の遠足」としゃれこみました。
志木市の前にも一箇所行っているのですが、そこはボリュームが大きいので、別途紹介することとします。





前回の「ぺあも~る」から徒歩圏内にある「志木市民体育館」。
ここも、80年代前半の作品では頻繁に使われた場所らしい。











裏の駐車場に車を置き、まず目に入ったのが、裏手にあるこの階段。
clown様のサイトによると、「太陽戦隊サンバルカン」第44話「大脱走・ヘリ爆破」の
戦闘シーンで使われている場所とのこと。
確かに、階段から飛び降りたり、狭い踊り場をフルに活用して立ち回りを繰り広げたりすれば、凄く迫力あるシーンに仕上がると思う。
最近のシリーズはそういうシーンが少なくなってきているので、少々残念な気もします。





再び遠巻きにして全景。
向かって左側の棟に、次の目的地があった。








奥にある「剣道場」。
「太陽戦隊サンバルカン」のオープニングで、二代目バルイーグル=飛羽高之が打ち込みをし、その後面を取って爽やかな表情を見せる場面で使われている。

チラッと聞いた話として、「科学戦隊ダイナマン」のオープニングで、ダイナレッド=弾北斗が打ち込みをする場面もここではないかというのがあったのだけど、オープニングで使われている場所は、掛け軸の上に日の丸が飾られており、後ろの壁の作りも少々異なるように感じた。
clown様のサイトによると、ここは、サンバルカンが放送された81年当時と全く変わっていないとのことであったので、ここではないのかもしれない。


注:道場の中に扇風機が置かれているのを見て、「おやっ?」と思った方もいらっしゃるかと思いますが、道場内部のみ、今年の7月に撮影したものです。今回は、施錠されていて中を拝見することはできませんでした。





続いて今度は、三階の観客席へ移動。
そこでは、バスケットボールの試合が開催されていた。








そこで交わされた会話によると、「電子戦隊デンジマン」第43話「謎なぞ七色レディ」で、ベーダー怪物・デスマスクラーと、その手下の刺客たちが、女子剣道チャンピオン・野村五月を拉致しようと現れたシーンで使われているとのことで、写真の黄色い扉・非常口が、デスマスクラー達が中に入ってきたドアではないかとのこと。

また、もう一つの説として、「大戦隊ゴーグルファイブ」のオープニングで、ゴーグルピンク=桃園ミキが、新体操のリボン演技をしている場面もここではないかというのもあるそうだ。
どちらも、今一度じっくりと映像を観て、またの機会にしっかりと確認することとしたい。
ここは東武東上線沿線で、都内からも行き易い場所だし、志木市や、隣の朝霞市には、我々にとって宿題となっている場所も幾つかあるので、これから行く機会はまた作れると思う。
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呪いの服から人々を救え!

2011-12-23 21:58:59 | ロケ地巡り
「科学戦隊ダイナマン」第29話「キメラの呪いの服」(1983年8月20日放送)

(あらすじ)
ある日、岩場をパトロールしていた、ダイナブラック=星川竜は、そこに、ジャシンカ帝国の王女キメラの服が置かれているのを発見した。
不審に思った星川が海の方へ目を向けると、そこには、水浴びをしているキメラの姿が。
星川の姿を目に止めたキメラは、そのまま海中へ身を隠し、星川はそれを追おうとしたが、それ以後、姿を見せることはなかった。

所変わって、ダイナマンの秘密基地、ダイナステーション。
一人待機していた夢野総司令が、背後に人の気配を察知して振り向くと、そこには、キメラの服を着た女性の姿が!
思わず「キメラ!」と叫んだ総司令だったが、何とそれは、キメラの服を身に纏った、ダイナピンク=立花レイであった。
そう、あの後星川は、キメラの服をそのまま持ち帰ってきてしまったのである。

だがその直後、異変が発生した。
突如レイが、胸を突き刺すような痛みを訴え、苦しみ始めたのだ。
更に、モニターを点けてみると、街でも同じように苦しむ人々の姿が。
ダイナレッド=弾北斗らは街へ急行し、ショッピングモールで苦しむ人々を発見し、介抱する。
その時、弾は、あることに気が付いた。
良く見ると、苦しんでいる人達は、レイと同じ、赤い服を着た人ばかりなのだ。
そう、これは、服を奪われたことに強い屈辱と怒りを覚えたキメラが、進化獣・サボテンシンカに命じて行った、その名も「呪いの毒針作戦」。
サボテンシンカが、キメラの服の色である赤い布に毒針を打ち込むと、赤い服を着ている人々が、一斉に苦しみ悶えるということであった。


ということで、今回は、弾達が駆けつけ、人々を介抱した、ショッピングモールを紹介します。





埼玉県志木市。東武東上線柳瀬川駅から徒歩5分ほどの所にある、「志木ニュータウン」の一角にある、「ぺあも~る」。
日用品店から食料品店、飲食店などが揃う、小規模ながらも繁昌している商店街です。





商店街の様子。





この通りには、「あいさつ通り」という名前が着けられています。





「ぺあも~る」の中央にある植え込み。
ここが、弾達が人々を介抱するシーンで使われている。





反対側からも一枚。
余り長くないシーンであることと、予定しておらず急遽行くことになったことから、事前の検証を全くしていなかったので、両方向から撮っておいてよかったです。








くどいようだけど、余り長くないシーンなので、映像に映るお店が何屋さんなのだろうとか、そのお店が今でもあるのかどうかまでは特定できていないけど、昨今、郊外型大型店の進出で、こうした小さな商店街が打撃を受けて潰れていくということが多い中、30年近くなっても、こうして住民の生活の拠点として残っているということは、素晴らしいことだなと思いました。
実はここ、7月にも一度着ていたのだけど、何たることか、その時は、ロケ地であるということを全く知らずに通り過ぎていたので、次に来る時は、必ずレポをアップできるようにしておこうと思っていました。
友人達との会話で、どこなのかが解明されていないロケ地が沢山あるということがよく話題になっているんだけど、こういうことがあるとひょっとすると、知らず知らずのうちに通り過ぎているロケ地が、他にもあるのではないかと思ってしまいますが、果たして・・・。
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五つのミッション

2011-12-23 16:29:38 | イベント・オフ会
私めの気まぐれな性格ゆえ、先週末の東京レポが順不同になっちゃってますが、今回は、上京から、忘年会序盤戦にかけてのレポとします。

12月17日は、羽田着10時20分の便で東京へ。
熊本から来る友人も、ほぼ同時刻の到着だったので、空港で待ち合わせてから行こうという話をしていた。
羽田空港第2ビル(今回はANAだったので)にも定番の待ち合わせスポットは幾つかあるが、土曜日だし、そういう場所は人が多そうだなと思ったので、待ち合わせ場所にはここを指定した。





第2ビルの地下、京急線の入口近くに設置されているクリスマスツリー。
先月東京に出張した際に目に止めていたので、ここにしようと即決した。

友人と合流した後は、京急線~山手線~京王線と乗り継いで、まずは宿泊地である府中市へ。
ホテルに荷物を預け、昼食を取った後、集合場所である調布駅へ向かった。

集合場所は調布駅南口。
私達が到着した後、すっかり馴染みになった仲間達が続々と集結し、定刻どおり、忘年会のスタートと相成った。

今回の趣向は、その名も「特撮ロケ地オリエンテーリング」。
調布周辺にある新旧作品のロケ地や、映画に縁の深い場所を回り、チェックポイントで写真撮影をして、早くゴールしたチームが勝利という団体戦です。
私のチーム、「チームナナマガラー」は、リーダーを仰せつかった私以下5名(男性4女性1)。
早速、ミッションへ向けて出発した。





最初の目的地はここ。
調布の隣の稲城市にある、「妙覚寺」というお寺。
室町幕府第12代将軍であった足利義晴による開山で、鎌倉の建長寺の末寺にあたるお寺である。





階段を登った所にある墓地。
ここが、「ウルトラマンレオ」第11話「泥まみれ男ひとり」のロケ地として使われていたとのことで、出発前にDVDをレンタルしてそのシーンを観ていたのだが、ここでのミッションは、「境内にある釣鐘を写メに納めよ」というもの。





これがその釣鐘。
まず、第1ミッションは難なく完了した。








続いてのチェックポイントは、妙覚寺から程近い、「ありがた山」という墓石群。
昭和15年(1940年)~18年(1943年)頃、都内の駒込付近の寺院にあった無縁仏を集めて供養したものといわれる。
その数は4,000を超えるとも言われており、石のほかには地蔵菩薩・観世音菩薩などの石仏が並んでいる。

ここは、「仮面ライダーストロンガー」第11話「決闘!ストロンガーの墓場!?」という回のロケ地なのだが、残念ながら、函館のTSUTAYAやゲオには、ストロンガーのDVDは置いてなかった(同行の仲間曰く、東京にはあるらしい)事前に確認はしていなかった。

写メは難なく撮ることができたが、妙覚寺からここへ向かう途中、私の判断ミスで、遠回り&時間ロスをしてしまい、その間に、相手チームがミッションを終えてしまい、先を越されるというハプニングが発生。
正直自分の判断ミスを悔やんだけど、まだまだ挽回できると思って、次のチェックポイントへ向かった。


第3のチェックポイントは、近年の作品ではすっかりおなじみの「味の素スタジアム」。
私と熊本の友人にとっては、ちょうど一年ぶりの訪問となったが、ここでのミッションは、敷地内にある「カピトリーノの雌狼」の像を写メに納めよというもの。
一体何なのかそれは?





スタジアムの敷地内にある、飲食店が集まる「ポケットガーデン」というコーナー。
今年は、「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」で、巨大化した黒十字王を前に恐れおののく群集のいた場所として登場したのが印象的。





これが、ミッションにある像。
東京都・ローマ市友好都市提携5周年と、「日本におけるイタリア2001年」を記念して、2001年11月13日にローマ市から東京都へ寄贈された像である。
元々は、ローマのコンセルヴァトーリ美術館に所蔵されており、イタリアのサッカーチーム、ASローマのエンブレムにもこの狼像が描かれているなど、ローマの象徴ともなっている像である。
特に映画・特撮とは関係ないのだけど、スタジアムのシンボル的存在ということで、しっかりと写メに撮ってきました。





続いては、調布市内にある「角川大映撮影所」。
中の見学はできないのだが、入口付近にある、大魔神のオブジェとガメラの着ぐるみを写メに納めることがミッションだった。








「大魔神」の映画を観たことはないのだけど、間近で観てみると、なかなかの迫力でした。





続いて、こちらがガメラの着ぐるみ。
実は私、十年前に、一度だけスーツアクターを努めたことがあったのだけど、そのことと特に関係なく、移動の車中では、着ぐるみに関する話(着心地、子供達に叩かれたり蹴られたりして大変だったことなど)で盛り上がったのも印象的でした。





そして最後のミッションは、角川撮影所の近くにある「映画俳優の碑」の全景を写メに納めよというものだった。





少し拡大して一名。
この時は、写メの他に、この碑に刻まれている俳優で、一度でも特撮作品に出演したことのある俳優五名と、その出演作品を答えよというのがあったのだけど、写っている部分だけでも、何名かのお名前を確認することができます。

これにてミッションは終了。
残念ながら、先述した時間のロスの影響で、団体戦では負けてしまったけれど、それでも、仲間達と一緒に、ああでもないこうでもないとディスカッションしながら回ったのは凄く楽しく、よい思い出になったと思います。
またぜひこういう企画をやってみたいです。
コメント (2)
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