安曇野市豊科郷土博物館での講演会。
原明芳館長のお話を聴いた。
松本飛行場の工事に着手したのは昭和18年12月。工事施工は熊谷組。
朝鮮から強制徴用された人々のほか、近くの住民・学生生徒から
国民学校高学年生が勤労奉仕に駆り出され工事が進められた。
19年10月5日から11月4日までの間、熊井啓ら2年生も作業に加わった。
その様子が彼の思い出集「続 池塘春草の夢」に記されている。


市立図書館の蔵書。
◎講演会資料の一部


最初は飛行士の練習用飛行場として作られた松本飛行場。
が、戦局悪化にともない特攻隊の待機基地になリ、
多くの隊員たちが最前線に向かっていった。