楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


熊井啓と陸軍松本飛行場

2020年01月17日 | 出来事

 安曇野市豊科郷土博物館での講演会。

原明芳館長のお話を聴いた。

松本飛行場の工事に着手したのは昭和18年12月。工事施工は熊谷組。

朝鮮から強制徴用された人々のほか、近くの住民・学生生徒から

国民学校高学年生が勤労奉仕に駆り出され工事が進められた。

19年10月5日から11月4日までの間、熊井啓ら2年生も作業に加わった。

その様子が彼の思い出集「続 池塘春草の夢」に記されている。






市立図書館の蔵書。

◎講演会資料の一部






最初は飛行士の練習用飛行場として作られた松本飛行場。

が、戦局悪化にともない特攻隊の待機基地になリ、

多くの隊員たちが最前線に向かっていった。








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