いつもならお年取り前にやってきてくれた福達磨が届けられない。
12・13日の牛伏寺の厄除縁日大祭も済んだ。
大祭の露店に並ぶ達磨屋から買ったから大祭が終わる日まで待った。(義理堅い(^-^))
生まれてからこれまで居間を見下ろしてくれていた達磨さん。
置いてあったすき間が侘しい。
そのままだと、ご先祖様に申し訳ない!
と思い、松本市里山辺の布野恵だるま店を尋ねた。
明日は静岡県でだるま市があるという慌ただしい作業中だった。
今年は7号4,200円のだるまを求めてきた。
ウェブ検索:だるま
だるまといえば達磨大師。中国禅宗の開祖。
「ダルマ」はサンスクリット語で「法」を表す。
達磨人形は室町時代に中国から渡来したという。起き上がり小法師として。
江戸時代には達磨大師をデザインしたが作られた。
大師の不屈の精神から、「七転び八起き」という言葉も生まれた。
また、赤い服が疱瘡よけのおまじないになると信じられ、
文化文政年間には江戸中で爆発的に売れたという。
だるまさんの意味は、七転び八起き、無病息災、家内安全が込められている。
目入れだるまの始まりは、「目入れの目が気に入らない」と難癖をつけられた
達磨屋の知恵から。
はじめから目を入れない白目だるまを発売、
江戸後期には江戸中のだるまが白目となったそうな。
明日孫たちと目を入れることにする。
新年1月も今日限り。月日は駆け足で過ぎゆく。