楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


冬の宝物

2020年01月30日 | 我が家

 葡萄の枝のぼや炭。

相方の実家義兄からの贈り物である。

今頃から寒い葡萄畑に出て剪定をし、春それで炭を焼くのだ。


 我が家の居間の暖かさは掘りごたつに頼っている。

朝起き抜けにする私の務めは十能(じゅうのう)1杯、炭の補給である。

この十能も長生きだ。その活躍ぶりに敬意を払っている。

前夜に豆炭を数個補給する役は相方の務め。


今年の狂ったような暖かさは高齢の身には有難いが、

本来なら厳寒の時期だ。

私たちの子供の頃、学校は節分明けまで寒中休みだった。  

葡萄畑では葡萄の木を凍害から護るため古タイヤが焼かれ、

空を黒く焦がした。

降雪量もうんとたくさんだった。

父が板で作った雪搔きが便利。それで雪を積み手作りソリで何回も滑った。 

田んぼリンクで下駄スケートもした。  

マイナス10℃でも普通だった。


地球が燃える。焼けてしまわないか恐れる。

今朝の気温プラス2℃。







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