いってきましたよ
映画「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」
あらすじ
「小説家のハーラン・スロンビーは推理小説の分野でベストセラーを連発し、莫大な財産を築き上げた。ところが、85歳の誕生日パーティーの翌朝、ハーランが屋敷の書斎で喉を切り裂かれて死んでいるのが見つかった。」
ダニエル・クレイグ主演だから見に行ったんですが
いやあ面白かった
ただこの面白いはちょっと語弊があるかも
ダニエル・クレイグ クリス・エヴァンスの順でクレジットされているけど
実質的な主人公はアナ・デ・アルマス 演じるマルタ・カブレラ
名探偵(?)のブノワ・ブランが彼女が、ハーランが死んでも得をしない人物だから
という理由で、助手にします。
放蕩息子役のクリスエバンス キャプテン何やってんですかこんなところで!
彼はドン・ジョンソンとジェイミー・リー・カーティスの息子役
ブランを見て CSI KFCか?CSIはあのTVシリーズでKFCはケンタッキーフライドチキン
ブランが南部の人間出ることを揶揄してんですが
この時点では何で南部の出身だとわかるのかわかりませんでした。
ブラン氏はセビルロウであつらえたスーツではなく
終始ツイードの服 これブランのトレードマークになるのかな
ハーランのコレクション
だけどこれ何かがおかしい
伝統的なナイフが多いんだけど、これは今売られている(中国あるいはパキスタン製の)安物で
装飾的な(といえば聞こえは良いけど用途不明)のナイフ
え??と思いましたがなるほどそういうことですか
あ、パキスタンとか中国とかは関係ないです
でさ、ドン・ジョンソンが出てんのよナッシュ・ブリッジスのときは
マイアミバイス時代よりちょっと太ってんだけど
この映画はバイスとナッシュの中間ぐらい
この映画、公式サイトでは
誰も観たことのないエンターテインメント作品がついに公開される。
といっておりますが、まあトリックに一ひねりありますが
「誰も観たことのない」というものでもないです。
監督は「アガサ・クリスティの推理小説を思わせるようなミステリ映画を撮ってみたい」という主旨の発言をした
んだけれど、彼のいう「アガサ・クリスティの推理小説」ってのは
「オリエント急行殺人事件」1976年の映画ですね
演技力のある俳優を集めて、その演技を競わせるような映画
なるほど皆さん演技が達者
トリックは最後に明かされるけど、ハーランの死の経緯や原因は
物語が進むにつれて、明らかになっていって
最後に・・・という感じ
オリエント・・・へのオマージュはエンディングにもあって
ドンジョンソンが、振り向くと青たんを作っているのは、笑ってしまいました。
ハーランが娘に手紙を残すんだけど、このトリックは見ている人間にもすぐわかる。
というか、たぶんこれが劇中で語られる”父のゲーム”なんだろうなぁ
だから娘は父の意思がすぐわかる。
でブランが何で南部の出身だとわかったのかなんですが
せりふで「汚い南部訛りで話しやがって」とののしる場面があるんですね
ああなるほど、いつものダニエル・クレイグとちょっと印象が違うのはそういうわけか
Benoit Blanc たぶんフランス系の名前 だから南部のフランス系なんだな
ダニエル・クレイグがフランス系を演じるってすごくない??
楽しい映画でした。
おまけ
別所線の落ちた鉄橋の修復具合
そのまま持ち上げるのかと思ったら
解体しちゃうのね
こいでさま
昨年までの山盛り展示はやめて、平積みにしたようです。
恵方まきは買わないし食べないのですが
この件でよく食品廃棄が問題になります
だけど、日本は絶対量は大きいんですが
一人当たりの廃棄量のレベルとしては先進国では低いほうのようで
ここらへんどうなんですかね
と思ってしまいます。
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