FORTY THREE-SEVEN

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指摘と訪問とワタシ

2024-08-22 06:00:00 | 43
モデルカーレーサーズの読者なら興味が無くても知っているナイフ
Gerberのポールナイフ

ポール・ポーマンという人が考案したロックシステム
片手で開閉可能なナイフ
まあ、片手で開閉可能ということがそんなに大事なのかとも思う

Gerberは1977年から10年の期限付きでこの特許の使用権を得たらしい
80年代半ばで23000円位だったか
すげえ高くて手が出なかった
マルゴーの店員さんが持っていて
片手で開閉するのを見せてもらった

これはロック部分のガタが結構大きいので
実用には問題はないレベルだけど
コレクション的にはブレードに元和ヘアラインのフィニッシュが入れられていることを含めて
まあジャンクですな
生産用のジグが老朽化して生産継続が困難になって
廃番となった
とどこかの雑誌で読んだことがあるけど
なんのことはない、権利の使用権を更新しなかっただけの話だった(笑)
この話は今日の話のために調べていたら出てきたことで
これにより

ガーバーは1996年にシリーズ2と称して
ちょいと大きくなったバージョンをリリースするんですが
製造はカリフォルニアのペターソン・プレシジョン・エンジニアリング社 
要は外注というかOEMだったらしい
一部ナイフショップではポーマン氏が改良版を考案したみたいなこと言っているけど
これ多分1995年ごろ特許が切れて使用権なしで販売できるんでのことだと思う
生産期間はたぶん2年
このころGerberは
最初期ロットに
First Production run
最終ロットに
Final Production run
といれて、限定品商売をしておりました
最初期と最終の2ロットしかないんじゃないか
と思いましたが
今中古市場には無印のものが多く出回っているので
生産期間わずか2年と言えど、無印のものが一番多いようです

しゃあないので3種類そろえたワタシ

無印
生き馬の目を抜くカスタムナイフ業界ですが
マスプロもこんな有様(笑)

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