FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

ヴァネッサと最古級とワタシ

2021-11-07 06:00:00 | 映画
行ってきました
映画ジャン・ポール=ベルモンド傑作選2
リオの男
現存する日本最古級の映画館 松竹相生座であります。

第一弾は全部見ました。
第二弾待ちに待っておりましたが
今回は時間がなぁ

トークショー付きだったので
急いでランチして駆け付けました(笑)
上の画像は相生座のSiteから作ったんだけど
公式が



映画の方はですねぇ
これは面白いの折り紙付き
金箔付きの名作です
いや次から次へと話が進んでいって
面白いと思う間もないほどのテンポというべきかも
映画がエネルギーを持つというのはこういうことだと思います。
主人公は空軍所属で休暇中の話なんだけど
いくつの設定なのかな
飛行機の操縦を一応習っているけど
単独飛行の経験はないみたい

ヒロインのフランソワーズ・ドルレアック
彼女がすごくかわいい
カトリーヌ・ドヌーブさんのお姉さんだそうです
(27歳で自動車事故でお亡くなりになっております)


ポスター

ポスター2
大頭脳はフランスのNATO脱退と本部のブリュッセルへの移転を背景にしてます
こちらは、ブラジルのブラジリア建設がちょっとだけ背景になってます
気狂いピエロはフランスの秘密軍事組織(OAS)の没落を描いているし
意図せずベルモンド映画は歴史を背景にしておりますな
007サンダーボールのラルゴ君が出てますが
この映画での演技を買われたようです

銃はあまり出てこなくて
これは悪者が使う毒針銃
007でショーン・コネリーがかっこよく構えた
ワルサーのエアピストル同様の中折れ式
この映画はもともとは、フィリッピ・ド・ブロカ監督が
タンタンの冒険のファンでそれの実写化というものだったそうです
なるほど、ジャングルが出てくるわけだ(違
かわえええ
上映後のトークショーで
日本では 気狂いピエロと勝手にしやがれ
が繰り返し上映されたため
ベルモンドはヌーベルバーグの旗手みたいな扱いだけど
本国ではアクション映画の大スターで
葬儀は国葬並みの扱いだったこと
日本ではもはや、映画雑誌のライターがベルモンドを全然知らないこと
などいろいろなお話をきけました
第三弾については、公式には言えないけど企画中
それは良いんですが上映作品を
バンバンしゃべっちゃうのは良いんでしょうか(笑)
主人公は軍人で休暇で帰ってくるんですが電車で登場して
電車で去っていきます
で。ラスト、主人公たちが乗った列車が出て行った後のホームで

ながめにこのご老人が映されます
さてこのご老人は??
とトークショーでも話題になりましたが
相生座の支配人も江戸木さんも、調べたけどわからない
そしたら観客の一人の方が
タンタンだとしたら、ビーカー教授ではないか
最後にタンタンへのオマージュなのではないかと
と、仰ってました。
これは新しい発見かもしれません

いやあ楽しいイベントでした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お風呂と鉛とワタシ | トップ | 白と黒とワタシ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事