カトリックはクリスマス以上に復活祭が大切ですが、新型コロナウィルスの影響で、信徒の人は教会へは集まらずに、家でインターネットのミサを見て過ごすことになっています。聖木曜日・聖金曜日・聖土曜日(復活祭)復活祭は一日だけではないのです。
聖木曜日は、最後の晩餐を再現するミサで、今まで、キリストが使徒の足を洗う場面を再現、選ばれた方の足を司祭が洗うというミサが行われてきました。(19時~)
通常ならば、私も行かないのですが、第二朗読担当。「パンは私の体、葡萄酒は私の血の盃・・・」とミサを私がいなくなっても続けるようにという箇所。
絶対に行かない方がいいと思う。僕が神父さまに言ってやる。
困ったわ
結局、誰かに代わってとは言えない、誰かも困るでしょう。しっかり手作りマスクして行きました。
神父さまもしっかりマスク。アルコールを入り口でいつもよりたっぷり塗って、担当者だけですから10名。
先唱1 朗読者2 オルガン1(閉祭時のみ) 他6名 司祭も侍者もマスク着用。聖歌隊なし みんな離れて
なんかドキドキして、マスクは息苦しい。朗読はマスクとるのかな?(菊池大司教のyoutubeでは朗読者はしていない)と思ったのですが、マスクとらずに朗読。福音を読む神父さまもずっとマスクしたままでした。
初めに「新型コロナウィルス感染症に苦しむ世界のための祈り」が行われ、聖歌なし。足を洗うのもなし、
聖体拝領はいただくことができました。明日の聖金曜日はキリストが十字架で殺される場面の再現、とても長いミサですが、今日のように省略されるでしょう。
式は40分で終了。人とも話さず目で挨拶して、すごく寒い道を帰りました。
私はミサの中で、涙が止まらなかった。朝、洗礼式の代母をしてくれたシスター石川が亡くなったからです。葬儀があっても行けませんから、このミサはやはり出席して良かったと思ったのでした。
「しっかり消毒して、お風呂入って!」温かい豚汁作ってくれました。心配してくれてありがとう。
八王子市も感染者がでているそうですから、復活祭までのミサも簡略化されると思います。私の担当はこれで終わりです。いのちの大切さを感じた1日でした。