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老老介護記 療養病棟の選択

2019-05-11 17:12:13 | Weblog

5月11日(土)晴れ・暑い【老老介護記 療養病棟の選択】

今日はとても暑く、病院から帰ってきて、ぐったりしてしまいました。昨日と今日は夕食の介添えをやめてみました。病院の食事を食べないと点滴の量が増えてしまい、ついに腕からの点滴は限界状況、真っ赤にはれ上がってしまいました。しかし、結構口から食べていますので、痛々しい点滴はやめてもらえないかと思うほどです。

今まで一日に2回、食事を作って運んでいました。それがかえって点滴の管を抜いてもらうためには、悪かったかもしれません。病院の食事をあまりに食べませんので、これでは点滴を増やさないと、という判断になってしまうのではなかろうか、と考えて、夕食の食事運びはやめてみました。

もう少し母の具合がよくなったら、以前のようにお寺とショートステイを利用して、手元で介護する日を増やしたいと考えています。

それは確かに大変かもしれませんが、ベッドで寝たきりにするのは、母の場合は気の毒に思います。それで、病院の相談員の方と話し合ってみました。とにかくリハビリ病院は受け入れを断られたそうで、寝たきりの老人を預かる療養病棟なら受け入れ可能なので、まず、ここに預けて点滴などで元気をつけてから、自宅に帰るという方針でいかがかと勧められました。

点滴をやめない限り、ショートスティは受け入れてもらえない、ということがわかりましたので、母にこのことをよく説明してきました。

はたして本当に理解してくれたか、どうかはわかりません。一緒に今日もリハビリの助手をしてきましたが、リハビリの方に「ありがとう」と、母に言うように、と言いましたら間髪入れず「ありがとう、有難う」「ありがとう」と言っていました。

しかし、いつも母の介護で選択を迫られることは、かなりのストレスになっています。

以前、本師の傍で介護をしていた時のことを思い出します。いつも最良の介護、看病について選択を迫られ、痩せる思いをいたしました。今も選択と介護で、一キロは痩せました。風が吹けば飛ぶほどの体重なので、一キロはかなりの比率です。弟子の人のことでも一騒動があり痩せてしまっていたところでしたので、老体にはこたえますね。

親の介護をなさっている皆様、この気温の変動にはお気を付けくださいませ。

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#療養病棟