風月庵だより

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老老介護記 一進一退

2019-05-18 21:14:06 | Weblog

5月18日(土)晴れ【老老介護記 一進一退】

お蔭様でお寺の大行事は、一段落着きました。あまり詳細は書かないことにしました。実は5日ほど前のこと、留守電に不審な電話がありました。一応名乗っていますが、「〇〇さんの脚本の著作権について、ご相談に乗りたいと思います」というような電話でした。〇〇は私のペンネームで、かつて脚本を書いたことはありますが、勿論いまさら著作権などを言うつもりはありません。ただ、〇〇というペンネームの人間が、このお寺にいて、さらにこのお寺の電話番号を知っているということが気持ちが悪いことだと思います。ネット情報や、このブログも一つの情報網と言えます。もし、不審な電話の方がこのブログをお読みでしたら、私は、全く著作権などに興味はありませんので、ご放念ください、と申し上げたいです。

さて、母の状態は、ある日は元気かと思うと、今日は全く生きている、という感じがありませんでした。毎日、玄米をきつね色になるまで炒り、さらに長時間煮込んだのをさらに裏ごししたり、野菜スープを裏ごししたりした食べ物等々と、生ローヤルゼリーを運んでいますが、ある時は「おいしい」と言って、よく食べますが、ある時はあまり食べません。

今、24時間、ビーフリードという点滴を続けています。バルーンもつけています。これをなんとかとれないかと思っています。今日は、その上、抗生物質の点滴もしていました。炎症反応が出たとかで、熱が高かったようですが、氷枕も頭と体につけていました。いくら外から体を冷やしても、かえって害があるとしか思えません。

こうして、病院にいると、かえって病気にされてしまうような気さえします。母をこのような目に遭わせてしまって、申し訳ないと思います。お寺の仕事が都合がついたときはお寺で介護をし、忙しいときは施設に預かっていてもらったのですが、まことに残念としか言いようがありません。やはり介護の夜勤の人数が、あまりに少なすぎるのではないでしょうか。20人に対して1人の人が受け持つ、というのはあまりにきついかも知れません。20人に対して、せめて2人というのが、事故が起きないためにも見直される必要があるのではないでしょうか。

母の状態が、これからどうなりますか、見通しがつきません。リハビリのある施設では受け入れてくれないということで、療養病棟ならば、受け入れてくれるということです。来週担当の方と面談をします。療養病棟ということは、何らかの医療行為がないと受け入れてもらえませんので、点滴とバルーンは、外せないということになるのでしょうか。なんとも情けないことです。

#老老介護記

#ビーフリード輸液