5月18日(水) 天気=晴れ
13:29ごまさんスカイタワー駐車場→ 13:39護摩壇山→ 13:50~57龍神岳→ 14:07護摩壇山→ 14:15ごまさんスカイタワー駐車場
お昼過ぎ伯母子岳から下山すると、慌ただしく車を走らせ高野龍神スカイラインの標高1300m地点にある「道の駅ごまさん」に車を停める。ここが護摩壇山への登り口だ。妻は行く気が無いので、私一人で出発する。
道の駅ごまさん(中央の塔がごまさんタワー)
高さ30m余の護摩さんタワーの横を通って、緩やかな階段の遊歩道を10分程歩い行くとアッサリ護摩壇山(1372m)に着いてしまった。山頂にはごまさんタワーのレプリカみたいな山頂標識が立っている。看板には夕焼けの景色が良いと書かれているが、周囲は樹木が繁りあまり展望は無い。
護摩壇山への遊歩道
護摩壇山山頂
これだけではあまりにアッケないので、東隣の龍神岳へも行ってみた。緩やかな尾根道を辿り約10分程歩いたらテレビアンテナ施設が建つ龍神岳(1382m)に着いた。護摩壇山より10m程標高が高く、この山が和歌山県の最高峰になるそうだ。アンテナ施設が無粋だがこちらの方が展望も良く、どうせなら護摩壇山よりこの山を三百名山にすれば良いのにと思った。
龍神岳への道
龍神岳山頂
龍神岳の展望
再び来た道を護摩壇山経由で下山し、妻の待つ「道の駅ごまさん」へ1時間も経たずに戻ってきた。登山と言うのもおこがましく、その辺の散策と言った方が相応しい山歩きだった。実は登山より、これから今宵の宿泊先(十津川村、藤井旅館)までのドライブの方が私には気懸なのだ。
道の駅ごまさん駐車場からの展望(ここの眺めが一番良かった)
それは何故かと言えば、途中の龍神温泉から十津川村まで日本三大酷道の一つである国(酷)道425号を走破せねばならない。噂に違わず酷道425は酷い道だった。随所に「転落事故多発」と「落石注意」の注意看板が立っている。
すれ違い不可能なクネクネの道が延々と続く。こんな悪路を好んで走るバカ(私もその一人)もいて、その度に冷や汗を掻きながらすれ違う。県境の峠を越え、奈良県側に入ったら、若干道の程度は良くなったものの、それでも酷道の名に恥じない。夕刻頃やっと十津川沿いの国道168号に出た時は、正直助かったと思った。今日はマックスギリギリの一日だった。
こんな道もう二度と走らないゾ。何だか登山と言うよりドライブのブログになってしまったようだけど、悪路走破がお好きな方は国道425号を、一度挑戦されてはいかがですか。