6月3日(金)
今日、都内の病院へ赴き「胃カメラ」と「大腸ファイバー」の検査を受けてきた。以前この病院で胃ガンの手術をして以降、毎年継続しているものだが、もう13年間経過したから受検の必要もないだろうけど、検査を止めちゃうと病院から見放されたような気がして、「もう来なくていいよ。」と言われるまで続けたいと思っている。
だが本音を言うとこの検査はちょっと辛い。特に大腸検査の時、私の腸はネジれているそうで(性格じゃ無いよ。手術のせいで腸が癒着してるらしい。)、いつも内視鏡がスンナリと挿入できずお腹は痛くなるし長時間掛るから、検査直後はもう二度とやりたくないとゲンナリする。
今回も憂鬱な気分で検査を受けたのだが、楽ではなかったが例年ほどの苦しさは無かった。いや腸内を縦横無尽に突き進む内視鏡に微かな快ささへ覚えた。長年の受検体験で私の身体が内視鏡に対する適応性を高めたのであろうか。否検査した医師の腕が単に良かっただけなのかも知れぬ。
ともあれ去年の検査では胃と腸にそれぞれ一つのポリープが見つかったけれど、今回はそれも無く、検査を担当した医師は「来週担当の先生が詳しく説明しますけど、胃と腸は大丈夫でしたよ。」と話してくれた。
取りあえずこれで、口から肛門まで続く私の身体のエネルギー補給部門は当面安泰と安堵した。でも絶え間なく衰えていく中高年の身体、腰痛・心筋梗塞・認知症等いつ魔の手が襲うかも知れぬから油断怠りなく生きて行かねばと思います。