6月15日(水)
毎週観ているNHK大河ドラマの「真田丸」は、秀吉による北条氏の小田原攻めがいよいよ始まり今後の成り行きが楽しみだ。さて現代に眼を転じると、都議会連合軍VS舛添都知事との、いわゆる西新宿都庁の戦いが注目を集めている。
大軍で攻勢を仕掛ける都議会連合軍に対し、舛添氏はひたすら低姿勢で猛攻を耐え忍ぶ。それにしても都議会軍団の攻撃は手ぬるかった。特に最大軍団である自民党の拙攻は、見ていて歯がゆい程だった。
対する舛添氏、集中砲火の中で決して白旗を挙げぬ孤軍奮闘の戦いに、思わず「頑張れ。」と言いそうになった。私は天邪鬼な性質なので、皆が皆黒と言ったら白と言いたくなる。増して舛添氏は同郷の人、孤立無援の彼に援軍の手を差し向けたいが、足軽の身分では何の手助けもできぬのが残念だ。
史実によれば小田原攻めで北条氏は滅亡するのだが、果たして舛添氏の運命は如何に・・・とは言っても殆ど落城寸前で、自刃した北条氏政の顔とダブって見えてしまう。真田丸の「小田原城の戦い」そして「西新宿都庁の戦い」、今どちらも眼が離せそうにない。