Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

新国立美術館で「ルノワール絵画展」鑑賞

2016年06月22日 | お出掛け

 6月22日(水)

 前回のブログで「葬送の自由をすすめる会」の総会に出席した事を書いた。だけどそれだけで都内へ行くには交通費が勿体ない(夫婦で¥3000円程かかる。)、新聞販売店から「ルノワール展」のチッケトを貰っていたので、開催している新国立美術館も訪れた。

 行った事のある人なら判るけど新国立美術館はガラス張りのチョーモダンな建物だ。地下鉄乃木坂駅からだと屋外へ出る事無く直接美術館へ入館できる。

 平日だというのに館内は行列が出来る程の混みようだ。ユッタリとゲージュツ鑑賞したいのに、全く世の中暇な奴らが多いもんだと嘆かわしくなる。(我々夫婦もその中に入っているんだけど)

 ルノワールはフランスが生んだ印象派の世界的巨匠(パンフレットによると)で、彼の絵画が100点以上展示されていた。印象派のカテゴリーが今一つ解せぬけれど、点描を用いてキラキラと輝くような雰囲気の絵が多いようだ。

 それから彼の描く裸婦像は、ふっくらした豊満な女性が圧倒的に多い。写真に写るルノワールは髭を生やした痩せぎすな男なので、自分とは対極的な女性が好みなのではと推測される。

 しかし美術館巡りでいつも違和感を感じるのが展示品前の人集り、最前列で動かぬ輩が必ず何人かいる。空いてればいいけれど、後ろから押すな押すなの列なのに置石のように固まって動かぬ。「ハイハイ、アンタの美的見識はよ~く判ったから、サッサと動けよソコのオッサンにオバハン ←不適切発言でした。」

 せっかく心の平穏を求めてゲージュツ鑑賞してるのに、こんな事でカリカリする自分にも嫌気が差す。齢を取れば丸くなる何てウソッパチなんだね。それともこの短気、前頭葉の萎縮からくる認知症の前兆なんだろうか。

 ルノワールの絵は登場人物や風景が明るく生き生きと描かれているように見え、私のようなゲージュツの素人にも馴染みやすいような印象をもった。私より先にルノワール展を鑑賞したというテニス仲間のNさんに感想を尋ねると、絵画が趣味の彼は「つまんねー絵だった。ワザワザ電車賃払って見に行くほどのもんじゃなかったよ・・・・胸中(俺の絵の方が遥かにいいよ。)」と散々の言い様だった。

 地下鉄、乃木坂駅から新国立美術館入口

 

コメント
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