5月21日(土) 天気=晴れ
06:48ロープウェー登山口駅下駐車場→ 06:58櫛羅の滝コース分岐→ 07:43自然研究路分岐→ 08:25~44大和葛城山→ 09:31~35二ノ滝→ 09:54櫛羅ノ滝→ 10:05ロープウェー登山口駅下駐車場
昨夜車中泊した「道の駅、紀ノ川万葉の里」は、紀ノ川の畔にあり、静かで良い場所と思ったのだが、夕暮れから深夜まで近所の悪ガキ共(不適切発言でした。地元のお子さん達)がスケートボードに興じ、その音が煩くて中々寝付けなかった。
道の駅紀ノ川万葉の里
今朝は国道沿いのコンビニで朝食を済まし、無料開放中の京奈和自動車道を通って早々と登山口がある葛城山ロープウェー登山口駅に着いた。ところが早過ぎたので駐車場が閉鎖されている。どこに車を停めようか思案していたら、駐車場管理のオジサンが出勤し、1000円の駐車料金を払って一番乗りで車を停める事ができた。
葛城山ロープウェー登山口駅
準備を終えて歩き出そうとしたら、駐車場のオジサンが葛城山のガイドマップをくれた。ロープウェー登山口駅の横を過ぎると頑丈な鹿避け柵があり、その扉を開けて通過する。その先で道が分岐し、左は沢沿いの「櫛羅の滝コース」で、我々は右へ曲がって北尾根コースを登る。
鹿避け柵
今日は夏のような暑さで、強い日差しに汗が噴き出す。しばらく登ると「展望スポット」があり下界の街並みが眺められたが、春霞でぼやけた風景だ。更に樹林の道を登って行くと再び道の分岐点に着いた。左は自然研究路を経て山頂へ向かうコースで、出発前、駐車場のオジサンが「自然研究路の方が楽だよ。」とアドバイスしてくれたが、急坂だが距離が短いので右のコースを進む。
展望スポットから山麓の眺め
展望スポットからロープウェー山頂駅方面
自然研究路分岐
急坂の道はそれ程長くは続かず、稜線の道に合流した。この稜線伝いの道は「ダイヤモンドトレイル」と呼ばれている。近頃はブームのようでアチコチにトレイルコースがある。ダイヤモンドトレイルコースをしばらく進むとアンテナ施設があり、その先でロープウェー山頂駅からの道と合流した。合流地点には食堂とトイレがあり、食堂は時間が早いせいかオープンしていなかった。
稜線のダイヤモンドトレイルコース
道路を挟んだ食堂の反対側の丘が葛城山(959m)で、広々とした草原の山頂だ。大勢の人が思い思いに寛いでいる。山頂の南側は水越峠を越えて金剛山が聳え、西側は眼下に大阪市街地が広がっている。天気の良い夜間に素晴らしい夜景を見る事ができるだろう。
葛城山山頂
山頂から金剛山方面
山頂から大阪市街地
20分程滞在して山頂を後にする。ロープウェー駅へ降る道は混雑するので避け、食堂脇の薄い踏み跡を降る。この道は静かで誰とも会わず、やがて櫛羅のコースに合流した。
櫛羅のコースは一番人気の登山道で、次から次と人の列が絶えない。しかし樹林帯の変化に富んだ気持ちの良い道だ。しばらく降って行くと「二ノ滝」への道が左に分岐していた。
二ノ滝
妻を待たせ、私一人で滝見物へ行く。5分程で着いた二ノ滝は水量乏しい小さな滝でちょっとガッカリだった。再び妻の所へ戻り、櫛羅の滝コースを降って行く。降るにつれ登山の人が増々増えてきた。葛城山はロープウェーもあり高尾山みたいな山なので、誰でも安心して登れるところが人気何だろう。
櫛羅の滝
やがて沢に着くと登山道近くに「櫛羅の滝」があった。二ノ滝よりひと回り大きかったが、熊野の豪壮な滝に比べたら何とも貧相な滝である。滝から歩いてすぐに、北尾根コースと合流し、その先の鹿避け柵を潜って10時過ぎ、登山口駐車場へ戻ってきた。駐車場は既に満杯で、駐車待ちの車が何台も溢れている賑わいだった。
下山時の駐車場
歩き疲れは無いものの、今日は暑かったので汗ビッショリだ。香芝市にある公共の日帰り温泉で山の汗を流した。明日は琵琶湖の西岸に聳える蓬莱山を登る予定なので、ドライブがてら滋賀県の琵琶湖へと車を走らせた。それにしても好天続きで天気に恵まれている。