monologue
夜明けに向けて
 



このところ水がたしかに変わりついにフトマニや黄金太陽などのことばが人々に認知される時代に入った。なにかが裏で蠢(うごめ)いている。それを感知する人々も増えてきた。鏡の世界という考え方がもう奇異ではなくなった。そもそも、いったいその鏡とはなになのか。
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かがみ【鏡】
 滑らかな平面における光の反射を利用して容姿や物の像などをうつし見る道具。中国から渡来。古くは金属、特に銅合金を磨いたり錫を塗ったり、または錫めっきを施したりした。円形・方形・花形・稜形などに作り、室町時代から柄をつけるようになった。今日では、硝酸銀水溶液をガラス面に注ぎ、苛性ソーダなどによってコロイド状の銀をガラス面に沈着させ、その上に樹脂などの保護膜を塗る。鏡は古来、呪術的なものとして重視され、祭器や権威の象徴・財宝とされた。
(広辞苑第五版CDより)
広辞苑には以上のように説明されている。鏡とはそれだけのものなのだろうか。
それではなぜ多くの神社で御神体として、円形の鏡が祭られているのだろうか。
そろそろ辞典に書かれたことではなくわたしたち自身でその本当の意味について考えてみる時が来たらしい。
次回はなんとか鏡割りをしてその背後に潜んでいる秘密を暴いてみたい。
fumio


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