monologue
夜明けに向けて
 



炎と水、そして風=「水(ミ)」→「火(カ)」→「タタラ・アタタラ」
「タタラ・アタタラ」が「多ラ・ア多ラ」で「オオラ・アオオラ」となって、ラがハングルの「己(リウル)」に換えられるのなら思い出す神名「大己貴」がある。それはオオクニヌシのこととされニギハヤヒを祀る神社でニギハヤヒの名前を出さないためにすり替えられる祭神名なのである。
 ヒミコの名、大日霎貴(オオヒミコムチ)の大と貴は美称と敬称であるから除いた部分が本名ヒミコだった。大己貴の場合も名前の核は「己」である。大己貴で大きな土地(ナ)の主という意味になるから大国主ということになる。
 一般には命や尊が使用される敬称に「貴」が使用されているのはヒミコの「大日霎貴」とオオクニヌシの「大己貴」だけでたまに宗像三女神にも使用されることはあるが本来はキやタットブと読む「貴」をムチと読ませるのは風土記などに「大穴六道」と表記されることもあるようにこの「貴」はムチと読ませることで「六」の意味をもち出雲の八にナベブタをかぶせるために使われた封印なのであった。
すなわち、「大己貴」から封印「貴」を解き放ち本来の「主」に戻せば「大己主」となる。そしてそれは「オオラ主」と読めるのである。ニギハヤヒは「オオラ・アオオラ」と回転する「たたら」の神であった。
「己(竜)」のエネルギーとしてかれは黄金太陽宇宙を止めることなく回転させ続ける。
「たたら」の秘法によって…。
fumio

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