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初代皇后「御歳(みとし)」
預言解読
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2006年06月13日
炎と水、そして風=「水(ミ)」→「火(カ)」→「タタラ・アタタラ」
なぜニギハヤヒがこれほどわたしたちを「たたら」で足踏みさせているのかやっとわかった。
それはこれまでかれのかわいい末娘、初代皇后「御歳(みとし)」のことをこのブログで採り上げたことがなかったからである。わたしのホームページの
時空捜査局
では採り上げたことはあるがそれでは不十分だったらしい。
神武についてはだれでも知っているがその皇后「御歳」については知る人が少ない。それは日本(ひのもと)の民としては恥ずかしいことなのだ。神武と御歳の結婚、すなわち即位式は、辛酉の年元旦、西暦二四一年二月十一日(紀元節、建国記念の日)、奈良県桜井市三輪の地で執り行われた。
しかしかの女の存在は前回紹介した古事記の丹塗矢(にぬりや)の話によって故意に貶められ封じられていた。
-----------
大物主神(ニギハヤヒ)は三島溝咋(みぞくい)の娘、
勢夜陀多良比売(せやだたらひめ)を見添め、
丹塗矢となって用便用の溝を流れ下り、彼女が川を跨ぐと陰部(ほと)を突いた。
その矢を床の辺に置くと美しい大物主が現れ、
二人の間に富登多多良伊須須岐比賣命(ほとたたらいすすきひめ)が生まれたが
ホトというのをはばかって比売多多良伊須気余理比賣(ひめたたらいすけよりひめ)と改名する。
---------------------------
この逸話はわが国の初代皇后の出生譚にしてはあまりに下品すぎてこれでは子供や一般に喧伝できない。
そんな封印がほどこされていたのだ。もうこの封印を解いて初代皇后の復権をはかりたい。
饒速日(ニギハヤヒ)は日本国建設のため九州から大和へ入る旅の途中、河内地方の族長、長髄彦(ながすねひこ)の娘、御炊屋比売(みかしきやひめ)と結婚している。
ということはこの説話の三島溝咋(みぞくい)とは長髄彦で勢夜陀多良比売は御炊屋比売である。
饒速日と御炊屋の間には多くの子供が生まれたがその末子が御歳であった。
御歳(みとし)は伊須気依姫、あるいは高照姫と呼ばれ、『記紀』では比売多多良伊須気余理比賣(ひめたたらいすけよりひめ)、媛蹈鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずひめ)、などと表記され、末子相続の時代なので父、大歳(ニギハヤヒ)から歳という文字とタタラという娘らしくない金属溶解に使うフイゴのことの名前も継いだのであった。
古事記編纂者が伊須気依姫の母の御炊屋姫につけた「勢夜陀多良比売」という仮名は岩波文庫の注によると勢夜(セヤ)のセはソと交替する音でソヤは金属の矢尻の矢ということでセヤタタラで「矢を立てられ」となるという。勢夜は御炊屋の言い換えで御炊屋を意図的に「サスヤ」と読み、それを「セヤ」と短く読んだのだ。「陀多良」は「立てられ」などではなく金山彦と呼ばれるほど「たたら」と関わりの深かったニギハヤヒとの関係を示す語であった。
族長、長髄彦を三島溝咋(みぞくい)なぞという、溝は女性器を示唆し咋(くい)は男性器を象徴する名前にして嗤い、伊須気余理比賣の「いすすき」の意味も岩波文庫の注では、あわてふためいたとか、ぶるぶるふるえた、という。洋の東西を問わずバカにするときはセックスや下ネタということになる。意図的にセックスをからめ蔑み貶めているのだ。ところが、伊須気依姫の真の意味は五十須気依姫で素晴らしい須の気が依りつく姫という意味で古代の名前に「依り」がつくのは後継者の印なのであった。スサノオの後継者は本名「久女」(継承者名須世理姫)、ヒミコの後継者は第五子、市杵島姫(継承者名サヨリ)でみんなヨリがついていた。スが依りついたりサが依りついたりする神の依り代ということである。一般に知られているかの女の名前に対するセクハラ解釈には情けなくなる。
大和との大同団結をよく思わなかった日向族の古事記編纂者たちは初代皇后「御歳」の出生譚をこんな形で伝承してその存在を貶め封じていたのである。
fumio
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