monologue
夜明けに向けて
 



  昨日に続いてビルボード年間チャート のサイトから1963年のビルボード年間TOP10シングルを以下にコピーさせていただく。
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1963年のヒットシングル/ビルボード年間チャート
順位 シングルタイトル アーティスト
 1 Sugar Shack
シュガー・シャック Jimmy Gilmer&The Fireballs
ジミー・ギルマー&ザ・ファイアーボールズ
 2 Surfin' USA
サーフィンU.S.A. Beach Boys
ビーチ・ボーイズ
 3 The End Of The World
この世の果てまで Skeeter Davis
スキーター・デイヴィス
 4 Rhythm Of The Rain
悲しき雨音 Cascades
カスケーズ
 5 He's So Fine
イカシタ彼 The Chiffons
シフォンズ
 6 Blue Velvet
ブルー・ヴェルヴェット Bobby Vinton
ボビー・ヴィントン
 7 Hey Paula
ヘイ・ポーラ Paul&Paula
ポール&ポーラ
 8 FingertipsⅡ
フィンガーチップス・パート2 Little Stevie Wonder
リトル・スティーヴィー・ワンダー
 9 Washington Square
ワシントン広場の夜は更けて The Village Stompers
ヴィレッジ・ストンパーズ
10 It's All Right
イッツ・オール・ライト The Impressions
インプレッションズ

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 こうしてみるとほとんど日本でもヒットした曲だけど数曲あまり知られていない曲がある。第5位のChiffons の「イカシタ彼」「He's So Fine」 はあまり日本のラジオで流れないけれどよく聴いてみると思い当たることがある。 そう、ジョージ・ハリソンの My Sweet Lord とそっくりなのだ。わたしたちファンはビートルズが解散してからジョージが個人的に My Sweet Lord をリリースした時さすがジョージと喜んだものだがやがて盗作疑惑が取りざたされてジョージは訴えられた。ミュージシャンはいつも知らないうちに耳にしたメロデイを自作に使用してしまったのではないかという不安を抱えているが「He's So Fine」 は全米年間チャートで5位に入るほどのヒットだったので残念ながらジョージの申し開きは聞き入れられず敗訴したのである。それでもわたしはメロデイは似ていても曲想は違うし歌としては My Sweet Lord のほうが優れていてジョージ・ハリソンの代表曲にふさわしいと思う。ジョージは今頃天国で「マイ・スイート・ロード」と歌っているのだろうか。
fumio


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