monologue
夜明けに向けて
 



自分が一体いつの頃からの洋楽ヒット曲を知っているのか、とビルボードチャート のサイトから1960年のビルボード年間TOP10シングル年間チャートを以下にコピーさせていただく。
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1960年のヒットシングル/年間チャート

順位 シングルタイトル アーティスト
1 Theme From"A Summer Place"

夏の日の恋
Percy Faith

パーシー・フェイス

2 He'll Have To Go

浮気はやめなよ
Jim Reeves

ジム・リーヴス

3 Cathy's Clown

キャシーズ・クラウン
Everly Brothers

エヴァリー・ブラザーズ

4 Running Bear

悲しきインディアン
Johnny Preston

ジョニー・プレストン

5 Teen Angel

ティーン・エンジェル
Mark Dinning

マーク・ダイニング

6 It's Now Or Never

イッツ・ナウ・オア・ネバー
Elvis Presley

エルヴィス・プレスリー

7 Handy Man

ハンディ・マン
Jimmy Jones

ジミー・ジョーンズ

8 I'm Sorry

ごめんなさい
Brenda Lee

ブレンダ・リー

9 Stuck On You

本命はおまえだ
Elvis Presley

エルヴィス・プレスリー

10 The Twist

ツイスト
Chubby Checker
チャビー・チェッカー


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 このうちまともに知っているといえるのは情けないことに 「夏の日の恋」「悲しきインディアン」 「イッツ・ナウ・オア・ネバー」 そして 「ツイスト」ぐらいであることに気が付いた。洋楽に興味のなかった中学生のわたしの耳にもそれらの歌は届いていたようである。「夏の日の恋」はサンドラ・デイとトロイ・ドナヒューの映画「避暑地の出来事」のテーマ曲として流れてきた。「悲しきインディアン」は河を挟んだインデアンの恋人達の切ない恋を歌っているという話しを聞いて心に刻まれた。「イッツ・ナウ・オア・ネバー」はプレスリーが歌うイタリア民謡「オオ・ソレ・ミオ」ということでなじみ安かった。「ツイスト」は「ツイスト」という腰をひねるダンスがブームになって日本では歌より踊りが流行った。わたしは京都の大丸というデパートの屋上で踊りながら歌うオジさんとオバさん達のグループを呆然と見守っていた。そのグループはなぜかあまり好きにはなれなかった。わたしが洋楽に目覚めるにはもう数年の時が必要だったのである。
fumio

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