歴代1位の29連勝という大記録達成がかかる14歳の中学生棋士藤井聡太四段は、増田康宏四段(19)との竜王戦「決勝トーナメント」の初戦に臨んだ。
居飛車戦で先手の藤井四段は序盤から無理気味とも見える攻勢に出たが増田四段がうまく反撃して優位に立った。夕食休憩後局面が慌ただしく動き藤井四段が桂馬を活用して中央から攻め込みチョコレートを食べて栄養補給して終盤のたたき合いに臨んだ。そして有利になると着実に寄せの網を絞り、午後9時24分、91手までで増田四段が投了した。互いに10代棋士の若々しい対局で将棋界に新たな息吹を感じさせた。
fumio
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