風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

「ムクノキ」「ナンジャモンジャ」実の違いと、ついでに種まき

2019年12月01日 | ムクノキ 実生
今日は晴れて暖かい一日でした。
午前中は仕事で、午後から先日のお寺のイチョウを見に行ってきました。
同じ木が、お天気でこんなにも印象が違うなんて(^^)


雨に濡れていた落ち葉は、ふかふかの絨毯になっていました。


イチョウの葉をよく見ると、葉脈がすべて縦方向に平行に走っています。
複雑な編み目状の葉脈とは違う、これは原始的な葉脈なのだそうです。


ふたり、何年一緒にいるのかな(^^)


この前来たときは暗くて気が付かなかったけど、境内には他にも大木が何本もありました。


近くまで行ってみたら、クスノキでした。
デベソが可愛い。


落葉樹の中で、力強く茂っています。


もう一本、クスノキと同じくらいの大きさなんだけど、少し華奢で
葉が散り始めている木がありました。
何の木だろう?


木の下へ行ってみると、黒い大きな実が地面を覆うように落ちていました。


この実は・・・もしかして、ムクノキ?


後で調べるために、樹皮の写真をとりました。
若い幹。


裏へ回ると、いちばん太い幹は樹皮が割れて、剥がれ落ちていました。


うちに帰ってきて、実の中から種を取り出してみました。


検索したら、種は「表面に粒上の突起があり、核の先端に種枕がついている」
樹皮のほうは「灰淡褐色で、縦に小さい皮目が並び、浅い筋となる。」
「老木では、その筋から割れて短冊状の薄片となり、剥がれて落ちる。」とありました。
これらの特徴から、見つけた大木は、やっぱりムクノキでした(^^♪


去年の冬に、ムクノキだと思って種を拾ってきた「ナンジャモンジャ」との違いを比較してみました。
ムクノキの実の付き方と、実。




ナンジャモンジャの実の付き方と、樹皮。




実はそっくり。


ナンジャモンジャの種。種の形の違いは、比べてみてよく分りました。


実から取り出したムクノキの種をきれいに洗って、今日蒔きました(^^)


芽が出るといいな。




去年蒔いた「ナンジャ」の種はまだ発芽しないけど
自分の好きなタイミングで、いつか芽を出すかしれませんね^m^