風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

仙人草

2019年12月19日 | いきものとか植物とか、いろいろ
返り咲き?
それにしては、勢いがスゴイ(^^)


垣根に絡みついたつるに、センニンソウの花が
雪が積もるように咲いていました。
花期は、8月から9月です。


後日、夕方仕事の帰りに同じ場所を通ったら
更に満開になっていたので、分けて貰ってきました。

薄明りの中で見ると、雰囲気が違ってとても幻想的です。

この前採ってきた「ヒヨドリジョウゴ」と一緒に水に挿しました。
こんなに可愛い花と実なのに・・・ふたりとも、毒があるの(^^)



センニンソウの名前の由来は、種に付く綿毛が「仙人のヒゲ」のように見えるところからです。
キンポウゲ科の多年草で、強い毒を持っています。
そのため、別名も「馬食わず」「ウシ食わず」「馬の歯落とし」「馬の歯欠け」などなど・・・
歯が落ちるなんて、怖い名前です。

キンポウゲ科の植物は、ほとんどが毒草で、その代表的なものは「トリカブト」です。
でも、ネットで「キンポウゲ科の植物図鑑」を見てみたら
園芸店で普通に売られている「オダマキ」や「クリスマスローズ」「シュウメイギク」なども
みんな毒草で、びっくりしました。

4枚の花びらに見える部分は、ガクです。
切り花にすると水揚げがよくて、つぼみも咲いてくるので、長い間楽しめます。
素手で触らない方が良いそうですが、私は平気でした。
まだ咲いているかな?今日も見て帰ります(^-^)V