庭で見つけて飼育していた、オオスカシバの幼虫が
今朝、羽化しました!
午前6時半、まだ翅にクリーム色の鱗粉が付いています。
サナギになってから1週間後に、土からマユを取り出し・・・
小さい容器に入れなおして・・・
他のサナギたちと一緒に
飼育ケースで羽化を待っていました。
土から這い出てくるとき、足場になるように
キッチンペーパーをケースの壁面に貼り付けておいたので
それを伝い、上まで登って翅を広げたようです。
ベランダに行って、ケースのフタをひっくり返して外へ出しました。
高速で飛び回るこの蛾を、こんなにじっくり見られるのは
羽化直後だけなので、一時も目を離さず見つめます(#^.^#)
スズメガは、漢字で「雀蛾」と書きます。
姿形がスズメに似ているからだと思っていたのですが
名前の由来を改めて調べたら「雀のように活発に飛び回るから」だそうです。
端正な顔立ちです。(そう思うのは、蛾が好きだからかな?)
じっくり見つめたので、次は指に乗ってもらいます(^O^)
蝶も蛾も、羽化したばかりは
不思議なくらい、躊躇なく指につかまってきます。
少しでも高い所から飛び立ちたいという、本能からかな。
指先でじっと動かず、前方を見つめています。
何を待っているんだろう・・・
体内で飛ぶ準備が整うのを待っているのかな。
今朝は東の風が吹いていて、翅の鱗粉が
ハラハラと強風に剥がされていきます。
粉と言うより、米つぶみたいな顆粒です。
蝶や蛾にとって、翅についている鱗粉は重要な役割を果たしているのに
オオスカシバは、どうしてそれを捨てて透明な翅を選んだんだろう?
高速で飛ぶためという説があるけど
ホバリングの時の安定感は、鱗粉がある他のスズメガに比べて低くて
空中で完全に静止できず、植物にそっと前脚を添えているそうです(^^ゞ
5分後、肉眼では見えないくらい、細かく翅を振るわせ始めました。
微かな振動だけが、指先に伝わってきて
しだいに鱗粉が落ち、翅が透明になりました!
大きな体に対して、翅はとても小さいです。
そろそろお別れが近づいてきました。
もう一度顔を見せてね(#^.^#)
指の上でチョコチョコッと向きを変えて
黒い毛の生えたお尻の先を、クッと上げ
幼虫時代に体内に溜まった、老廃物を勢いよく排出しました。
そして、今度は翅を振動させるのではなく
力強く羽ばたかせ始めました。
再び、お尻から水分を排出しました。
いよいよ離陸の態勢です。
名残惜しいけど、お別れの時がきました。
脚を蹴り出して、フワッと後ろへ浮いた次の瞬間
前方へ体をひるがえし
空へ飛んでいきました。
*****************
あの子が残していった、ベッドと・・・
脱ぎ捨てた洋服(笑)
毎度のことですが、気が抜けたような、寂しい気持ちになります(^^ゞ
今回のオオスカシバは、かなり大きな幼虫を見つけたので
すぐにサナギになってしまい、その16日後に羽化しました。
飼育(お世話)した~!という実感があまりなかったけど
「初スズメ」が、寄生も事故もなく、無事に成虫になってくれて
本当に嬉しかったです。
庭のクチナシに飛んで来て、また会えたらいいな(#^.^#)
今朝、羽化しました!
午前6時半、まだ翅にクリーム色の鱗粉が付いています。
サナギになってから1週間後に、土からマユを取り出し・・・
小さい容器に入れなおして・・・
他のサナギたちと一緒に
飼育ケースで羽化を待っていました。
土から這い出てくるとき、足場になるように
キッチンペーパーをケースの壁面に貼り付けておいたので
それを伝い、上まで登って翅を広げたようです。
ベランダに行って、ケースのフタをひっくり返して外へ出しました。
高速で飛び回るこの蛾を、こんなにじっくり見られるのは
羽化直後だけなので、一時も目を離さず見つめます(#^.^#)
スズメガは、漢字で「雀蛾」と書きます。
姿形がスズメに似ているからだと思っていたのですが
名前の由来を改めて調べたら「雀のように活発に飛び回るから」だそうです。
端正な顔立ちです。(そう思うのは、蛾が好きだからかな?)
じっくり見つめたので、次は指に乗ってもらいます(^O^)
蝶も蛾も、羽化したばかりは
不思議なくらい、躊躇なく指につかまってきます。
少しでも高い所から飛び立ちたいという、本能からかな。
指先でじっと動かず、前方を見つめています。
何を待っているんだろう・・・
体内で飛ぶ準備が整うのを待っているのかな。
今朝は東の風が吹いていて、翅の鱗粉が
ハラハラと強風に剥がされていきます。
粉と言うより、米つぶみたいな顆粒です。
蝶や蛾にとって、翅についている鱗粉は重要な役割を果たしているのに
オオスカシバは、どうしてそれを捨てて透明な翅を選んだんだろう?
高速で飛ぶためという説があるけど
ホバリングの時の安定感は、鱗粉がある他のスズメガに比べて低くて
空中で完全に静止できず、植物にそっと前脚を添えているそうです(^^ゞ
5分後、肉眼では見えないくらい、細かく翅を振るわせ始めました。
微かな振動だけが、指先に伝わってきて
しだいに鱗粉が落ち、翅が透明になりました!
大きな体に対して、翅はとても小さいです。
そろそろお別れが近づいてきました。
もう一度顔を見せてね(#^.^#)
指の上でチョコチョコッと向きを変えて
黒い毛の生えたお尻の先を、クッと上げ
幼虫時代に体内に溜まった、老廃物を勢いよく排出しました。
そして、今度は翅を振動させるのではなく
力強く羽ばたかせ始めました。
再び、お尻から水分を排出しました。
いよいよ離陸の態勢です。
名残惜しいけど、お別れの時がきました。
脚を蹴り出して、フワッと後ろへ浮いた次の瞬間
前方へ体をひるがえし
空へ飛んでいきました。
*****************
あの子が残していった、ベッドと・・・
脱ぎ捨てた洋服(笑)
毎度のことですが、気が抜けたような、寂しい気持ちになります(^^ゞ
今回のオオスカシバは、かなり大きな幼虫を見つけたので
すぐにサナギになってしまい、その16日後に羽化しました。
飼育(お世話)した~!という実感があまりなかったけど
「初スズメ」が、寄生も事故もなく、無事に成虫になってくれて
本当に嬉しかったです。
庭のクチナシに飛んで来て、また会えたらいいな(#^.^#)