風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

クロアゲハの幼虫と、ナミアゲハの幼虫の違い

2020年07月26日 | クロアゲハ
庭のミカンの木に、まだ「鳥フン」状態の幼虫がいました。
アゲハ蝶の幼虫です。


毎年もっと早い時期から、庭には蝶の幼虫がうじゃうじゃ発生して
嬉しい悲鳴をあげていたのですが・・・
どうしたのか、今年は幼虫が現われないのです!
春先にタマゴを産みにきた蝶を、庭ネコが狙ったせいか
それとも、アシナガバチが根こそぎ狩っていくのか・・・
やっと見つけた鳥フンちゃん!嬉しくて速攻で部屋に連れてきました(^-^)V


次の日のお昼ころ、まだエサの葉っぱはあるよね・・と
飼育ケースを覗くと、脱皮していました(^^)
まったく別人のようになった子の
うるんだ瞳と目が合って(ホントの目じゃないけど(笑))ん?っと違和感が


なんだか痩せてない?頭でっかちじゃない?
威嚇する時に出すツノって、そんな色だった?
そもそも、そんな顔してたっけ?
見慣れたアゲハの幼虫と、なんか違う気がする・・・


**********
去年育てたナミアゲハの幼虫の写真を、引っ張り出してきました。
これは「ナミアゲハ」の背中です。


そして、こちらが今年の子の背中模様。


ナミアゲハの体の側面。
ムッチムチで、弾力がある印象だし
実際に触れてみても、これぞアオムシ!という重量感でした。


今年の子(笑)
まるで、アオムシの着ぐるみを羽織っているような感じで
全体的に柔らかく、動きもしなやかです。


もう、ぜんぜん違うじゃないですか(^^ゞ
ネットで調べたら、今年の子は「クロアゲハ」だと分かりました!
不思議なことに、クロアゲハを飼うのは生まれて初めてです。
今日からこの子を「クロちゃん」と呼ぶ事にしました(笑)


ミカンの葉を新しいものに変えるときに
あんまり触ってはいけないのだけど・・・
ちょっとだけ「ふれあいタイム」で観察します。


この角度から見ると
白い幼虫がアゲハの衣装を着ているみたいです。


本当のお顔はこっち。
地味だけど、小さな目も可愛いです。


腹脚は透き通るような白色で
お腹全体が白いので「着ぐるみ感」がするのかもしれません(´∀`)


昨日の午後の写真です。
本当にきれいな模様(#^.^#)
たくさん食べて大きくなってね~とケースに戻して・・・


今朝、起きて様子を見たら・・


サナギになる前の「前蛹」になっていました!


部屋に来てから一週間でした。
ケースのフタ裏とか、壁面じゃなくて
ちゃんとミカンの木の枝でサナギになるなんて
クロちゃんはなんて親孝行なイイ子なんでしょう(#^.^#)

初めてのクロアゲハです!
無事に羽化してくれるといいなぁ~

※タイトルを間違えたので、訂正させていただきました<(_ _)>

 ●クロアゲハのその後●
「2020年7月30日 クロアゲハの幼虫、最後の脱皮
「2020年8月7日 クロアゲハが羽化しました