散歩の帰り道
アスファルトの裂けめに生えている草を食べる
「セスジスズメ」の幼虫を見つけました。
ここは、自転車がたくさん通る歩道なので
家に連れて帰ることにしました。
この幼虫は、歩く時にお尻の角を前後にピコピコ振るので
ピコピコ虫とも呼ばれています(^m^)
葉っぱの上にいるのは、アリに襲われているのを見てしまって
枝から取って持ってきました。
後で調べたら「マイマイガ」のサナギだとわかりました。
帰宅すると、セスジスズメの幼虫が食べていた
ユウゲショウが生えている鉢を、庭から持ってきました。
飼育ケースより居心地が良さそうです(#^.^#)
でも、次の日の朝には葉を食べ尽くして
鉢のヘリで悲しげに丸まっていました。
ユウゲショウは、スズメガの食草なので
種をまいて、庭のあちこちに生やしているのですが
1本の茎についている葉が小さくて
だんだん幼虫の食欲に追いつかなくなってきました。
同じアカバナ科の「コマツヨイグサ」なら食べるかも・・・
そう思って、近所の田んぼへ摘みにいってきました。
ペットボトルのフタに入れたオアシスに茎を挿して
コンパクトなエサ入れを作りました。
最初は食べる様子がなくて、心配しましたが
お腹が減って我慢できなくなったのか、モリモリと食べるようになりました。
このあと3日間、コマツヨイグサを食べさせて
吊り下げる網の中で飼育しました。
***************
家に連れてきてから5日後の朝
葉を食べず、網の上の方に止まったままになりました。
サナギになるのかな?
他のスズメガの幼虫と違って、セスジスズメの幼虫は
サナギになる合図でもある、体の色の変化がないのでよく分かりません
小さな容器に土を入れて、その上に置いたのですが
この前の「オオスカシバ」と同じで、なかなか土にもぐっていきません(^^ゞ
仕方がないので、いつものボウルを出してきて
園芸の土を入れて、その上に置くと
すぐにもぐり始めました!
歴代の「もぐる系」の幼虫たちは、このボウルが大好き(笑)みたい。
すり鉢状になっているのが良いのかな?不思議です。
3日後、サナギを取り出すのに、土を除けると
今回の子は、こんな風にマユを作っていました(^○^)
そーっと剥がします。
小さい容器にマユを埋めなおして
飼育ケースの中へ移動しました。
先にサナギになったオオスカシバの隣へ。
***************
7月1日、「スカシバ先輩」が羽化!
その9日後、7月10日の夜11時半に
寝ようとしたら、飼育ケースの中で
セスジスズメが羽化しているのを見つけました!
サナギになってから、ちょうど2週間で成虫になりました。
手に止まらせて、ケースの外へ出します。
いかにも「高速で飛べます!」みたいな形の翅をしています。
背中にある2本の白い筋が、「背筋雀蛾」という名前の由来です。
スズメガの大きな特徴は、翅の形態と、羽ばたき周波数
それと、空中に停止(ホバリング)できることだそうです。
蝶の羽ばたきが、1秒間に10回前後なのに対し
エビガラスズメで40回、オオスカシバは70回に達するそうです。
自然界では、絶対に見られない角度からの、可愛い表情です(^○^)
この大きな目で、花との距離を保って安定したホバリングができるそう。
小さな後翅は、前羽とリンクさせて
左右一対の翅のように羽ばたきます。
これは飛行能力の高いハエと似る飛び方だそうです。
昆虫の色々な能力を、知れば知るほど
虫たちに対する興味、憧れ、尊敬などが増すばかりです!
なにより、わくわくして楽しい気持ちになります(^^♪
***************
雨が止んでいたので
夜のうちに、外へ放すことにしました。
名残惜しいです。
あのイモムシが
こんなカッコイイ姿に変身するなんて・・
いま、どんな気分か聞いてみたい気がしました(笑)
窓の外に出した手の上で、夜風に吹かれながら
翅を細かく振動させ始めました。
背後から風を受けていたのですが
くるりと向きを変えて、風に乗るようにフワッと飛び立って
空中でまた向きを変えて、闇の中へまっすぐ飛んでいきました。
***************
朝起きると、昨夜のことは夢だったのかな?なんて思えてきたけど
土の上に抜け殻がありました。
やっぱりちょっと寂しいです(笑)
次はマイマイガのサナギが
無事に羽化するのを待ちます(^-^)ゝ
アスファルトの裂けめに生えている草を食べる
「セスジスズメ」の幼虫を見つけました。
ここは、自転車がたくさん通る歩道なので
家に連れて帰ることにしました。
この幼虫は、歩く時にお尻の角を前後にピコピコ振るので
ピコピコ虫とも呼ばれています(^m^)
葉っぱの上にいるのは、アリに襲われているのを見てしまって
枝から取って持ってきました。
後で調べたら「マイマイガ」のサナギだとわかりました。
帰宅すると、セスジスズメの幼虫が食べていた
ユウゲショウが生えている鉢を、庭から持ってきました。
飼育ケースより居心地が良さそうです(#^.^#)
でも、次の日の朝には葉を食べ尽くして
鉢のヘリで悲しげに丸まっていました。
ユウゲショウは、スズメガの食草なので
種をまいて、庭のあちこちに生やしているのですが
1本の茎についている葉が小さくて
だんだん幼虫の食欲に追いつかなくなってきました。
同じアカバナ科の「コマツヨイグサ」なら食べるかも・・・
そう思って、近所の田んぼへ摘みにいってきました。
ペットボトルのフタに入れたオアシスに茎を挿して
コンパクトなエサ入れを作りました。
最初は食べる様子がなくて、心配しましたが
お腹が減って我慢できなくなったのか、モリモリと食べるようになりました。
このあと3日間、コマツヨイグサを食べさせて
吊り下げる網の中で飼育しました。
***************
家に連れてきてから5日後の朝
葉を食べず、網の上の方に止まったままになりました。
サナギになるのかな?
他のスズメガの幼虫と違って、セスジスズメの幼虫は
サナギになる合図でもある、体の色の変化がないのでよく分かりません
小さな容器に土を入れて、その上に置いたのですが
この前の「オオスカシバ」と同じで、なかなか土にもぐっていきません(^^ゞ
仕方がないので、いつものボウルを出してきて
園芸の土を入れて、その上に置くと
すぐにもぐり始めました!
歴代の「もぐる系」の幼虫たちは、このボウルが大好き(笑)みたい。
すり鉢状になっているのが良いのかな?不思議です。
3日後、サナギを取り出すのに、土を除けると
今回の子は、こんな風にマユを作っていました(^○^)
そーっと剥がします。
小さい容器にマユを埋めなおして
飼育ケースの中へ移動しました。
先にサナギになったオオスカシバの隣へ。
***************
7月1日、「スカシバ先輩」が羽化!
その9日後、7月10日の夜11時半に
寝ようとしたら、飼育ケースの中で
セスジスズメが羽化しているのを見つけました!
サナギになってから、ちょうど2週間で成虫になりました。
手に止まらせて、ケースの外へ出します。
いかにも「高速で飛べます!」みたいな形の翅をしています。
背中にある2本の白い筋が、「背筋雀蛾」という名前の由来です。
スズメガの大きな特徴は、翅の形態と、羽ばたき周波数
それと、空中に停止(ホバリング)できることだそうです。
蝶の羽ばたきが、1秒間に10回前後なのに対し
エビガラスズメで40回、オオスカシバは70回に達するそうです。
自然界では、絶対に見られない角度からの、可愛い表情です(^○^)
この大きな目で、花との距離を保って安定したホバリングができるそう。
小さな後翅は、前羽とリンクさせて
左右一対の翅のように羽ばたきます。
これは飛行能力の高いハエと似る飛び方だそうです。
昆虫の色々な能力を、知れば知るほど
虫たちに対する興味、憧れ、尊敬などが増すばかりです!
なにより、わくわくして楽しい気持ちになります(^^♪
***************
雨が止んでいたので
夜のうちに、外へ放すことにしました。
名残惜しいです。
あのイモムシが
こんなカッコイイ姿に変身するなんて・・
いま、どんな気分か聞いてみたい気がしました(笑)
窓の外に出した手の上で、夜風に吹かれながら
翅を細かく振動させ始めました。
背後から風を受けていたのですが
くるりと向きを変えて、風に乗るようにフワッと飛び立って
空中でまた向きを変えて、闇の中へまっすぐ飛んでいきました。
***************
朝起きると、昨夜のことは夢だったのかな?なんて思えてきたけど
土の上に抜け殻がありました。
やっぱりちょっと寂しいです(笑)
次はマイマイガのサナギが
無事に羽化するのを待ちます(^-^)ゝ