風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

凄すぎる成長!アカツメクサの栽培記録

2021年05月26日 | 植物の栽培や観察
アカツメクサの花です(#^.^#)


去年の春、神社へひとりお花見に行った時
川の土手で、アカツメクサを見つけました。


もしかして、シロツメクサみたいに
根っこがでるかも!と思って
土手を下りていって、1本摘んできました(^^♪




そうしたら、やっぱり思った通り!
水に挿していたら、根が出てきたので
鉢に植えてみました。

写真の日付を見てビックリ
2020年5月25日、ちょうど一年前でした(笑)


6月に入ると、葉の付け根から
脇芽が伸びてくる「予感」がしてきました。

毎日見ていると、ほんの少しの変化にも気が付いて
発芽する予感とか、つぼみができそうな予感とか・・・
それを感じる時が、植物を育てていて一番興奮します(笑)

「脇芽の予感」から、わずか10日後、6月初旬に
花が咲きました\(^o^)/
可愛い花だなぁ・・・


花が咲き終わると
ニョキニョキと、茎だけが伸びてきて・・・
7、8、9、10月と、夏の間はちょっと休憩で変化なし。
アカツメクサは高温多湿の、日本の夏が苦手で
半休眠状態になるそうです。
私はこの時期は虫に夢中なので
観察している(はずの)植物の写真が無さ過ぎて
いい加減です(^^ゞ


11月、庭の小さな紅葉の中
アカツメクサの葉は、青々としていました。


**
冬の防寒は、軒下に入れるだけで
霜がバリバリになる夜には、簡単な霜よけをして
葉が青いまま、冬を越しました。
2021年3月初旬、ひと回り大きな鉢に植え替えました。


鉢から出ている部分が、花が咲いたあと伸びたところで
株の根元から、新しい芽がモリモリと湧き上がっています。


4月中旬
恐ろしいくらいに(笑)
鉢の中心から葉が盛り上がってきました。


盛り上がった中心の葉が上へ伸びて
その先端につぼみが見え始め
4月22日、一番花が咲きました


***
写真を撮っている時、アカツメクサの花の「咲き方」に
特徴があることに気付きました。


シロツメクサは、下側のつぼみから順に
咲きあがってきて
均一に丸くなっていくのに対し


アカツメクサはこんなふうに


どちらかの端から咲き始めて
最終的に球形になるという、変わった咲きをします。


アカツメクサの葉の付き方は「互生」といって
葉が茎の節に互い違いに付くのですが
調べてみると、上から見て「大きな葉」が付いている側のつぼみから
花が開いていくのだそうです。
これにはどんな戦略があるのか・・・
花を訪れる昆虫に
「もう半分咲いたら、また来よう」と思わせるためかな?(^m^)


アカツメクサは、小さな花の集合体です。


どんな虫が花を訪れるのか
しばらく見ていたら、小さな蜂がやって来て


花のひとつに潜り込んでいきました


****
4月以降の、アカツメクサの成長は著しくて
朝、鉢にたっぷり水をあげても昼には葉が萎れるようになったので
ひと回り大きな鉢に植え替えました。
5月初旬、つぼみが次々と咲き、鉢植えが満開になりました。


アカツメクサの栽培方法を調べると
鉢の土が乾いてから2、3日後に水やりをしましょうとありましたが
朝水をあげて、昼過ぎには葉が萎れてくるので
鉢皿に水を張って、その中に鉢を置きました。


長雨にも蒸れたりせず
生き生きとしたピンク色のポンポンが
長いあいだ咲き続けました。


*****
先日、花がほぼ咲き終わって
葉が垂れてきたので
思い切って鉢植えの葉を刈りこみました。


茎には、小さなつぼみも付いていましたが
さっぱりと刈り込んで
数本の挿し穂を採っておきました。

もう一度根っこを出して
今度は地植えにしてみようと思います(#^.^#)