風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

初秋に思う。いろいろ悩み深いお年頃ですなあ、〇歳って。

2009-09-06 16:57:45 | インポート

2009_09020010_7 何やらタイトルが“某もる吉”に

似てきちゃった感がありますが・・・(笑)

今週は、いろいろ忙しくって

なかなかパソコンの前に座る時間も少なく

全く更新もできずに過ごしてしまいました。

冬の野菜苗の植え付けや

本業の会社の仕事も忙しく

何気に疲れもたまり、いや正確に言えば先週末のあかぎ大沼・白樺マラソンの

疲れも残っているのか、いまだに少々の筋肉痛も残っており、

走る事はおろか日常の生活にも難儀している状態でもあるのです。

そこに持ってきて、会社の食堂の夕食を食べてからと言うもの、

どうも胃腸の調子が思わしくもなく、疲れからくる消化器系の機能低下からくる

不調と言った所なのでしょうか。

それでも、ゆっくりでしか走れない事を承知の上で

今日も早朝よりいつもの熊谷スポーツ文化公園に向かいました。

するとこんな時間にもかかわらず、駐車場にはかなりの車の数。

2009_09060001 この日の日曜日と言う事を踏まえたとしても

この時間のこの盛況ぶりは数年前の状況と

比較すれば、雲泥の差、月とすっぽん、

驚いたサルが木から落ちて、弘法も字を

間違えちゃった位の驚きがあります。

しかも、確かにウォーキングを楽しむ人も

増えたのは事実でしょうが、それ以上にランナーの増加が著しい。

東京マラソンに代表されるように我も我もと、みなが走り出したようで、

おまけに某国営放送による「がってん」が、どうしたこうしたとか言う番組で

スロージョグの効能なんか特集しちゃったものだから、綿のTシャツに

激安量販店で格安販売中のジャージと何処の靴屋さんでも売っている

1000円でおつりがくるくらいの高性能ランニングシューズを履き、

息を切らして下あごを突き出して走っている方達を見ると、

近い将来1億数千万人国民総ランナー時代がやってくるのではないかと予感。

もう、私がフルマラソンを走れると言っても「それが?何か???」と、

きつい突込みを入れられてしまう日も近いのではないかと。

また、運動会シーズンのこの季節には運動会の華である徒競争の距離が

10kmや42.195kmになったりだとか、100×4のリレーが100mではなく

100kmになってしまったりと、ほぼ全競技が終了するまでに1週間は

ゆうにかかることにならないかと心配になりながら走っていると

どうにもおかしく薄ら笑いを浮かべてしまい、不意に後を向かれたよそのお宅の

若奥様にその様子をバッチリ見られ、恥ずかしさから脂汗が流れてしまいました。

2009_09060002

また、やはり運動会用のおっつけ仕事的な

運動でこの公園を走っている奥様達、

お願いですから私のそばを走らないで・・・。

私の前方を走ったり歩いたりされると、

私が変体ストーカーと化し後ろから

うら若き奥様達を

つけまわしてるが如きに見られてしまいますがな・・・。

当局に連行されちゃう!

さあ、おばかな話はここまで。

これからは少しシビアなお話です。

2009_0830_28 この間のあかぎの大会での出来事。

私はその言葉自体好きではないのですが

“障害”を持った子供達が走っていました。

彼らは、ホントに頑張っており

ボランティアの方達に支えられ

彼らなりの走りをしていたと思うのです。

すごくゆっくりで、それでも確実に一歩一歩前進する姿にこちらまで

勇気付けれれ・・・。

しかし、私が彼らにかけた言葉 「がんばれ~、ファイト!」

「障害なんかじゃなく、個性だ!」って頭の中ではいつもその障害と言う言葉を

否定していた私も、心のどこかで彼らを「上から目線」で見てはいなかったかと。

2009_09060004 ここで彼らにかける言葉はそんな言葉ではなく

「ナイスラン!、ナイスファイト!!!」が

妥当であり、同じランナーとしてお互いの

健闘を称え、そして同じ汗をかく

仲間であるならば

いくら時間がかかろうと、

もっと頑張れなんて言う言葉は

とっても失礼だし、自分がその立場だったら悲しくなっちゃうかも・・・。

反省!いっぱい反省しなくっちゃ。

彼らに対して、同じ目線で同じ環境で同じ勝負をしているその時は

みなライバルな訳です。

同時刻のゴールを競う相手だけが、よきライバルじゃない。

コース上にいるみんながライバルであり仲間であり友達なんです。

励ましはあったとしても同じ場所、同じ位置からの心の叫びでなければ

何の効力もない、ただのたわごとに過ぎない偽善的行為による

自己満足だけなのです。

そんな人間にはなってはいけないと心の底からそう思いました。

声をかけた多くの皆さんはそんな事は絶対にないと思います。

心のままに「頑張れ」って、優しく声をかけたのでしょう。

その事も当然なんですよね。

素直な気持ちになれず、自分に否定的な感情を抱いている私自身が

おかしいのかも知れません。

2009_09060010

だけど、今になって考えると何故か

恥ずかしい。

ここは素直に「ごめんなさい!」って、

謝りたい。

どうか、彼らがこれからも

そんな目線を感ずることなく、

走り続ける事のできる世の中になっていってほしい。

自分の事を棚にあげて虫のいい話だけど、そう願わねばいられぬ

今日この頃なのです。

あ~あ、悩みは尽きない。。。

コメント (6)
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