よく言ったもので、
すっかり秋めいてきましたねえ。
それでも、やっぱり日中は
気温も上がりますが、
何となく日差しが
柔らかくなったような気がします。
ここ数日は、朝夕に吹く風も乾いた北西からの風で、何となく冬に吹いている
赤城おろしを彷彿させるような感じ。
もう、冬の準備も整っているのだという信号を送っているのかな、なんて思わせる
そんな季節です。
何処の田んぼのあぜ道にも
ひょっこり顔を出す曼珠沙華。
彼岸花とも言われ、
これは、白色バージョン。
柔らかい白が
何となく良い感じですが、この花(球根)には毒が含まれており、
あまり歓迎されていないのが実情なんですね。
しかも、私の住む地方では、葉がないことから子供時代は
「はっかけばばあ」なんて呼んでいたんですよ。(笑)
そんな花でもあたり一面に咲く埼玉県日高市の巾着田の曼珠沙華(こちら)は
有名で、この時期には見学客で賑わっているそうです。
色なのでしょうが、
最近は白も人気があり(笑)
よく植え込まれているのを
見かけます。
この赤い花を見ると
子供の頃のお彼岸に、家族みんなでお線香だとかお団子だとか
お花だとかをもって、お墓参りに行った事を思い出すんですね。
もちろん、お墓までの数キロを歩いていくんですよ。
そんなことが小さい頃はうれしくって、家族でプチハイキング気分なんですよね。
こうして歩いていくと、実り始めた米の田んぼの脇に、
この曼珠沙華が嫌というほど咲き誇っているんです。
その米の実りかけた淡い黄色と、鮮やかな赤のコントラストは今も昔も変わらず
秋の訪れを知らせてくれているんです。
いやあ、昔を思い出しますねえ。
実はこの曼珠沙華、
いつも走っている
別府沼公園に
咲いているんですよ。
きっと、誰かが
植え込んだのでしょうね。
この曼珠沙華の球根、爆発的に増えるんですよね。
除草剤でも枯れない強さもあるのです。
花や茎は弱々しいのに、実はとてつもない強さを秘めている。
それ程好きな花ではないですが、ちょっと尊敬しちゃう部分もあります。
人間もそんな生き方ができたらって、思ってしまう私ですが、
似合わないなあ~(笑)
さて、そんな季節に「太田市新田お花畑ふれあいマラソン」が今度の
日曜日に開催されます。
この大会は毎年、夏の暑さが残る中で行われるか、若しくは台風の雨の中で
行われるかのどちらかなんです。
今年もバッチリ台風が来てますよね。全く期待を裏切りませんよ(笑)
で、本来は当日の朝まで勤務の予定だったので止めておこうかと
思っていたんです。
良いことなんて一度もないですからね。
でも、ひょんなことから
前日に休める事になり
参加を決めました。
5kmの部を走る予定なのですが
そんな練習なんて全くやっていません。
でも、シーズン始めのレースですし(赤城もありましたが・・・)
しかも雨の予報です。そう、得意の雨のレース(笑)
風邪を引かない程度にゆっくりと、いっ~ぱい楽しんでこようと思っています。