風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

”必然”

2020-12-31 06:36:18 | 日記・エッセイ・コラム
今年も暮れて行きますね。

2020年、令和2年、終わります。

いやあ、大変な年でした。

大変というより、最悪の年でしたねぇ。

新型コロナウイルス感染拡大によって翻弄された一年って言っても良いでしょう。

実はこの年、私は二度職を失っています。

失ったというよりは、”自ら捨てた、放棄した”って言った方が正しいかも。

一方はコロナの広がりや海外事情も含めての生産の落ち込みによっての退社。

そしてもう一方は、どうにも性に合わなかった職種。

簡単に言ってしまえばそんなところ。

それでも我慢さえしていけば、どちらも続けて行けただろうその仕事でしたが、私はもう我慢することをやめていたのです。

40年我慢してやり続けた仕事を終え、その先にまた我慢してストレスを抱えるのは自分を押し殺すだけで人生が終わってしまうのではないかと、どうにもそう思えたのです。

そりゃ、まるっきり我慢しないでやり遂げられる仕事なんて有り得ませんがね。

だけど、過度のストレスを感じるのだけはごめん被るってことですわ。

シャカリキになって自分を押し殺し、生活や収入の為だけにここからの数年、時間を過ごす気にはどうしてもならないのです。

それともうひとつ。

もっと色々な世界を見たい、知りたい。

様々な職業、職場、仕事内容を知って、見分を広める。

今更、知って何になる、、、知ってどうする?

ってことですが、知らないよりは知っていたほうが良いでしょう。

もしかしたら、この命が終りそして生まれ変わってまた人間になれた時に、自分には向かないと本能的に感じて、どうしても合わない仕事を避けられるかもしれない。

そんな事は絶対にないとは・・・言い切れちゃうか~(笑)

さて、それでは自分にはどんな仕事が合うのか。

それと、これからどんな仕事に就けば過度のストレスを感じずいられるのかと、散々考えましたよ。

時間はたっぷりとあるのですからね。

いや、正直に言えばまだ迷っている部分も多くって、やっぱり新しい世界に入っていくのにはそれなりの勇気と覚悟がいりますよ。

だって、自分だけが諦めりゃ良いってだけのお話しじゃないですもんね。

なるべく周りに迷惑をかけない、”終の棲家”って?

それを探すのに迷わない訳がありませんよね。

思いつきだけじゃいけないのです。

生涯働き続けるなんて多分無理でしょうけど、納得するまで働ける場所。

飛行機だって着陸するし、船だって港に着くんです。

着陸地点、接岸する場所をどこに持ってきて、どう停止するのか。

その時どのくらいの時間をもって停止できるのか。

それに似合った仕事を今は探す。

それしかありませんよねえ。

とにかく頭が悪いんですよ。

もっと慎重に再就職をと思うと、どれもかしこも”帯に短したすきに長し”。

そりゃあんたにスキルや才能がないからよって、神様が呆れているかもね。。。

とにかく、今までの経験値で言えば就職するよりもよほど退職の方が余程エネルギーを使います。

退職で弱ってしまっては次の仕事に向かう気力も弱まります。

失敗は成功の基。

もう失敗はしたくないですよ~。



本音を言えば、もうのんびりと暮らしたい。

だけど、まだまだそれを誰もが許してくれませんな。

それは仕事だけじゃなくって、運営しているランニングクラブもそうですわ。

もっと若い子が受け継いでくれると良いんだけど。。。

ある程度の人数や形は形成できたと思っています。

だけど、やっぱり行動力や熱意は若い子達にはかないません。

もっとこの会を盛り上げるのには、このままじゃいけないと思うのです。

それはこのコロナ禍で、大会もなく目指す物がなくなってしまったメンバーさんをどう活気付け、どう導いていくかは老体の私では限界かなと。

無茶ができる、無理をしてもそれを無理だと思わないパワーは精神的肉体的にも若さや健全な身体があってこそ生まれる。

そう思うのですよね。

世代交代ってどんな世界にも必要不可欠であって必然なんですよ。

特にここ数年、また走る力を奪い取られている私には、そこまでの力がないと思えて仕方ないのです。

だからって、走らない訳じゃありません。

まだまだ走りますが、以前のような我武者羅な走り方はできない、、、かなあ。



働くことも、走ることも、来年は”維新の年”としたいね。

コロナも終息し、いい仕事巡り合え、楽しい時間を過ごせたら今年のこの大変な時間を過去の思い出として許せるかも。

何やら、今年は厄年だったようです、、、いや、実際に男の厄年(本厄)なのですよ、このお年は。

来年も後厄ってことだから・・・嫌なモノは信じたくないけど、もう終わって欲しいよ。

人生の転機、かじ取りは自分です。

迷ってはいけないけど、進まない訳にもいかない。

それが来年の目標ですかね。

さて、今年も一年、ありがとうございました。

まだまだ止まる訳にはいきません。

そんな一路のこの先を、どうぞ温かい目で見守って頂けたらと思います。

では皆様、どうぞよきお年をお迎えくださいませ。
コメント
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