早朝5時。
休日の朝にしては乗客は多い。
最寄りの駅から東北新幹線の停車駅、大宮へ向かう。
「仙台国際ハーフマラソン」
運が良いのか悪いのか、抽選による出走権が手に入り初の東北遠征。
国際大会と銘打つだけあってオリンピック選手から実業団のエリートランナー、車いす、そして一般ランナーまでが同じコースを走る貴重な大会だ。
季節は春から初夏へ。

新幹線はやぶさは大宮駅からどの駅にも停車せず、僅か1時間と少々で仙台駅まで結ぶ”超特急新幹線”。
時速300kmの車内はそのスピードをまったく感じさせない乗り心地。
睡眠不足を解消する間もなく到着した仙台駅にはそれとわかる出場ランナーの姿で溢れていた。
仙台駅から仙石線に乗り換え2駅足らずの宮城野原駅に到着するとかなりの強風。
みちのくの空を恨めしく眺める。
会場の弘進ゴムアスリートパーク仙台には楽天イーグルスの本拠地、「楽天モバイルパーク宮城」の野球場がそびえたつ。

ごく普通の大会ならば飲食のブースやランニングアイテム販売のブースが立ち並ぶが、この大会にはその様なものが一切ない。
天候も併せて少々テンションも下がり気味ではあるが、身支度を整えこの時点での朝食を口にする。
30分程前に集合場所を確認すると、もう長蛇の列が出来上がっていて、この時点で整列ブロックの最後方を覚悟。
一度着替えの場所に戻り、トイレを済ませ集合場所へ向かうともうスタート位置へと向かう列が見えていた。
交通規制があるのか沿道にはそれ程の見学者は見えず、レジェンドランナーや主賓と思われる方たちの挨拶を遠くで聞く。
そうしているうちにトップ選手たちのスタートとなり、それに合わせて押し出されるようにコースへ。
相変わらず風は強く、その上に蒸し暑さも感じ始める。
Bブロックの最後尾、ロープで張られたCブロックとの境目が見えないくらいの混雑。
スタートから押し合いへし合いのいも洗い状態。
これが国際レースと言うものなのだろう。
全国各地から集まったランナーたち。

この初夏のみちのくをハイテンションで走り抜けていく。
が、そんな雰囲気に乗れずひとり苦しむ。
どうにもこうにも足が進まない。
大した勾配でもないのに喘ぎ苦しむ。
ケヤキ並木の中の大応援団。
聞けばこの大会後にある「仙台祭り」の太鼓演奏と踊り子さんたちだと。
かなりの盛り上がりで、気持ちも弾むが疲れ切っていたのか、沈むばかりの重い足取り。
前方で崩れ落ちるようにひとが倒れた!
数人のスタッフが駆け寄り、意識があるのかないのか表情のない倒れたランナー。
そうか、苦しかったのは自分だけではなかった。
その証拠に夢遊病者のようにふらつきながらコース上に、沿道に、倒れていくランナーたち。
前走の「かすみがうらマラソン」を思い出された。
そんなせいも根も尽き果てたランナーたちと流れ込むようにゴール。
またもやハーフマラソンのワーストを更新する記録。
ここまで苦しむ理由が分からない。
フルマラソンの疲れなど感じてもいなかったし、疲れるほどかすみがうらを走ってはいない。
自分の不調の原因が分からない。
確かに練習も不足はしていると思う。
それだけではないと思うが、他に理由が見当たらない。
仙台くんだりまできてこのざまか。
やるせない気持ちでいっぱいになった。
休日の朝にしては乗客は多い。
最寄りの駅から東北新幹線の停車駅、大宮へ向かう。
「仙台国際ハーフマラソン」
運が良いのか悪いのか、抽選による出走権が手に入り初の東北遠征。
国際大会と銘打つだけあってオリンピック選手から実業団のエリートランナー、車いす、そして一般ランナーまでが同じコースを走る貴重な大会だ。
季節は春から初夏へ。

新幹線はやぶさは大宮駅からどの駅にも停車せず、僅か1時間と少々で仙台駅まで結ぶ”超特急新幹線”。
時速300kmの車内はそのスピードをまったく感じさせない乗り心地。
睡眠不足を解消する間もなく到着した仙台駅にはそれとわかる出場ランナーの姿で溢れていた。
仙台駅から仙石線に乗り換え2駅足らずの宮城野原駅に到着するとかなりの強風。
みちのくの空を恨めしく眺める。
会場の弘進ゴムアスリートパーク仙台には楽天イーグルスの本拠地、「楽天モバイルパーク宮城」の野球場がそびえたつ。

ごく普通の大会ならば飲食のブースやランニングアイテム販売のブースが立ち並ぶが、この大会にはその様なものが一切ない。
天候も併せて少々テンションも下がり気味ではあるが、身支度を整えこの時点での朝食を口にする。
30分程前に集合場所を確認すると、もう長蛇の列が出来上がっていて、この時点で整列ブロックの最後方を覚悟。
一度着替えの場所に戻り、トイレを済ませ集合場所へ向かうともうスタート位置へと向かう列が見えていた。
交通規制があるのか沿道にはそれ程の見学者は見えず、レジェンドランナーや主賓と思われる方たちの挨拶を遠くで聞く。
そうしているうちにトップ選手たちのスタートとなり、それに合わせて押し出されるようにコースへ。
相変わらず風は強く、その上に蒸し暑さも感じ始める。
Bブロックの最後尾、ロープで張られたCブロックとの境目が見えないくらいの混雑。
スタートから押し合いへし合いのいも洗い状態。
これが国際レースと言うものなのだろう。
全国各地から集まったランナーたち。

この初夏のみちのくをハイテンションで走り抜けていく。
が、そんな雰囲気に乗れずひとり苦しむ。
どうにもこうにも足が進まない。
大した勾配でもないのに喘ぎ苦しむ。
ケヤキ並木の中の大応援団。
聞けばこの大会後にある「仙台祭り」の太鼓演奏と踊り子さんたちだと。
かなりの盛り上がりで、気持ちも弾むが疲れ切っていたのか、沈むばかりの重い足取り。
前方で崩れ落ちるようにひとが倒れた!
数人のスタッフが駆け寄り、意識があるのかないのか表情のない倒れたランナー。
そうか、苦しかったのは自分だけではなかった。
その証拠に夢遊病者のようにふらつきながらコース上に、沿道に、倒れていくランナーたち。
前走の「かすみがうらマラソン」を思い出された。
そんなせいも根も尽き果てたランナーたちと流れ込むようにゴール。
またもやハーフマラソンのワーストを更新する記録。
ここまで苦しむ理由が分からない。
フルマラソンの疲れなど感じてもいなかったし、疲れるほどかすみがうらを走ってはいない。
自分の不調の原因が分からない。
確かに練習も不足はしていると思う。
それだけではないと思うが、他に理由が見当たらない。
仙台くんだりまできてこのざまか。
やるせない気持ちでいっぱいになった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます