「安政遠足 侍マラソン」を
走ってきました。
この大会は出場者の
殆どの方が仮装をして走る大会で
ここまで仮装比率の高い大会は
私が知っている限りでは、他にはないのではないかと思われる大会です。
群馬県安中市からスタートし、碓氷峠の頂上である熊野神社までの
29.17kmを走る峠コースと碓氷峠までの20.35kmの関所・坂本宿コースの
二つのコースがあるのですが、当然私は峠コースを走ります。
正確に言えば峠コースの29.17kmのうちの約9km区間は殆ど
登山といってよいコースであり、殆どは歩きなのですがね。
そんな事で私にとっては一度で2度も3度も楽しい大会でもあるのです。
もち
ろん
この
大会のメインは仮装であり、それが楽しくって出場を続けているのですが、
私が仮装をして走るのはこの大会だけではないのはご承知かとも思います。
が、その中でもこの大会だけは特別なのです。
それは殆どの方が仮装を、そしてかなりクォリティの高い仮装で走るため
中途半端な仮装では人の波の中に埋もれてしまい、
全く目立つことがなくなってしまうのです。
せっかく仮装をするのですから、他の方々よりも目立ちたいという気持ちは
当たり前のようにあり、しかしそう思うのは周りの方たちも皆同じなのです。
ですから、走る事だけではなく仮装で誰が一番目立つかと言う競争もいつしか
でてくるのですが、しかしそれは笑いと尊敬と感激の中での競争であり、
汗を飛ばし、鋭い目つきになってがむしゃらに突き進み競争ではなく
いつもそこには和気藹々、ほのぼのとした仲間意識が存在するのですね。
こんな
雰囲
気
なら誰とでもすぐに友達になれる。
暖かい励ましが笑いと共に届く。
決して順位やタイムを競うのではなく、心の底から楽しんだ人が
一番だと思えるこの大会は、私にとってはこの大会があるからこそ
ランナーとしての命を繋ぎとめられた、そんな特別な大会でもあるのです。
ちょうどこの大会に出会う前に、少しだけ走る事に疲れた時期がありました。
しかし走るという事は、そして楽しむという事は、
何もタイムや順位を追いかけるだけが楽しいのではなく、
人とのふれあいや絆を大切に思えるたくさんの人と
こうして一緒に汗を掻きながら、そして笑い合いながら、励ましあい、
熱く語り合い、そうして過ごす時間は実はとっても大切な事で、
そう思ってからは、どんな事があろうと絶対にこの大会だけは出場を
あきらめる事はないだろうと思い続けるようになったのです。
また、
こう
した
華やかで賑やかなランナーや応援の渦の中から一転として
殆ど人影のない静かな山道に入ることもこの大会の魅力のひとつで、
新緑とマイナスイオンに包まれ、とても心落ち着く時間をも体験できるのです。
これは峠コースを選択した者にしか味わえない体験ではあるのですが
毎年、この山の中で痙攣や疲労でリタイヤする方も非常に多く
年間を通して走り込んでいる者でなければ到底完走は困難な大会でもあり
そんな厳しさをも持ち合わせてもいるのです。
言い換えれば
決して大げさな
言葉ではなく
人の心に優しさと
厳しさと癒しを与えてくれる。
これこそが「安政遠足 侍マラソン」であるのです。
それにしても今年は、仮装のレベルがかなり高かった!
年々仮装にも手が込んでいる物や、優れたアイディアの物が増えてきました。
当然ランナー自体の人口が増えれば仮装ランナーの数も増えます。
おちおちしていられなくなってしまいました。
もっと考えて、もっと上手に作って、そしてなりきれる演技も必要。
走ってばかりじゃなく、センスと技術とユーモアの世界。
一旦その世界の扉を開いてしまったら二度とその世界から
抜け出す事はできないんです。
いや抜け出そうとする心なんてものが存在する事さえなくなってしまうのです。
どうですか?ランナーのみなさん。
普段の生活でストレスを感じたら、普通に走っている事に疑問や疲れを感じたら
思い切って自分を変えてみては。。。
たった4~5時間の
短い時間。
それだけでも
随分変わりますよ。
自分の心の中の一本の硬い鎖を切る。
その奥に隠れている普段溜め込んでしまった大量の毒を
強力な免疫作用が息を吹き返し、強烈な刺激で押し出してくれるのです。
この大会を走っている人の顔はいつもの大会で見る人たちの顔じゃない。
コースの苦しさよりも大会の楽しさにどっぷりつかっている、
そんな顔で皆さん走っています。
と、言うか来年のこの大会の
スタートが切られたのです。
走力に不安を抱えることなく
めいっぱい楽しむ為にも
そして走り終えてから
すっきり晴れ渡った
この日の天気のような心境になれる為にも、
そして誰よりもすごいと思わせる仮装をする為にも
明日から、いや今日から来年のこの日のために頑張っていこうと思っています。
アルバムの画像に圧倒されてしまいましたよ[E:eye]
それにしても皆さん、もう言葉抜きで素晴らしい~[E:happy02]
画像だけでこれですから、あの群集の中にいたらもう気分は別世界に飛んでしまうでしょうね、間違いなく。
こ、これはスポーツの名を借りたドラッグじゃ・・・[E:bleah]
もう今から来年が待ち遠しいですね、一路さん[E:smile]
私も時期さえ合えば是非、ご一緒したいと真剣に思うのであります☆
で、もちろんやるとなったら半端なく。
優勝狙って[E:punch]
その際は是非ご指導願います☆
マラソン大会というよりは、仮装大会ですね
皆さん、とっても楽しそう(^^♪
山の空気も感じれていい大会ですね
一路さんのブログを見てると、早く思いっきり
外で遊びたくなります
今日の札幌は3月から4月の気温です
寒いよ~~~(・_・;)
miho様へ
ご指導なんてとんでもないですよ。
mihoさんはもっと過激な仮装を見ていらっしゃるじゃないですか。
シャンパンの大会(笑)でしたっけ?
凄い写真がありましたよね。
すごく勉強になりましたよ。
でも、ホントにmihoさんも走れると良いですね、安政遠足。
仮装あり、ロードあり、山ありですからね。
だけどmihoさんにはちょっと短い29km。
山の部分は9kmしかないんで物足りないかも。
でも、楽しさは最高ですよ。
山の上でゴール、そこで綺麗な景色を見ながら呑むビールは
きっとレース以上に最高でしょうね。
私は車で会場まで行くので呑めませんが一度は呑んでみたい場所です。
mihoさんがこられたらその時は絶対に車では行きません。
ビールの楽しみ方、是非ご指導ください。(爆笑)
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yoppe様へ
こちらも昨日、今日と冬並みの冷たい風が吹いています。
今日、山に水芭蕉を見に行こうと思っていたのですが
山はもっと寒くなるでしょうから、結局断念してしまいました。
もし天気が落ち着けば明日あたり、行きたいなぁ。。。と、思ってます。
で、何処からWebアルバムに飛んだのですか?
あっ、チェリーさんのところからかな???
もしそうだったら私のアルバムよりもチェリーさんのアルバムの方が
完成度は高いですから、そちらの方も見てくださいね。
早く暖かくなるといいですね、って、今の時期に言う言葉じゃないですよね。
おかしいですよ、この頃の天気は。
暑くなったと思ったら急に寒くなったりして、もう5月も中旬過ぎたというのに。
こうなるとなかなか体調を整えるのも大変ですから
くれぐれも風邪などひかぬよう気をつけてくださいね。
山に行ったらまたWebアルバムにします。
その時はアドレス送りますからね。
楽しみにしていてください。
「侍」マラソンなのにナイトというのがミソですね(笑)しかし、すごいコースですね!!もうクロカンじゃないですか。。距離も長いですし、今よりMになったら本気で走ってみたいコースですね♪
最初は走るだけでストレス解消できていたのに、いつからか気づけば色んなものを求めてしまう。慣れというのは恐ろしいです・・。いつまでも新鮮な気持ちでいられたら、それだけで最高ですよね!!人間って難しいですよね。。
あ、「古代史ランナー」から「千住ランナー」に変更しましたので、よろしくお願いします☆
三銃士とはセンスが良い。誰の発案でしょうか?
しかし参加者の皆さんのご努力には敬服です。素晴らしいです。
千住ランナー様へ
確かにコース自体は凄いです。
ロードも殆ど上りっぱなし。そこから今度は山に入るのですからね。
だけどこのコースを本気で走る人はごくまれで、殆どの人は
自分でする仮装や、人の仮装を見て楽しんでいます。
関門ももちろんありますが、20kmを2時間40分で走れば
クリアできるくらいの緩さですが、仮装を楽しみながら走っていると
結構きつい時間なんですよ。
私はこの大会が一番だと思っています。
楽しく走ると言う意味はたくさんあると思いますが
「仮装する」と言う事は事前に構想を考え、衣装を選び小道具を用意する。
ガチで時間を競う以上に長い期間準備が必要なんですよ。
ある甲冑を身にまとった方に製作期間をお聞きしたところ
3ヶ月は優にかかかっていたと。。。
その間、当然走る力も維持しその上で仮装をし、重いし熱い衣装で
この距離を走るんです。
でも、みんな笑っている人ばかり。
沿道の声援なんてホントに凄くって最期までテンション
上がりっぱなしなんですよ。
いつか機会があったら参加してみてください。
会場近くに磯部温泉と言うのもありますから、ご家族で楽しめると思いますよ。
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遊楽様へ
甲冑製作に3ヶ月をかけていらした方と少しお話ができました。
それだけの準備期間を経てみなさんこの会場にいらっしゃるんですよね。
私たちの三銃士なんて木っ端微塵に吹き飛ばされちゃった、って感じです。
しかし、チェリーさんは当然のこと、初出場のあかきちさんやkyokoさんも
来年もここで仮装をして走るんだと決意を固めていたようですよ。
ここの会場は特別な雰囲気で、どんなに派手に仮装をしても
やりすぎという言葉があてはまらない。
それでもやっぱりここで目だつのには奇抜なアイディアの仮装なんですね。
それはとっても難しいことでセンスが物を言う世界なんです。
他の方のブログを検索してみれば分かりますが、写真に写されている方たちは
みんな見事な仮装。
我々にはないものがありますよね。
私もこれから少しずつになると思いますが
時間をかけて製作にかかります。
来年こそは、そう思うと楽しくって仕方ありません。
ある仮装ランナーが『いつもこの時期は仕事が忙しくて行けない』と愚痴っていたんで『会社を辞めてでも安政に行くべき!』と言っちゃいました~
そこまでいかなくてもそれだけやる価値は充分ある大会ですよね☆
まさしく、その通りです!
この大会は他の大会とは全く違ったものがありますよね。
走らない人にも是非見ることを薦めているんですよ。
できれば私も走らないで見ていたい。。。
お金を払ってでも見たいって方もいましたよ。
なにせ、某国営放送でその模様を放送していたぐらいですからね。
しかも仮装のレベルが他の大会とは段違い。
これを走らずに仮装はかたれませ~ん(笑)
私はこの大会のために一年間頑張っています。
来年も再来年も、たぶん走れるうちはず~っと参加すると思います。
走るだけでなく仮装をする、見る、話す、み~んな楽しいことばかり。
応援も嬉しいですし、私設エイドもありがたい。景色も綺麗ですし。。。
こんな大会、他にはありませんよね。
来年も是非一緒に頑張りましょう!