風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

「申し訳ありませんでした」

2018-04-19 06:08:25 | 日記・エッセイ・コラム
4月になったと思ったらもうそれも半ば。

桜は散り緑も鮮やかな風景を見せてくれている。

真っ青な空、そして爽やかな毎日の日だというのに、曇ったままの自分のこころの中にはとうとうとてつもないない猛烈な嵐で滅茶苦茶に破壊されてしまった。

以前、「ふかやらいふランニングクラブ」の危機と打ち明けたことがあったが、小康状態を保っていたとはただの私の勘違いであった。

ただ私が知らなかっただけの事で、確実にその歩みは進められていのだ。

それを知った私は、もうなんの気力も湧かなかった。

ただ、思ったのは、「終わり」

その一言だけ。

私以外のチーム員は私の解散宣告によほど驚いたようだが、私にはそれ以外の道を選択する気持ちにはなれなかった。

確かに目をつむれば、普通に見逃しても済む話かもしれない。

迷惑を被った方に詫び、やり直せばまだ続けて行けるのかも知れない。

だが、ある者の行為がそこまで進行しているのなら、やがてそれはエスカレートし、もっと重大な事柄に発展しても決しておかしくないと私は考えた。

その伏線はいつの間にか導火線に形を変え、今にも煙をあげカウントダウンを始めようとしていたのだ。

私の再三の注意を無視され、しかも私の知らないところで私がセットしたコミュニケーションの場でそのような行為をされたのでは私がそのまま見逃すわけにはいかないではないか。

私はその者が自らの欲求を満たすために利用されたにすぎないのだ。

当事者には「もう、結構だから」という言葉で何度も突き放そうとしたが、その度に「もうしません」と謝られ、その度に許してしまっていた。

だが、もうその言葉も信じられるわけがない。

私は甘かった。

怒りと悲しさと無力感。

自分の力とはそんなものかと、大の男が涙にくれた。

罪はその者を仲間として引き入れたこの自分にある。

あろうことに、その者をわざわざ他のメンバーさんとのコミュニケーションの場に招待してしまった私はとてつもない大バカ者だ。

その大バカ者がこの先、どうしてこのチームを運営して行けるだろう。

せめてこの会を他の物に任せ、その罪を負って私とその迷惑物がこの会を脱会すればそれで済む。

だが、緊急な事態に備え、この会を任せられる人事も行っていなかった。

まさに自分の慢心が招いた大失敗の結末なのだ。

私はこの「ふかやらいふ」の終わりを決断した。

”統括する力量不足”、”人を見極める度量の無さ”その事実を知らせるための神の仕業を素直に受け入れようと思った。

この数日、私の心の中にはぽっかりと穴が開いている。

この穴は何をすれば埋まるのだろうか。

それよりなにより、多くの人に迷惑をかけ苦しめてしまった。

それを思うともう謝罪の言葉もない。

今まで生きてきたその中で、最大の落ち度を感じている。

”穴があったら入りたい”

今、自分の心にぽっかり空いたその穴の中に自分はいる。




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