でも、楽しかった~!
行って来ました、谷川岳。
昨日の有給休暇を利用しての
山行でしたから、当然単独での
お気楽登山です。
で、肝心な天候なんですが、こんな時に限って寒気が流れ込んだらしく
そんな時は、決まって上越国境付近の天候はダメ!
この日も、地元は快晴なのに現地到着時には小雨まで降っていたのです。
今日はここは諦めて、秩父方面とかここに向かう途中に見えた岩場だらけの
妙義山に行っちゃおうかなと、相当悩みました。
一ノ倉岳までをピストンで走破。
若しくは、天候次第で新潟側の平漂山から余裕があれば
仙ノ倉山までを歩こうと考えていたのですが、この天気ですからねえ。
天気予報でも新潟方面は雨だということで、とりあえず谷川に向ったのですが
やっぱりここもかって、感じでした。
それでも、一の倉沢ぐらいは
見てから帰ろうと現地へ。
やっぱりご覧の通り、
上の部分は雲に覆われ
全く見ることができませんでした。
少しへこみながら下のゴンドラ駅でちょっと休憩。
で、駐車場のおじさんに山頂の天気を確認した所、
「大丈夫だと思うよ、雲が随分流れてきたから」
う~ん、なんとうれしいお言葉!
急いで準備を整え
ゴンドラ、リフトを
乗り継ぎ
天神平へ向かいました。
途中、ゴンドラが停止してしまうハプニングも乗り越え無事到着。
見ると透き通った青い空と白い雲がとっても気持ちよく、冷たい風が
気合を入れろと頬を叩いてくれます。
山頂は明らかにガスの中。
これ程の天気に登山を
したことのない私の頭の中は
かなり混乱していて、ザックに
入れておいたはずの
軍手がなかなか見つからず、よく見ればジャケットのポケットに
入れてあるではないですか。
かなりテンパっていたのでしょうね(笑)
そんなアホな行動もあって、ともかく冷静にと心落ち着かせます。
そして、ともかく無理と判断したなら
どんな状況であっても下山しようと心に誓ったのです。
で、風も強く気温もかなり低い事から厚手のジャケットを羽織っての出発。
しかし、これが失敗で山の中は結構風除けになる物も多く、意外と暖かく
途中で薄手の物に着替えたのですが、掻いた汗はその後も冷たく感じ
体温の調節は難しいと、改めて感じました。
まあこんな感じで何とか難所も
乗り越え森林限界も超える
頃になると、昨年この同じ山に
登った時に比べると随分
余裕があることに気づきました。
それは、体力的にも精神的にもです。
昨年は、初めての2000m級の登山という事で全くペースがつかめず最後は
ヘロヘロになって登った記憶がありました。
また、前方のペースの遅い登山者にイライラしたり、全く余裕のない自分が
存在したのですが、今年は違いましたね。
それ程息も切れず、景色も良く見える。足元ばかりではなくコース取りを
しっかり考えながら三点支持なんていう技術も、「ああだろう、こうだろう」と
イメージしながら、登っていく事ができたのです。
大人の登山ができるようになってきたのかな?
しかしながら、おそらくベテランであろう方の登り方や降り方などから比べると
明らかにバランスが悪く、まだまだなんだなあと反省もしたりしました。
そして山頂近くではこんな風景が
待ち受けていてくれていました。
登ってきて良かった~!
そう思う事のできた瞬間でした。
しかし、相変わらず風は強いし、森林限界を超えてからは風を
さえぎってくれるものもなく、寒い寒い!
しかも
雲が
下から
次々に
沸いてくるように、あたりの景色を隠し続けます。
本来の登山はこんなものなんだろうなと、何故か雨にたたられる事の多いい
yoppeさんのことが思い浮かんでしまいました(笑)
何とか谷川岳の頂上には
たどり着けたのですが、
この先から約1時間ほどの
距離にある、一の倉岳は断念せざるおえない状況です。
ここは勇気ある撤退(笑)という事で、あまりの寒さにお弁当も諦め早々に
下山する事にしました。
途中で見かけた
植物ですが
もう、その他の
種類の大半は枯れており、最盛期に行けなかった事を悔やみましたね。
お花畑化した山も是非来年は見たい!
まあ今回は天候も良くなく、それでも何とか無事に楽しんでこれたのだから
良しとしましょう。
で、一番肝心なお弁当(笑)
しっかり、天神平まで降りてから
いただきましたよ。
美味しかったなあ。
今度は一緒に登ろうね。
って、無理(?)だろうなあ・・・(笑)
で、余裕のあった体は今、筋肉痛で四苦八苦している状態です。
痛たったたたたたたたたた~~~~~~!(笑)