「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「キレ」防止に3歳までの愛情大切

2006年01月08日 20時42分04秒 | ボーダーに関して

 過日の新聞に、境界性人格障害の問題にも通じる記事が出ていました。

 以下に引用します。

「3歳までの愛情 キレない子育成  文科省検討会が提言

 『キレる子』にしないためには、乳幼児期の家族の愛情や生活リズムの定着が大切だとする提言を、文部科学省の『情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会』(座長・有馬朗人元文相)がまとめた。

 提言は、人間の情動は5歳ごろまでに原型が作られると指摘。

『その後の取り返しは不可能ではないが、年齢とともに困難になる。
 3歳ごろまでに母親をはじめとする家族の愛情を受けるのが望ましい』と述べている。

 脳内でコミュニケーションや意欲をつかさどる『前頭連合野』の発達は8歳ごろがピークで、20歳ごろまで続くとも述べ、乳幼児から小学生までの教育の大切さを強調する内容になっている。」

 幼少期の親の愛情が必要だということが、科学的にも指摘されたということですね。

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