僕の知り合いの元シナリオライターの人(ハンドルネーム「レインボーおやじ」)は、息子の大輝(ひろき)くんが重い自閉症で、大輝くんのためにシナリオライターをやめて、自閉症児の施設を運営しています。
(昨年11月29日の記事でも紹介させてもらいました。
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/17899718.html
「境界に生きた心子」の感想も書いてくださっています。)
散歩が好きな大輝くんですが、3月28日、散歩中に電車の踏み切りの中に入り、何とも悲痛なことですが、電車にはねられて亡くなってしまいました。
レインボーおやじさんのブログに、大輝くんの逸話がつづられています。
http://bokuumi.cocolog-nifty.com/
状況にうまく反応することが苦手な自閉症の子ですが、こういう事故の危険性もあったのかと、胸が痛みました。
いつもにこにこしていた、15年間の人生だったといいます。
実は、きのうおとといと心子の最後の様子の記事を書いたのは、大輝くんの最期に誘われてのことでした。
事故と自死では全く事情が異なりますが、抱えていた障害のためだったことはつながっています。
きっと今、心子は大輝くんとも会っているだろうと思います。
二人とも微笑みながら僕たちを見守ってくれていることでしょう。