「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

おばあさんが転倒、 歯が折れた! (2)

2010年04月10日 20時57分03秒 | 介護帳
 
(前の記事からの続き)

 10分くらい経ったでしょうか、 やっと救急車が到着し、

 おばあさんをストレッチャーに乗せました。

 救急隊員が僕に、 血の付いた手を すぐ洗ってくるよう 指示しました。

 感染症の危険がありますから。

 女性の住人が 水道の場所を教えてくれて、

 もう一人のスタッフと 走って手を洗いに。

 現場に戻ってくると、 おばあさんはちょうど搬送され、

 僕は救急隊員に 名前を聞かれました。

 もしおばあさんに 感染症があった場合、 連絡が必要なので。

 職場の電話番号を伝えるため、

 救急隊員に ポスティング用のチラシを渡しました。  (^^;)

 それにしても、 いざという場合、 緊急時の知識がないと、

 どう対応していいのか、 適切な行動が分からないものです。

 呼吸のことを 指示した女性は、 医療の知識があったのでしょうか。

 以前も電車の中で、 僕の目の前に 女性が倒れ込んできたことがありました。

http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51148233.html

 今回は 意識がはっきりしていたし、 痛みも特に訴えず、

 しゃべっていたので 大過はないと思いましたが。

 すると 先ほどの女性が戻ってきて、 顔を合わせました。

 聞いてみると、 女性のご主人が介護職で、

 女性を相手にして 介助の練習などをさせられるとのこと。

 ご縁なので、 この女性にも チラシを渡しました。  (^^;)

 うちのデイサービスは  「地域密着型」 を標榜していて、

 今回は地域住民と協力して 高齢者を助けることができて、

 良かったのではないかと思います。

 あのおばあちゃんにも チラシを渡したら、

 デイサービスに来てくれたでしょうか。  (^o ^; )
 
コメント
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