(前の記事からの続き)
10分くらい経ったでしょうか、 やっと救急車が到着し、
おばあさんをストレッチャーに乗せました。
救急隊員が僕に、 血の付いた手を すぐ洗ってくるよう 指示しました。
感染症の危険がありますから。
女性の住人が 水道の場所を教えてくれて、
もう一人のスタッフと 走って手を洗いに。
現場に戻ってくると、 おばあさんはちょうど搬送され、
僕は救急隊員に 名前を聞かれました。
もしおばあさんに 感染症があった場合、 連絡が必要なので。
職場の電話番号を伝えるため、
救急隊員に ポスティング用のチラシを渡しました。 (^^;)
それにしても、 いざという場合、 緊急時の知識がないと、
どう対応していいのか、 適切な行動が分からないものです。
呼吸のことを 指示した女性は、 医療の知識があったのでしょうか。
以前も電車の中で、 僕の目の前に 女性が倒れ込んできたことがありました。
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51148233.html
今回は 意識がはっきりしていたし、 痛みも特に訴えず、
しゃべっていたので 大過はないと思いましたが。
すると 先ほどの女性が戻ってきて、 顔を合わせました。
聞いてみると、 女性のご主人が介護職で、
女性を相手にして 介助の練習などをさせられるとのこと。
ご縁なので、 この女性にも チラシを渡しました。 (^^;)
うちのデイサービスは 「地域密着型」 を標榜していて、
今回は地域住民と協力して 高齢者を助けることができて、
良かったのではないかと思います。
あのおばあちゃんにも チラシを渡したら、
デイサービスに来てくれたでしょうか。 (^o ^; )