この記事を読んで、感動すら覚えた。
オバマ 勝利の真実
(1)300日戦争~金融恐慌が後押しした劇的な勝利
オバマ・クリントン両陣営が民主党の大統領候補者の席を巡ってどう戦ったか、民主党のオバマと共和党のマケインがどう戦ったか、とてもわかりやすく、かつ、明解に解説されている。
中傷キャンペーンに過度に引きずり込まれることなく、原理原則と理想をもって戦ったオバマ氏が大統領に選ばれたこと。これを選択したアメリカ国民を(ヒラリー支持者もマケイン支持者も含めて)祝福したい。
オバマ 勝利の真実
(1)300日戦争~金融恐慌が後押しした劇的な勝利
オバマ・クリントン両陣営が民主党の大統領候補者の席を巡ってどう戦ったか、民主党のオバマと共和党のマケインがどう戦ったか、とてもわかりやすく、かつ、明解に解説されている。
赤い州(共和党)も青い州(民主党)もない。白人のアメリカも、黒人のアメリカもない。あるのはアメリカ合衆国だけだ――
オバマは選挙戦を通して、米国の融和と統一を訴え続けた。相手からの中傷によって、反撃に出ることもあった。だが、そうしたブレを立て直しながら、理想の国を目指す原点に戻った。
オバマは選挙期間中、その胸中を何度も素直に語っていた。
「私は選挙期間中、多くの間違いを犯してきました」
米国民も揺れ動いた。この若き黒人政治家は、本当に信用できるのか、と。
300日戦争。それは、多くの候補者の本質をあぶり出した。経済の混迷は、国民の目をより厳しいものにした。1人、そしてまた1人と、有力者が脱落していった。
そして、最後まで残ったのは、バラク・オバマだった。
中傷キャンペーンに過度に引きずり込まれることなく、原理原則と理想をもって戦ったオバマ氏が大統領に選ばれたこと。これを選択したアメリカ国民を(ヒラリー支持者もマケイン支持者も含めて)祝福したい。