朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

食べ物屋 BKK

2010-11-11 | 外国の風物
バンコクの外食事情です。

ビジネス兼ショッピング街の一等地にあるビルの最上階にフードコートスタイルの食堂がありました。どうやって注文するのか、しばらくはお客さんの行動を観察します。

判明しました。まず、この窓口でプリペイドカードを買います。常連の人は前回使ったカードを持参しています。料金が不足しそうな場合は窓口にて現金でチャージ。

100バーツでカード購入している人が多いようなので、その金額で購入しました。



タイの庶民料理、日本的な料理、中華、西洋風などなど。果物やデザートも当然あり。ソフトドリンクのコーナーでPETの水を買うと、氷が一杯はいったプラスチックグラスにストローを刺して渡してくれます。

以前の時代は、この「氷」に衛生上の問題があることが多く、我ら日本の人は「ノーアイス」といって氷を断っていました。(普通、ビールにも氷をいれます)

今回は、ちゃんとした食堂なので氷が入ったのを素直に受け取りました。



お客さんは周辺のオフィスで働いている人たちです。指差して「これください」と日本語で言えばよい(何語で言っても同じです)。

料理の写真と料金を掲げているコーナーが多いので安心。価格は、30~50バーツ程度(100~150円)でした。



前に並んでいた人の様子をみてまねします。エビ入りたまご焼きビーフンを注文し、自分で生もやし、青葱の長いのを適当に取って乗せ、醤油、唐辛子粉をお好みで。

食べ終わって、チケットカウンターに持っていったので返金してもらえました。150円以下のランチでした。


次は、都心ビルの1階で路面に接した麺類食堂です。



麺類の調理は、わざと通行人に見える場所でやっていますが、テーブル席は室内で冷房が効いていました。調理設備はしっかりしたステンレス製で排気フードもきっちりしています。(立派なものです、日本の安食堂以上か)



近くには大きなホテルやデパートも多いので価格はやや高め。




こちらは、大衆向け食堂。ビルの隙間を利用したスペースをうまく使っています。路上屋台の料理でも、必ずしっかり火が通っているので衛生面は心配ないでしょう。まな水と氷以外。

頭上には、大きな扇風機が回っていました。

~~~

我々にとって普段見かけないのですが、「アラブ料理」というジャンルがあります。

かれらは宗教的規律も厳しく、いわゆる「グルメ」嗜好はありません。そのため、旅先や仕事で外国に行くと食事に困るようです。(厳格な菜食主義のインド人も同様)

バンコクにはアラブ料理店が増えています。お客さんの数も他の店より多いようでした。



テイクアウトだけでなく、デリバリー(出前)もしますと看板に書いてありました。



厳格なアラブ人は既婚女性を人前に出しません。そのため、豪華ホテルで広い部屋に陣取って、出前料理を取って食べるのでしょう。

皇族クラスになると、調理人も一緒に旅行に連れていくそうです。

コメント
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