朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

ムーダン

2009-05-21 | 伝統芸能
韓国のムーダン(巫座)に関して講義と実演を見ました。
 造形芸術大の提携大学である韓国芸術綜合学校の伝統芸術院から、梁性玉(ヤンスンオク)教授と踊り手(先生(男)と女子学生2名が来日してくれました。
 伝統的なムーダンの基本的な舞りのパターンについて、実演を交えて講義がありました。
 その後、3名の舞台舞踊に構成したムーダンの舞が披露されました。

 音楽は録音でしたが、神秘的なリズムと音階です。
 舞踏は、西洋のバレーのように、きりっとした芸術に進化していました。
 踊り手も、清楚な大変に美しい女学生と美男子でした。

(内容が重複しますが、消えたと思った原稿を突然発見したので、下記に掲載します)

「韓国の巫俗舞」、毎週の伝統芸能講座です。
 今回は、韓国芸術綜合学校伝統芸術院教授の梁性玉(ヤンスンオク)先生が講演されました。
 実演として、2名の同大学の女子学生がまずは基本の振りを舞台で示してくれました。
 後半は、音楽に合わせて、1名の男性舞踊家を加えて、20分程度の舞踊がありました。
 伝統のムーダン(巫堂:シャーマン、女性が多いが男性のこともある)をモチーフにして、舞台舞踊として芸術的に形式化してあるものでした。衣装も、舞台に合わせてデザインされていました。
 女子学生の踊り手さんは、卵型の顔の形で髪の毛をぴったりと押し付けて後ろで結び、細い眉毛を横に流して、典型的な韓国美人でした。

 ムーダンの種類、舞踊の形式など詳しい解説が、丁寧にヤン先生から講義されました。内容についてはここでは省略します。
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Day 7

2009-05-20 | 朝顔のこと
発芽して、1週間たちました。(5月19日)
 気温も上昇し、植物にとって最適な条件がそろってきたようです。
 まだ二葉ですが、ぐんぐんと成長しています。種を蒔きすぎたので、密集した場所もあり多少間引きさせていただきました。
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幕の内弁当

2009-05-19 | 食べること、レストランなど
観劇の際、幕間の時間に食べる携帯用の弁当を「幕の内」といいます。
 先日、劇場で幕間に食べるため、四条河原町にある高島屋地下階で弁当類を購入しました。ただし、幕の内弁当の形式ではありませんが。
 劇場の門前や場内でも弁当などを販売してますが、種類が少ないことと高いことから、今回は寿司とそば巻きを買ってきました。
 列車でたべる駅弁、観劇で食べる弁当など、こうしたおかずが多くて見た目も綺麗な弁当は、外国では見かけません。ランチボックスというと、パンと、チーズ、林檎、ジュースくらいでしょうか。
 ピクニックといって、もっと色々な食べものを持って野原に出かけることはありますが、その場合はその食事自体が目的ですね。BBQ(バーベキュー)など。



※この「そば寿司」は京料理「美濃吉」の出店で購入しました。とても美味しかった。

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葵祭2

2009-05-18 | 京都の文化(春)
新緑に囲まれた賀茂川沿いの道では、鮮やかな衣装がひときわ映えていました。


 



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葵祭

2009-05-17 | 京都の文化(春)
例年、5月15日には葵祭が開催されます。京都の三大祭の一つで大変華やかなお祭でした。
 今年の斎王代は、裏千家家元の長女、千万紀子さんが選ばれました。

 御所を出発し、500人もの行列がゆっくりと行列します。
 二葉葵を皆さん身に着けていました。御所車と呼ばれる牛車は藤の花に飾られていました。
 装束は、すべて本物だそうです。つまり、絹を使い人間国宝級の職人さんたちが作成しています。








二葉葵はこんな植物です。昔は、いっぱい自生していたようですが、現在は神社などで栽培しています。この学区の小学生が苗を貰って自宅で栽培しているとの新聞記事もありました。



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通し狂言「小笠原騒動」

2009-05-16 | 伝統芸能
南座でこの5月に公演している、若手役者の歌舞伎を見てきました。
 小笠原諸礼忠孝(おがさわら しょれいのおくのて)

 実に、歌舞伎らしい、勧善懲悪、派手で、綺麗。現代的に、ダイナミックな演出もあり、実際の水を大量に使い、水車をまわして役者がぐるぐる回転する。客席にまで水を飛ばす。幽霊が空に上る。キツネが飛び回る。
 やたらと、刃物が振りまわされて、人が切られる。子供、乳児も殺される。
 梯子を使った大立ち回り。

 見所が満点でした。
 4人組の若手「花形」の役者さんたち、有名な父を持ちますが、なかなかがんばっていました。



 今回は、3階席にて鑑賞しました。双眼鏡も持参です。

 芸妓さんと同伴で鑑賞に来ていた年配のお客さんも劇場内の喫茶室で見かけました。
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Day 3

2009-05-15 | 朝顔のこと
芽が出ると、成長は早いです。
 他のタネもドンドン芽をだしてきました。
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新型インフルエンザ

2009-05-14 | もろもろの事
京都にも「濃厚接触者」として、米国人学生4名が滞在していました。
 大阪の高校生で、機内検疫後に感染が確認された生徒がいましたが、その人と機内座席が近かったとされた人たちです。京都のホテルに缶詰となり、京都市の担当の方が、外出自粛のお願いに出向いたときの写真が新聞に掲載されました。その京都の方はマスクしてませんでしたね。失礼だからしなかったのでしょうが、役目なのだから予防措置はしたほうが合理的だと思いました。
 結局は、高校生の情報、座席を途中で移動したこと、が誤りであったので、数日後に外出自粛は解除され、市の担当は菓子折りを持ってお詫びしたそうです。

 この水際作戦は今のところ、成功しているようです。しかし、発熱していない感染者がすでに入国している可能性はあるのです。

 とある大きな劇場のトイレには、ちゃんと「消毒薬」が備えてありました。それで消毒してきましたよ。

 このインフルエンザの検疫を厳密にして海外渡航規制を強化し拡大すると、世界の景気がさらに悪化して、経済的な理由で「自殺者」が増えることになります。
 疫学的にこのインフルエンザの感染者死亡率が相対的に高くなく従来の季節性インフル程度ならば、過剰な規制はかえって死亡者数を増やすことにつながる恐れもあります。
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Day 1

2009-05-14 | 朝顔のこと
朝顔の種を、5月7日に蒔きました。その2日前に水に浸けておきました。
 5月12日に無事発芽し、2鉢とも2本づつ芽がでています。
 昨年の花から採った自家製の種なので、ちゃんと花が咲くか心配です。

 5月12日を「Day1」とします。

 昨年2008年は、5月21日がDay1、発芽日になっています。今年は9日早く種をまいたことになりました。


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新緑の季節

2009-05-13 | もろもろの事
5月10日は、京都でも気温が29度まで上昇しました。
 外に出ると、街路樹の新緑がまぶしい季節です。

 植物には、葉緑体という物質が含まれていて緑色を発色する原因です。葉緑体により、太陽の光を吸収して「光合成」が行われます。水を分解して酸素を放出し、二酸化炭素から糖を合成します。
 太陽からのエネルギーを利用可能な形に固定し、後日再利用可能なように保存することができます。変換の効率も非常によいといえます。
 一方、半導体技術を応用した「太陽光発電」では、電池パネルの製造自体に相当なエネルギーが必要です。製造コストもかなり高価で、現在の技術では光から電気への変換効率もそれほど高くない状況です。

 将来、葉緑体と同等な生物化学的プロセスで光合成ができれば、究極のエネルギー源になると思われます。
 その前段として、植物の「品種改良」によって、でんぷんの生成効率の良い水草(できれば海水でも育つもの)や、少ない水で成長する雑草的なでんぷん製造植物ができないでしょうか。

 地球上の生物進化で、初期の頃、まだ大気には酸素がほとんど無くて二酸化炭素と窒素ばかりだったようです。そこに、シアノバクテリア(藍藻)が、細菌から進化し出現して、どんどん酸素を生産したとされています。
 酸素は、動物には必須の気体ですが、その他の原始生物には猛毒性となりました。「酸化作用」によって化学構造を破壊するからです。その結果、「自然選択」が働いて、酸素を必要とする生物が有利になりました。葉緑体が作る、エネルギーの缶詰である「でんぷん」を食料として、動物が生存できることにつながります。
 これらの過程を振り返ると、光合成なる極めて特殊な機能をもつ化学物質が、35-27億年前に突然変異、つまり「偶然」に出現したとはまったくもって不思議です。





 新緑は、見ているだけで、元気になる気がします。
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