旧農作業場は鉄骨の農作業場とつながっていた。風の通り道がないのでまともに台風の暴風を受けた。
Googleストリートビューで2014年4月の風景。
旧農作業場は面積を大きくして部屋を広くするため建物をお互いに接触させて作った。旧農作業場には台所から上履きで行けて雨が降っても建物の間の移動は雨に関係なく楽だった。
2階に上がれば雨音がうるさかったが大雨の時以外はイヤホーンから流れる音楽などおもしろかった。
作業の動線はとても長かった。むだな余計な疲労をしていた感じだ。
新農作業場は独立している。風通しも良い。周囲に台風の暴風が流れていき壁で風をまともに受けないのでずうっと建物の痛みも少ない。
それで、雨が降れば傘が必要になった。汚れた靴をいちいち履き替えなければならない。土足厳禁が前提の設計だがーーー
新農作業場に土足で入るのはダメだ。かといって、玄関がないので困った。
玄関のかわりに土足の受け皿と土を落とす皿をおく。どちらも蓋つきのものにする。手前には靴底についた土を落とす網などを入れた受け皿、次に保管用の皿。どちらも蓋をしておく。台所と結ぶ通路を作っても台風で飛ばされるから作らない。当分の間、建物の間の移動は傘をさして。受け皿2枚で玄関のかわり。
面積が小さくなったので部屋の中の動線も短くなる。自然に疲労もなくなる。さらに部屋の中の移動は椅子に座ったまま。椅子は背筋を真っ直ぐにする背もたれがないもの。
休憩はリクライニングチェア。
新農作業場から台所まで行くのはメンドウなので休憩はそのまま新農作業場の中で。気持ちは休憩になるかどうか。
すると、お茶の用意はどうするか。シンクなどを置くような設計ではないが、これから簡単で小さいものを置く。
天井が高くなったので雨音は聞こえない。音楽などスピーカーで楽しめるだろうが、きっと、始めから終わりまでーーー
旧農作業場と同じに換気扇がない。塵埃はホースで部分的に排出する。集塵機は屋外においてサイクロンをつける。はるかに密閉空間になっているので空気は窓をほんの少し開けて取り入れる。
スピーカーは壁にかけるものもあり邪魔にはならないが、やはり、イヤホーンだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます