玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

粘らない餅が多いような

2019-01-13 04:03:05 | 知識
 11日には、乾燥して硬くなったのし餅を父が切り餅にした。玄米ごはん族で販売している煎餅を2個縦にならべて長くしたように切った。一日かかったらしい。すごいなあ。

 細長い餅なので、すぐに焼ける。喉の通りも良い。暖まって体も緩む。今年は体も調子が良いらしい。昨年は、病院通いだった。杖も借り、体が不自由になったので病院から認定された。一年間有効だがそろそろ期限が切れる。良かった。

 餅にも様々な種類がある。父が率先して作った餅は最も簡単だ。
 
 ウィキペディアから抜粋する。


ーーーーー
餅といえば一般に搗き餅を指し、練り餅は団子という。ーーーーー

ーーーーー穎果は小粒で、ーーー加熱加工しにくい果皮が包み、ーーーーー杵などで叩く(「搗(つ)く」という)ことで除くことができる。このような加工の初期段階では、コメにおいてもおそらく他のイネ科の穀類と同様に粉状にし、水とともに練ってそのまま食したと考えられる[1]。やがてコメの煮炊きが始まり、さらにコメは小麦や大麦などよりも吸水性がよいことから粒食が発達することになるが、原始の形のコメの食法は神饌として残り、日本ではこれを「粢(しとぎ)」と言った[1]。ーーーーー



基本となるもち米をついて作る餅編集
のし餅(延し餅・伸し餅)、角餅(切り餅) なまこ餅

丸餅
鏡餅は、お供え

あぶり餅
竹串にさして炭火

鳥の子餅

赤福餅・御福餅・川渡餅・あんころ餅・ぼたもち
小豆でつつんだ餅。

揚げ餅

餅を 1cm 内外のサイコロ状に切断

飴の餅
餅を水飴でくるんだもの。江戸時代

あん餅・大福
中にあんこが入った餅。

磯辺餅(いそべもち)
海苔巻き

かき餅(かきもち、欠餅)
天日で乾燥、焼いた

柿餅
干し柿

からみ餅
大根おろし

かんころ餅
さつまいもを輪切りにし湯がいて天日で干した物ともち米を一緒に蒸して、混ぜてついた黄色の餅(甘古呂餅)。
きなこ餅(安倍川もち)

巾着餅
油揚げの中 おでん

草餅
ヨモギなどと共についた餅のことで、小豆あんを包むことが多い。うるち米を用いたものや、あんを包まず伸したものも草餅である。

くるみ餅
クルミ餡をからめたもの

凍り餅・氷餅・凍み餅
凍らせた餅。[10]

笹餅
笹の葉で巻いた餅

酢餅
大根おろしとカボスまたは柚の果汁(ポン酢)

ずんだ餅
ゆでた枝豆

栃餅
栃の実を混ぜてついた

納豆餅
納豆をからませたもの。

花びら餅・御焼餅(おやきかちん)
ゴボウを薄くのばした餅でつつんだもの。

菱餅
雛祭り

水餅
水に漬けて貯える餅。[10]

椿餅
もち米を蒸してから乾燥し、軽く砕いた道明寺粉で作る餡入りの餅、椿の葉ではさむ。

桜餅(道明寺)
道明寺粉で作る餡入りの餅で、塩漬けした桜の葉で包む。

羽二重餅、乳団子、走井餅
砂糖や水飴を加えて練った柔らかい餅。

亥の子餅

芥子餅
求肥で餡をくるみ芥子の実をまぶしたもの。

ムーチー(鬼餅)
水で練ったもち粉を月桃(さんにん)の葉で包んで蒸した沖縄の餅。

ちまき
ササの葉

煎餅(せんべい、いりもち)

白玉

ふところ餅

稲葉

五平餅(五兵衛餅、御幣餅、吾平餅)
うるち米の餅を板に付け火であぶり、味噌を塗ったもの。

月見団子
ピンポン玉程度の大きさ

串団子
丸餅数個を串 甘辛いタレをからめたみたらし団子(御手洗串団子) 小豆・枝豆などのつぶ餡やこし餡。
醤油を塗って焼いた串団子に海苔を巻いたものを磯辺団子という。

牛蒡餅
うるち米の餅と黒砂糖などを混ぜてケシの実をまぶした餅。

柏餅
柏の葉で包んだ餅。小豆こしあん、味噌あんなどを包む。

鶴の子餅
鳥の子餅と同じ形状  すあま

うる餅、あらかね餅、ぼろ餅、おふく、こごめ餅、たがね餅、ごんだ餅、どや餅
もち米にうるち米を混ぜてついた餅。地方により様々な名称で呼ばれ、味や形も様々である。[10]

小米餅
もち米にうるち米を混ぜてつき、米粒を残したもの。

やしょうま
信州のカラフルな米粉餅[11]。


デンプンを用いるもの編集

くず餅(久寿餅)
小麦粉の澱粉質を乳酸発酵した物を蒸し上げて作る。主に関東地区で食べられている。


主なつき餅料理編集

焼き餅

雑煮

汁粉・おしるこ
小豆を煮た汁の中に餅

大福餅・餡餅(あん餅)
餅の中に具として餡を入れて包んだもの。餅をつく時に豆を入れたものは豆大福餅と呼ぶ。餅が柔らかいうちはそのまま、固くなった場合は焼いたり油で揚げて食べる。

啜り餅(すすりもち)
慣れないと危険。

小袖餅

宇土餅

凍み餅
高野豆腐のように寒中に干した餅。草餅が使われることが多く色は緑色。保存食やみやげ物として使われる。

乾燥餅
レトルト食品として販売


事故編集

粘着力・付着力が高く高齢者などにとって極めて危険性が高い食物である。ーーーーーー
なお、もち米に普通の米(うるち米)を5:5に配合することにより粘度を下げた餅は各地にある(上記 あらかね餅を参照)。




 どのぐらいの硬さがあるのかわからないが、和菓子のように粘らない餅もあるらしい。粘らないのは玄米餅だけではないようだ。
 それなら玄米餅を食べて、これは餅か、と聞かれたら玄米餅だ、と答えれば良い。粘らない餅の方が多いような気がする。

 二枚の餅の間に根菜類をはさむとハンバーガーに見えるかもしれない。ずいぶん暖まりそうだ。柔らかい餅はうるち米を混ぜればできそう。

 ずうっと昔は粉を水にといてそのまま食べたらしい。粉は今でいうと粒状かもしれない。玄米ごはん族の粉は超微細粉だ。すぐに水に溶ける。しかし、澱粉は熱を加えてアルファー化しないと消化できないといわれている。大昔と比べると、ものすごく汚染された空気、水と、おまけにとんでもなく進化した病原菌に囲まれて生きているので、人体の抵抗力は数万倍強化されているはずだ。ちょっと試験してみるか。
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昔の人の苦労の結果

2019-01-10 04:18:37 | 知識
 限界集落といわれるところがある。消滅が確定している集落かもしれない。相続など考えられないところだろう。
 
 鎌倉時代ごろから相続について取り決めができた。相続するものは家督であり資産以外のものも含まれていた。ウィキペディアから引用する。


家督
家父長制における家長権
ーーーーーーー
家督(かとく)とは、家父長制における家長権を意味する。鎌倉時代に家督の嫡子単独相続、遺産の分割相続が原則とされた。室町時代に両者とも嫡子相続を原則としたが、現実には完全な制度として確立しておらず、内紛が発生した。のち江戸幕府の絶対的な権力を背景として、家督の嫡子単独相続が確立した。
なお、主に武家においては、断絶した家名を他氏の者が相続することを名跡を継ぐといい、実子または血縁者が相続する場合の家督継承と区別された。主な例としては平姓畠山氏を源氏の足利義純が相続し、源姓畠山氏に変わった事などが知られている。
また、鎌倉時代には家督権は財産権とあわせて跡職(跡式)・跡目と称して嫡子が継いだが、庶子に分割する相続財産をも跡職と称した。その後、江戸時代には先代の死亡にともなう相続の場合を跡目相続、先代の隠居による場合を家督相続と呼び分けた。
明治憲法下においても家制度の一環として法制度として存続したが、日本国憲法施行直後の民法大改正によって廃止された。とはいえそれから70年以上経った今日でも家督を重んじる社会通念が西日本を中心に残っている。ーーーーーー

 
 要約すると、
家督の相続は、嫡子の単独相続と遺産の分割相続から始まり、その後両方とも嫡子相続になったが内紛がたえないので、最終的に嫡子単独相続になったが、戦後廃止された。

 家長権は鎌倉時代にできたらしい。それ以前は遺産の分割相続だったのかもしれない。そうすると、現代は鎌倉時代以前の状態になっている。
 鎌倉時代以前には肉食禁止令が出ていて魚を食したようだが、現代は明治時代からの流れで何でも食べている。
 食べ物が元に戻っているので、複雑な制度も存在しない時代に戻る。農業と関係したものなら、なおさらだ。
 成立の目的が家長権を嫡子に集中させることだ。大多数は農民なので田畑の分散を防止するために。相続のたびに分割された農地はだんだん細切れになり使えなくなる。実際に一族が危険になる例が続出したのかもしれない。一人に集中させる方がかえって良い、ということになったのだろう。それを保証するために制度ができたのだろう。

 自給自足でやっていれば、何か災害が起きると終わりだ。万が一の場合、一族はたった一人のために駆けつけることになる。名目は嫡子の救済だ。ずいぶん単純な話になる。
 嫡子は現代の会社の社長と同じように見える。
 農業でも一族が存在しなければ、自分一人になるが、一人でやれるようになったのは現代の技術が登場してからのことなので、ちょっと無理だ。先の厳しさが予想できると嫌になるだろう。
 現代は自給自足経済ではないから何も先祖伝来の地にとどまる必要はない。しかしーーーーー

 ここに住むことが、どれほど恵まれているのかよくわかる。お金を使えばそれなりの効果が期待できる。何かあると、助けにきてくれる人がいる。

 好きなように田畑、農作業関係の設備を一人で使っている。相手は機械なので文句もいわない。文句をいうのは使っている方だ。
 
 

 






 
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手作業がなくなる日

2019-01-08 06:29:03 | 
 一般の農家では30kgの米袋で出荷してます。30kgを移動させるのは人力ではたいへんきつい作業になります。 
 玄米ごはん族では出荷の形態が5kgや2kgなのでその点ずいぶん楽です。もみすり後の一時保存には30kg入り米袋のかわりに、150kgから180kg入る袋を使っています。

 大規模農家では1tから1.5t入りの袋を使っていますが、これだとあまりにも大きすぎて付属の農機具も必要になりますので使いません。

 数年ごとに農機具の更新をしていますが、来年は一時保管としての大きな袋の使用をやめて木製の枠に入れるように計画しています。
 
 30kg入りの米袋はやむを得ない場合にしか扱わないことにしています。
 昨年、宅配の会社が30kgのものは扱わないということになりました。途中で流れが止まってしまうような気がします。どうされているのでしょうか。
 
 昨年は膝の故障もかさなって、もし、30kgの米袋を使っていたらと思うとーーーーー
 重いものをあつかうことは止めて、無人化しなければたいへんなことになります。

 最終的な小分け作業には、まだまだ手作業が必要です。中間の作業は数年で無人化できます。
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サンプルをモミノキハウス様へ

2019-01-07 01:23:32 | 納品
玄米定食と玄米カレーの写真です。
 
 先日、自然食レストランの老舗MOMINOKI HOUSE様へ不良品を除去し厳選した玄米のサンプルを納めました。
 MOMINOKI HOUSE様には外国人の方々が多数お見えになり、玄米定食などを注文されるそうです。書籍にも紹介されています。開店されたのは1970年代初めです。
 オーナーシェフの山田様が開店された動機は、玄米食を提供したいから、だそうです。アメリカ、イギリスで修業されて帰国後、イギリス人の家庭に招かれ玄米の料理がだされたのでたいへん驚いたそうです。そのご家族は玄米をたいへんよく噛んで食べていたそうです。日本で玄米を食べている人などほとんどいない頃のことです。それから玄米の研究を始められたそうです。
 洋食をマスターされて、はれて帰国すると外国人の方から玄米は最高だ、といわれるのですからどのぐらいの衝撃を受けられたのか想像もできません。

 写真を見ると一般のレストランにある何かが欠けているような感じがします。動物性と揚げ物ーーータンパク質と脂肪がありません。植物性のタンパク質は少量あります。

 家で常日頃とっている食事がここに出されています。こちらは洗練されています。素材を生かす、とはこういうことをいうのでしょう。
 外国の方々がタンパク質と脂肪に飽きられて和食にひかれるのもわかる気がします。

 洗練されたもの、とはどういうものかの解答です。

 今回納入した玄米はササニシキです。米の中ではタンパク質が最も少ない品種のひとつと考えられています。このメニューには最適だと思います。

 今回、洗練とは、が何となくわかったような気持ちです。

 ピッタリの言葉がありました。

  シンプル イズ ベスト
今では日本語になっているかもしれません。

 どうもありがとうございました。
 これからもよろしくお願いいたします。
 

 
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納品 グルッペ様

2019-01-06 00:21:23 | 納品
 昨日、グルッペ吉祥寺店様へ納品にお伺いしました。

 昨年は稲が実る頃毎日のように続いた暑さで、玄米の成長にも影響が出て未熟米や変色米が多くなりました。例年の通り収穫、籾摺り、選別を行いましたが、不良品が多くなりました。そこで、選別を厳重に行い、良品だけを袋詰めするようにしました。その結果、満足できる玄米になりました。
 たいへん遅れまして申し訳ありませんでした。来年度は、良品をもう少し早く納品いたします。

 グルッペ吉祥寺店様へ納品したものを紹介します。

 玄米ごはん族の玄米です。



5kg袋と2kg袋があります。納品しましたのは、ササニシキです。イーナニシキという名前をつけています。

 

 玄米ごはん族の煎餅です。




ぽりぽり醤油煎餅は、もち玄米と醤油で作ったものです。
ぽりぽり揚げ餅は、もち玄米と米油と海水を製塩したものに植物性の粉末を加えたもので作りました。


 玄米ごはん族の米粉です。



黄色のラベルが玄米粉です。
緑のラベルが白米粉です。
どちらも250メッシュの粉になっており小麦粉以上に微細になっています。

 どれも使用した玄米は、無肥料、無農薬、常温乾燥で、有機栽培です。

 今回納品させていただきました玄米はササニシキです。コシヒカリやアキタコマチも追加の予定です。

 今後ともよろしくお願いいたします。
 
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