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Mikuのブログ

世界経済の安定には「成長産業」が必要!

2015-09-30 15:23:08 | 政治・国防・外交・経済

[HRPニュースファイル1505]http://hrp-newsfile.jp/2015/2424/

文/HS政経塾第5期生 表なつこ

◆原油安で混乱する国際経済情勢

中国の景気減速によって、投資家の真理が冷え込みこれまで需要が見込めると思われていた原油価格が暴落しています。中東のみならず世界の原油産出国の景気も悪化させ始めています。

他方、原油安は日本にとってはメリットがあります。日本は世界第3位の原油消費国、世界最大のLNG輸入国であるため、原油価格の安さは貿易収支の改善などに寄与します。ガソリン代や電気料金の下落にもつながります。

その反面で石油の元売り業など資源ビジネスには苦境となります。

また、短期的にはメリットがあるものの、原油安が長期化すれば、投資の減少によって石油生産量が減ることが考えられます。

石油開発は、探鉱から生産まで3~5年ほどかかるため、開発が停滞すれば5~10年後に供給が不足して、油価が高騰する危険性もあるのです。このように、原油安は世界を混乱させる可能性を含んだものです。

◆消費が低迷していては国内経済の成長も見込めない

安倍総理は9月24日の記者会見で、GDP(国内総生産)を600兆円に行き上げることを今後の目標に掲げました。ですが、9月8日発表の2015年4~6月木の実質GDPは、3四半期ぶりのマイナス成長となっています。

この原因は、輸出の悪化と個人消費の減少が原因だと言われています。輸出の悪化は、中国経済の成長鈍化という外部要因が強いため、ある意味仕方がないと言えますが、GDPの6割を占めている個人消費が低迷していることは不安材料です。

ここを改善しない限り、GDP600兆円は実現できないでしょう。

GDP 公表後に出された各シンクタンクの見通しでは、7~9月のGDPはプラス成長に転じるという予測が主流ですが、日本総合研究所の枩村秀樹氏の観測による と、これは猛暑効果やプレミアム付き商品の使用によるもので、消費の押し上げ効果はわずかであり一過性のものだと指摘されています。

さらに、食品や身の回り品など家計に身近な品目は値上がりしており、内閣府の調査では家計の85%が1年後に物価が上昇すると予測しています(9月26日の日経新聞)。消費税10%への再増税の問題などもあります。

値上がりと合わせて所得も増えているなら問題ありませんが、所得が上がらないなか物価がさらに上昇すると考える人が増えれば、節約志向が強くなり消費が低迷することは明らかです。

アベノミクス開始以降、名目上の所得は上昇していますが、物価の上昇を上回っていないため、実質の所得はまったく増加していません。

先述の枩村氏は、「景気回復の恩恵は家計部門には全く波及しておらず、ここで好循環のメカニズムが途切れてしまっている」と指摘しています。これは、幸福実現党がアベノミクスは失敗すると主張していた通りの内容です。

個人消費を回復させるには、国内産業を活性化させ企業が利益を上げ、それによって雇用者の賃金上昇を実現させる必要があるでしょう。

翻って日本の産業界を見てみると、中小企業の多くが、電気料金が上がってもその値上がり分を価格に転嫁できず、人件費削減などで対応しています。

電気料金は、「燃料費調達制度」で原油などの輸入費用が電気料金に転換される仕組みで、電気の使用者も燃料の輸入代を負担しています。

現時点では原油価格は安くなっており日本にはメリットもありますが、長期的に見ると原油価格は上昇し続けてきたもので、さらに国際情勢の変化に応じて乱高下する不安定なものです。

◆変動する経済環境に合わせて何が必要か考えよう!

電気料金の安定化には、原発の早期再稼働が有効です。また放射線を無効化する技術や使用済み核燃料を再利用する技術の実用化などは、人類が必要とする成長産業だといえるでしょう。

日本は、国内の可処分所得を増やし、消費拡大によってGDPを成長させ、新たな成長産業を創っていくべきです。

日本の成長産業が新たなパイを創出することによって、世界の経済的混乱も収束させることができるよう、大きな志で成長産業の育成を訴えていきたいと思います。

 

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米露首脳が国連で演説 シリア巡って激しく対立

2015-09-30 15:22:50 | 中東・ユダヤ教・イスラム教・IS問題


http://the-liberty.com/article.php?item_id=10250

米オバマ大統領と露プーチン大統領がこのほど、国連総会で演説した後、首脳会談を開いたことを、主要各紙が報じている。
それぞれの演説で、両者はシリアの現状と未来に関して対立する世界観を提示した。


◎割れるシリア政策

ロシアはシリア内部に軍事基地を設け、アサド政権を支援してイスラム国に対抗する姿勢を見せている。その一環として、ロシア・イラン・イラク・シリアの4カ国間で情報共有をすることで合意。シリア情勢を巡って、ロシアが主導権を握りつつあることを示した。

国連総会の演説でプーチン氏は、イスラム国をはじめとするテロ組織に対抗するために、「反テロ連合をつくるべきだ」と主張した。これに対してアメリカ側は、 シリア市民を虐殺しているアサド政権を打倒する必要性を訴え、ロシアの真意が「アサド政権の存続」ではないかと疑っている。

「アサド政権を支援する」とするロシアと、「アサド政権を打倒すべし」というアメリカで、明らかに政策が割れているのだ。


◎対立する正義

両国の対立の根底にはさらに根深い問題がある。それぞれの世界観が、シリア政策に明確にあらわれているのだ。

国連総会の演説で、プーチン氏は、「ソ連は共産主義革命を輸出しようとして失敗した。しかし、一部の国々はその間違いから学ぶことなく、革命(この場合は民主主義革命)の輸出を続けている」と、アメリカが武力介入を通してイラクの政権などを転覆してきたことを批判した。そして、「主権とは、それぞれの国が自分たちの未来を選び取ることができる『自由』のことである」と主張。シリアという主権国家を支援してイスラム国に対抗するという政策を明確に打ち出している。

これに対し、オバマ氏は、「真の民主主義国家や人権への配慮が成されている国では、シリアで見られるような混乱は起きない」とし、アサド政権が市民を虐殺していることを再度指摘した。アメリカの視点からすると、「非民主的な国では、そもそも国民が自分たちの未来を選ぶ権利がない」とい うことだろう。しかし、シリアに民主的で安定した政権を打ち立てるための戦略を提示できてはいない。

米露いずれも、陸軍をシリアに派遣する可能性を否定している。ロシアはアサド政権の存続によって地域の安定を保とうとしているのかもしれないが、アメリカの戦略は明確ではない。そのため、アメリカのやり方では、アサド政権やイスラム国を打倒した後、誰がシリアの治安を守るのかが分からない状況だ。

プーチン氏は自らの正義を信 じて行動しており、それが明確なシリア政策としてあらわれている。しかし、オバマ氏は、シリア市民は救いたいけど、陸軍は派遣したくない」「アサド政権 は打倒したいが、イスラム国にシリアを取られたくない」など、「何が正義であるか」迷っている面が見られる。

両者が口論している間も、シリア国内ではアサド政権やイスラム国による虐殺が続いている。すでに数十万人の死者を出し、それに数十倍する難民を生み出しているシリア内戦を終結させるためにも、国際正義の基準を明確に打ち出す必要がある。(中)

 


【関連記事】
2015年9月19日付本欄 ロシアがシリア介入を強化 やはりアサド政権の退陣は必要
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10182
2015年5月6日付本欄 シリア・アサド政権が危機に イスラム教圏に必要なこと
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9587
2015年9月号記事 日本はロシアといかに付き合うべきか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9948


─ ─ ─ ─


こうしてみると、オバマは安倍首相と似てますね。

ちゃんとした哲学がなく、迷いやすい。

ま、アメリカはいいんですけど、これからの日本の場合こういう首相だと困るのです。



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NASAが火星に水がある最も有力な証拠を発見 宇宙探査技術の更なる発展を【UFO後進国日本の目を覚まそう!】

2015-09-30 15:22:35 | 宇宙産業・宇宙・UFO・未来産業


http://the-liberty.com/article.php?item_id=10251

米航空宇宙局(NASA)などの研究チームはこのほど、火星に現在も水が流れている証拠を見つけたと発表した。

従来の探査では、春から夏に現れ、大きくなり、秋になると消えることから、水の流れた跡とされるしま模様や、火星にかつて川や海が存在したことは確認されて いた。しかし、現在も火星上に水が存在するかどうかは分かっておらず、今回の発見は水の存在を裏付ける、これまでで最も有力なものだという。

研究チームが28日に開いた記者会見によると、火星探査機「マーズ・リコネサンス・オービター」に搭載されている測定器が、火星表面上のしま模様部分に塩の 鉱物と見られる物質を発見した。塩水は氷点下でも一定の温度に達するまで凍らないため、このしま模様は塩水が流れた跡である可能性が高いと推測されてい る。

今回の発見について、横浜国立大学の小林憲正教授は29日付日経新聞で、「火星で塩水が地表面まで流れていたとすると、地下にもっとたまっている可能性が十分考えられる」と語り、微生物がいてもおかしくないと指摘している。


◎火星人は地下都市に住んでいる!?

このように、火星では生命が存在する可能性を示唆する証拠がつぎつぎと発見されている。真相はいかなるものだろうか。

大川隆法・幸福の科学総裁は、たぐいまれなる霊能力によって、これまでに人間の魂のルーツを数多くリーディングしてきた。その結果、今地球人として生まれている人の中には、過去に地球外で生きた魂も存在することが判明している。その中には火星人も含まれる。

大川総裁が2010年7月、宇宙人リーディングを行ったところ、対象者は以前火星人として生きたことが判明した。現在もかつて川があった部分に近い地下都市 に住んでいる火星人がいるという。これは「地下にもっと水がたまっている」という小林教授の指摘と整合する部分がある。

火星以外にも、土星の衛星「エンケラドゥス」の表層下に海洋が広がっていることが分かっているなど、地球外生命体の発見への期待が高まっている。宇宙探査技術の更なる発展が求められる。(冨)

 


【関連サイト】
映画「UFO学園の秘密」公式サイト
http://laws-of-universe.hspicturesstudio.jp/

【関連書籍】
幸福の科学出版 『ザ・コンタクト』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1531
幸福の科学出版 『THE FACT 異次元ファイル』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1524

【関連記事】
2015年9月22日付本欄 火星移住はどうすればできる? 奇抜なアイデアが未来を開く
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10227
2015年10月号記事 目を覚ませ!UFO後進国ニッポン - 宇宙人との遭遇 - マスコミが報じない真実 Part 1 山口敏太郎氏 vs. 唐沢俊一氏 / 武良信行氏インタビュー
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10083
2015年6月号記事 目を覚ませ! UFO後進国ニッポン - 米中は「宇宙人技術」を持っている
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9532

【関連情報】
映画「UFO学園の秘密」の公開が10月10日に迫るなか、「ヒューマントラストシネマ渋谷」限定で、"UFO学園の秘密 劇場オリジナルドリンク"が販売開始となりました。
壮大な宇宙をイメージした"コスミックUFOソーダ"。
320円でご購入いただけます。



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