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Mikuのブログ

幸福の科学の非公式アイドル!?「アンジュエル」のビデオ収録現場に潜入!

2017-02-11 10:46:22 | 幸福の科学・宗教・科学・医学・SP

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12570

昨年11月、幸福の科学からアイドルグループが誕生したとネットニュースで報じられた。「幸福の科学 非公式 学生部アイドル anjewel(アンジュエル)の運営アカウントです」と書かれた公式ツイッターが開設され、何やらメンバーらしき女の子たちの写真がぼかしを入れた状態で掲載された。 

 

アイドル誕生のニュースに衝撃

このニュースは、編集部に衝撃を与えた。なぜなら、そのアイドルグループが誕生したことを、ネットニュースを見るまで知らなかったからだ。リバティは幸福の科学出版のメディアなのに……。 

記者は悲しい気持ちになりながら、幸福の科学の芸能部門を担当する部署に電話をかけた。すると、「ちょっとわかんないんですよね~。学生部がやってるみたいで」との答え。ええっ!? ほ、ホントに「非公式」なんですね。 

仕方ないので学生部に電話をかけると、やっと詳しい人につながった。取材したいと伝えると、「12月に正式にメンバーが決まるので、それからにしてください」とのこと。連絡を待つことになった。 

ところが12月、またもやネットニュースで、メンバーがお披露目されたことが紹介された。愛称や年齢に加えて、記者が取材したというコメントまで書かれている。ああ、またもや先を越された。連絡くれるって言ったのに……。 

幸福の科学の芸能部門に聞いてもよくわからず、メンバー決定の連絡もくれない。ネットニュースでは、アイドルオタクを入信させようとする企みなのではと批判されている。もしかしたら、けしからん連中なのではないかという疑いが心によぎる。よし、なんとしても取材して調べてみよう。 

そう意を決して学生部に電話をすると、年明けにメンバーがそろってダンスのビデオ収録を予定しているという情報をあっさり教えてくれた。 

 

朝からダンスのビデオ収録

1月、都内某所。アンジュエルのメンバーは、昨年公開の映画「天使に“アイム・ファイン"」の主題歌を、おそろいの制服を着て踊るビデオを収録していた。朝早いのにみんな元気いっぱいだ。 

収録に立ち会っていた学生スタッフがまず質問に答えてくれた。 

記者(以下、――)どういう経緯でアイドル活動をすることになったのですか?

学生スタッフ: 学生部をPRする方法を考えていて出てきたアイデアです。最初は軽いノリで始めたのですが、反響がすごくて、オーディションをすることになりました。首都圏に住んでいる大学生の中から募集して、12月に正式にメンバーが決まりました。といっても、学生が自主的にやっている活動なので、交通費も自腹ですし、今日の衣装の制服も借り物です。寄付を集めないといけないので、リバティさん、ぜひ宣伝してください!

――は、はあ……。(でも、連絡くれなかったじゃないか……) 

 

幸福の科学の本を読んで自分が変わった

まななん。イメージ石はローズクオーツ(ピンク)。

気を取り直して、メンバー全員に話を聞いた。まず、メンバーの中でも人気の高い、まななん。アイドルグループの「嵐」が大好きな18歳で、歌手志望だという。ちょっと意地悪な質問をしてみよう。 

――アイドルオタクを入信させようとしているとネットニュースなどで書かれていますが、どうなんですか?

まななん: でも……ファンになってくれたらうれしいな、みたいな感じです。アンジュエルを見て、幸せになってもらえたらうれしいなって。私はもともと歌が好きで、歌手になりたいと思っていたので、アイドルには興味はなかったんです。でも、アンジュエルの活動はとっても楽しいです! 

 

――ツイッターで幸福の科学の本を勧めたりしていますが、やはりファンの人たちには幸福の科学のことを知ってもらいたい?

まななん: そうですね。私も幸福の科学の信者ですけど、ただ信者というだけで、何もしてなかったんです。最近になっていろいろ幸福の科学の本を学んでから、自分が変われたというか。もともとネガティブで、こんなに笑わなかったんです。中学くらいのときに嫌なあだ名つけられたりして、つらかったんですけど、そういう昔の思い出が、幸福の科学の教えを学んで、とらえ方を変えたら、そんなにつらくなくなった。もういいやってあきらめるんじゃなくて、前向きな方向に変われる。心の持ちようで変わるんだということに気づくことができたんです。 

 

――なるほど。ファンの人たちにもそうなってもらいたいということですね。(なんといい話……)

 

はるか。イメージ石はアクアマリン(青)。

続いて、インテリキャラとして人気のあるはるか。踊りはなかなか慣れず筋肉痛になったとか。政治と法律を専攻するお堅い面もある一方、カラーセラピーにハマる19歳でもある。う~ん、やっぱり、意地悪な質問をしてみよう。 

 

――アイドル活動を始めたのは、アイドルオタクを誘うためですか?

はるか: 私たちの信じている教えを、アイドルというかたちで、わかりやすく伝えたいと思っています。私は両親が幸福の科学の信者なので、小さいころからその教えにふれてきて、これが世界の人たちみんなを救う教えだと思っています。私自身も、小さな経験の積み重ねではあるんですけど、つらい気持ちのときに幸福の科学の本を読んで、自分は1人じゃないんだと感じて救われたことがあります。  

――なるほど。アイドル活動を実際にはじめてみてどうですか?

はるか: 自分の写真を撮るとか、踊るとか歌うとかは、もともとあまり得意じゃなかったので、慣れないことも多いんですけど、でも、ツイッターなどで本をおすすめして、「読んでみます」っていう反応が返ってきたりするのがすごくうれしいですね。

――(うーん、なんとキラキラした話。自分の質問が恥ずかしくなってきた……) 

 

「宗教イコール悪」と思われている世の中だからこそ

みなみ。イメージ石はアメジスト(紫)。


アンジュエルのメンバーは全部で5人。愛国ガールのみなみは、嵐の櫻井翔くんが大好きな19歳。英語が得意なしおんは、好きな芸能人がいっぱいいる19歳。挑戦がテーマのいつきは、アイドルとメタルを融合したベビーメタルが大好きな20歳。 

意地悪な自分が恥ずかしくなってきたけど、でもやっぱり3人にも「アイドルオタクを入信させようとしているのでは?」と意地悪な質問をしてみた。以下は3人の答え。

 

みなみ: この活動を通して1人でも多く幸せになる人が増えたらいいなと思ってやっています。私は日本が大好きなので、愛国ガールということで、政治的なツイートもしています。日本は悪いというふうに教えられてきたけど、実は2000年以上の歴史があることを知って、すごいなと思ったので。アイドル活動は楽しいです。幸福の科学のことを知ってもらえるのもうれしいです。大学生になってから幸福の科学の学生部に行くようになって、人も温かくて、自分自身もより良い方向に変わることができました。私自身もこの教えに出会えてよかったと思っています。

 

しおん。イメージ石はルビー(赤)。

 

いつき。イメージ石はイエローオパール(黄色)。


しおん: 「宗教イコール悪」みたいに思われているところがあって、幸福の科学に触れる機会そのものがないので、そういうきっかけをつくりたいなって思ってます。中学時代の友だちの中に、「生きている意味が分からない」って言っていた子がいるんですが、私自身、幸福の科学の教えを学んで、感動したし、生きる意味を確信したところがあるんです。だからやっぱりこれは伝えていきたいというか。アイドル活動は、私にとって自分を知るきっかけになりました。どうやったら人の心に響くのか、とか、考えるようになりました。 

いつき: アイドルオタクの方たちもですけど、それ以外の人にも興味を持ってほしいなと思っています。私も小さいときから信者だったんですけど、特に何もしてなくて、2年くらい前に幸福の科学の本を読み始めました。そうしたら、書かれていた言葉がスーッと心の中に入って来たんです。それからどんどん読んでいって1年くらい経ったとき、ふと、「自分、なんか、変わってるな」と思ったんです。人との絆を大事にしようとか、いろんなことに挑戦してみたいと思ってる自分がいた。それまでは何でも私にはできないって思うタイプでした。このアイドル活動も、挑戦してみようという気持ちで飛び込みました。 


記者は思った。アンジュエルのメンバーたちは、一人ひとりが、幸福の科学の教えによって自分自身がより素晴らしくなった経験をしている。そしてそれを、他の人たちにも経験してほしいと思っている。その気持ちが、非公式であっても幸福の科学のアイドルを始めた理由なのだと。

 

頑張れアンジュエル。いつか幸福の科学の「公式」アイドルになれますように!

(大塚紘子)

 

【関連ページ】

アンジュエル公式ツイッターhttps://twitter.com/anjewel_stone?lang=ja 

【関連記事】

2016年3月号 「新しい天使像を描きたかった」 - 天使にアイム・ファイン 映画公開直前レポートhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10822

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騒いだ結果が「ムダ金」「風評被害」「派閥争い」……築地に行って見えた本当の「移転問題」(後編)

2017-02-11 09:45:38 | 政治・国防・外交・経済

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12571

《本記事のポイント》

  •  豊洲市場の「6000億円の投資・日700万円のコスト」はドブに?
  •  業者が恐れるのは豊洲市場の「風評被害」
  • 「築地・豊洲」論争の奥に「マグロvs鮮魚」の争い
  • 「築地・豊洲」並走もありえるのではないか

 

前編では、記者が実際に築地へ行ったことで見えた、「移転問題」の真の論点についてご紹介した。 

ポイントは、「そもそも築地が危ないから移転問題は始まった」「豊洲を嫌がる業者の心配は『安全』より『立地』である」ということ。「築地か豊洲か」の判断は僅差の問題だったことが伺える。

(参照: http://the-liberty.com/article.php?item_id=12568 ) 

それでも東京都と市場関係者は、「豊洲移転」という意思決定を下した。後編では、「小池百合子・東京都知事が、これを後になって引っくり返したことで、また別の問題が生まれている」ことを紹介したい。 

 

6000億円の投資・日700万円のコスト

「移転の見通しはしていたので、(設備投資などの)準備はしていた」

「冷蔵庫を買って、もうあっちに設置している」

 

声をかけた多くの業者が、複雑な表情で語った。 

豊洲の冷蔵庫棟、場内の無線LAN、冷凍設備などのために、業者は分担して少なくとも数百億円を投資している。さらに豊洲市場では、開場しなくても電気・水道料金、警備費など、ランニングコストが1日約700万円かかるという。 

こうした"被害額"は、「東京都卸売市場」が業者からの使用料で積み立てたお金で賄うことが検討されている。本来なら、業者のために他の投資に使えたお金だ。 

そもそも、豊洲市場の建設には6000億円の都税がすでに投入されている。これをドブに捨てるような判断は、最終的に正当化されるのだろうか。 

連想されるのが、民主党政権の失政として有名な「八ツ場ダム」の建設中止だ。民主党は「コンクリートから人へ」をスローガンに掲げ、多大な投資額をドブに捨てるところだった。 

 

業者が恐れる「風評被害」

豊洲市場への「風評被害」という問題も出ている。

 

「(豊洲には)行かないほうがいいよ。あれだけ変な噂が立っちゃったら、お客さん来たくなくなる」

 

ある卸売業者は語気を強めて言う。 

「豊洲が危険だ」という報道を見て、新市場からはネタは仕入れないと決めている寿司屋なども多いという。素材にこだわりが強い料理人ほど、豊洲を避けたくなっただろう。 

似たような構図を、福島でも見た。東日本大震災の後、各メディアが福島に“同情"するために放射能の危険を騒いだ。それが結果的に、福島産の農作物などが売れなくなる結果を招き、福島の復興を遅らせた。 

 

「築地・豊洲」論争の奥に派閥争い!?

さらに話を難しくさせているのは、「感情のこじれ」だ。 

関係者の「築地・豊洲」論争の背景には、マグロなどを扱う「大物」業界と「鮮魚」業界との間の派閥争いがあるという話も聞こえてきた。 

ある卸売業者は「鮮魚の連中は、皆揃って、移転に賛成した。おかしいだろ。お互いに『大きな顔するな』ってことで、争ってたんだよ。巻き込まないで欲しい」と怒りをあらわにした。 

こういうことは、どの業界にもあるだろう。いずれにせよ、激しい綱引きの結果、豊洲移転が決まった。計画が進むにつれ、争いのほとぼりも冷めつつあったはずだ。 

しかし、小池知事が問題をひっくり返したことで、一度は悔しい思いをした移転反対派が「そらみたことか」勢いづいた。

 

市場には、豊洲移転への反対を訴えるビラが、多数貼られている一帯があった。

市場内には、全ての店に豊洲移転反対を掲げるビラが貼られている一帯があった。異様な緊張感が漂う。記者が声をかけたある業者は「あんまり変なこと言えないんで……」と顔を伏せた。 

もはや、単なる「移転のメリット・デメリット」の話では済まなくなっている。人間の感情のこじれを、今後、どう解きほぐしていくのだろうか。 

1月31日、築地市場の東京魚市場卸協同組合の理事長選が行われた。今までの理事長は、移転賛成派だったが、今回は22票対7票という大差で、「大物」業界出身で移転慎重派の早山豊氏が当選した。市場は一気に、移転慎重に雪崩れを打ち、移転へのハードルは高まった。 

 

「立ち止まった」結果、沼に足を取られた

「騒いだコスト」は、あまりにも大きい。 

移転をしなければ、多額の投資が無駄になり、築地を再整備するためにさらに多額の投資が必要になる。しかし移転をするにも、風評被害や、こじれた市場関係者の感情を解きほぐさねばならない。 

小池氏は、「今一度、立ち止まって考える」として移転の延期を決めた。しかし、一度歩みだした足を止めた結果、深い沼に足を取られてしまったのではないか。

例えばの話だが、いっそのこと、築地・豊洲を並走させるという発想もあり得る。 

まずは豊洲に移転し、その間に、築地を一部でも再整備する。そして、「どうしても豊洲が怖い」「立地条件やブランドの観点から、築地がいい」という業者は、築地に戻る。両市場が二極競争をすれば、サービスの質も向上する。 

銀座の得意先のために、築地に残って商売をすると決めた卸売業者もいるという。仕入先は、必ずしも一箇所でなければいけないというわけではない。

(馬場光太郎)

 

【関連記事】

2017年2月9日付本欄 黒い排ガス、戦前の建物……築地に行って見えた本当の「移転問題」(前編)http://the-liberty.com/article.php?item_id=12568 

2016年12月20日付本欄 小池知事の豊洲移転問題は「八ツ場ダム中止」と同じ【大川隆法 2017年の鳥瞰図(3)】http://the-liberty.com/article.php?item_id=12376

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