清水富美加さんのブログ画面(左)と直筆コメント
「私、清水富美加は幸福の科学という宗教に出家しました。」――。
2月12日、東京都内で開かれた幸福の科学広報局の説明会で、女優・清水富美加さん(22歳)の衝撃的な直筆コメントが明らかになった(※詳細は後述)。そこには、映画やドラマ、バラエティ番組などで幅広く活躍してきた彼女が、宗教という新しい世界で救済活動をしていく決意が示されている。
同広報局は、「清水さんは、『引退』ではありません。出家して精神修養を行った後には、同グループの芸能をはじめとする様々な活動を行う予定であり、宗教的な映画などに出演する可能性があります」としている。
女優でモデルの清水さんは、1994年生まれで、東京都出身。「レプロガールズオーディション2008」でグッドキャラクター賞を受賞し、芸能界デビューを果たした。
2011年、ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」のヒロイン役に抜擢され、2015年のNHK連続テレビ小説「まれ」で、主人公の同級生役を熱演。映画「HK/変態仮面」などの話題作やバラエティ番組、テレビCMにも多数出演。著作にフォトエッセイ『ふみかふみ』などがある。
事務所に相談したが取り合ってもらえず
清水さんの代理として都内で説明会を開いた同広報局は、複数のメディアを前に、彼女が幸福の科学への出家に至った経緯を説明。これまで、明るくユニークな個性で、見る人を和ませてきた清水さん。しかし、その笑顔の裏には、さまざまな葛藤を抱えていたという。
いくつかの映画では、人を殺して食べるような役どころを演じるなど、信仰上、受け入れがたいグロテスクな仕事も、彼女の心身に大きなダメージを与えたようだ。
同広報局の説明によると、清水さんは子供のころから幸福の科学の熱心な信者で、以前から宗教としての救済活動の仕事をしたい、という強い思いを持っていた。つらい仕事などがあっても周囲の人々の期待に応えようと乗り越えてきた。
しかし、心身ともに厳しい仕事が続き、演じることに大きな葛藤を抱え、体調を崩し始めた。親などの周囲に「死にたい」とこぼし、マネージャーに相談すると、「あまり言うと本当に死んじゃうじゃないかと思うので、もう言わないでほしい」などと言われ、真摯に対応してもらえなかった。
上記の映画の撮影には耐え、クランクアップまでやり切った後に、事務所側に契約の解除を求めたが応じてもらえない中で、ついにドクターストップがかかり、病気で仕事ができない状態に陥った。
そのため、現在、清水さんは不安定な状態が続いて活動が困難になっており、撮り終えた映画の宣伝、撮影中の映画、その他、テレビのレギュラー番組などへの出演を見送っている。
そうした厳しい状況が続く中で、ついに彼女は父親に相談し、出家を決意するに至った。すでに、千の眼で闇夜で苦しんでいる人を救い、千の手で衆生を救うという意味を込めた「千眼美子(せんげん・よしこ)」という法名が与えられているという。
背景に所属事務所の「奴隷契約」の問題
また、同広報局は、今回の清水さんの出家のきっかけとして、清水さんが所属する芸能事務所の「奴隷契約」とも言える就労環境を問題に挙げる。
当初、歩合制の契約を結んでいたが、稼げるようになってくると、事務所側が月給5万円の契約を迫ってきたので、あまりのひどい内容に、「おかしい」と父親が交渉を始めた。すると、クライアントは継続を望んでいるにもかかわらず、それまで入っていた清水さんの仕事を事務所側が一方的にキャンセルするなどしたため、5万円の契約書にサインせざるを得なかった。
その後、清水さんに事務所はほとんど仕事を与えてくれなかったが、自ら「仮面ライダー」のオーディションに応募し、ヒロイン役を射止めるなどして注目を浴びていった。しかし、早朝から深夜までの撮影が連日続いたにもかかわらず、事務所は送り迎えもしてくれなかった。
その後、丸一カ月休まず働いたときでも、月給は5万円で、ボーナスも支給されなかったという。
さらに、清水さんは性的対象にされるのを嫌い、水着のDVD撮影などの仕事は受けないと伝えていたのに、事務所側が一方的に仕事を入れたため、出演せざるをえなかったこともあった。
「毎日がギリギリの状態でした」
今回、発表された直筆コメントは、ファンや関係者、友人などに対する思いから始まり、こう続く。
「約8年、このお仕事をさせていただきましたが、その中でお仕事の内容に心がおいつかない部分があり、しっかりとした生活が送れず、毎日がギリギリの状態でした」
「それでも、神とか仏とか、あの世とか、確かめようのないもの、この目で見たこともないものを、私は信じ、神のために生きたいと思いました。出家を決意してからは、安定した生活が送れるようになっております」
そして、最後にこう結ぶ。
「皆様から見たら洗脳とも取れるであろうこの一連の出来事やこの約8年間で感じてきた素直な気持ちを、これから、偽りなく、明かしていきたいと思います。どうかこれからも温かい目で見守って頂ければ幸いです。」
所属する芸能事務所のレプロエンタテインメントとは、2月に契約を終了しており、清水さんは体調が回復した後に、宗教家として本格的に教団の救世活動の手伝いをしていくという。
「新しい正義を見いだし、時代をつくり出す」
清水さんをめぐっては、1月17日、大川隆法・幸福の科学総裁による守護霊霊言が行われている。その中で、清水さんの守護霊は、ヒロイン役を演じた映画「変態仮面」に引っ掛けて、こう語っている。
「守旧体制で、何て言うか、変わらないような状態で、息が詰まるような時代が続いているときに、それを"引っ繰り返す人"っていうのは、やっぱり面白いですよね」
「アブノーマルのなかには、本当に駄目なものもあると思うけど、新しい正義を見いだしたり、新しい時代をつくり出したりするものもあると思うんで、やっぱり、そういうものには惹かれるところはありますねえ」
そして、自身の使命について、「役割としては、『千手観音』の役割なんです。それを持ってることは持ってる」と語っている。(以上、カッコ内の引用は『女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー』より)
引退せず、「芸能活動」を続ける見通し
一般的に「出家」とは、「世俗の生活を捨てて、僧となって仏道を修行すること、またその人」(デジタル大辞林)を指す。また、修行のみならず、空海、日蓮、親鸞などに代表されるように、仏法を多くの人に流布する役割も担う。
一方、幸福の科学では、端的に言うと、出家とは「幸福のコンサルタント」になること、としている。隠遁生活を送るのではなく、現代的な社会生活を送る中で、多くの人々を幸せにするための救済運動を進める。
具体的には、「人に愛を与えることが、自分や周りの幸福につながる」「人間は、魂修行のために肉体を持って地上に生まれ、死後、再びあの世に還る」「自分の心を変えることで、様々な苦しみが解決される」などの教えを、多くの人に伝える仕事のこと。家庭問題や人間関係、仕事、病気などに悩む人々への人生相談にものる。
「人の悩みの解決」「社会問題の解決」のための活動形態は多岐に渡る。
幸福の科学グループは、「自殺防止キャンペーン」や「不登校児支援スクール」などの社会事業、幸福の科学学園中学・高等学校の運営などの教育事業、幸福実現党などの政治活動にも携わる。悩み解決のための考え方を、エンターテイメントという形で広げるため、2016年3月には映画「天使に"アイム・ファイン"」を公開するなどの芸能・メディア事業も行う。
いずれも根底にあるのは、「営利活動ではなく、神仏に代わって人々を救う」という宗教的ミッションだ。
今回、清水さんは、輝かしいキャリアを捨て、宗教という世界で多くの人々を幸福にする聖務に就くが、出家して精神修養を行った後には、同グループの芸能をはじめとする様々な活動を行う予定であり、宗教的な映画などに出演する可能性があるという。
ファンならずとも、彼女の新しい選択に期待を寄せる人は多いだろう。
【関連書籍】
幸福の科学出版 『女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー』大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1818
幸福の科学出版 『景気をよくする人気女優 綾瀬はるかの成功術』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1457
幸福の科学出版 『女優・北川景子 人気の秘密』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1456
幸福の科学出版 『魅せる技術 女優・菅野美穂 守護霊メッセージ』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1111
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レプロって (Θ_Θ;)ウァ・・
能年玲奈さんが所属していたという事務所ですよね。
彼女がぱったり芸能界から姿を消したときは、まるで彼女がおかしくなったかのような報道のされ方をしてましたが、事務所の扱いが酷かったんですね。
サイテー・・・
まぁでも今はのんという新たな芸名で頑張っていて、本当に応援します!
ガッキーもこの事務所だということなので、なんだか心配です・・
なんだか韓国の芸能界を彷彿とさせる話ですね。
事務所の所長が韓国系の人なんじゃないですか?
いや、この扱いは本当にまるで奴隷ですよ・・・文明国の事務所なの?稼いでいるのに月5万はないよね・・ブラック企業を叩くならまずは芸能プロダクション叩けばって話。
芸能界を目指す人は素直でピュアな人が多い、本当は素晴らしい世界観を演じたいし表現したい人が多いと思う。
でも、その仕事は必ずしも彼らが望むような世界を描いた作品とは限らない、それは、ある程度仕方ない事かもしれないけど、限度もありますよね・・。
しかも、性的対象となる撮影には、どうしても嫌だという人がいるのは無理からぬことです。それを強要するような持って行き方は完全なる人権無視ですよね・・仕事以前の問題。
しかも、まともに仕事与えないのに、そういうDVD撮影の仕事はやらせるって!?
意味わからん┐( ̄ヘ ̄)┌
だからまるで枕営業をさせる韓国事務所並みだと言ってるんです。
事務所としてどうしてもそうした趣向の写真集を出したいなら、そうした撮影をしてもかまわない人やそうした撮影を望む人を専門の別部門として設けるべきです。
嫌だと言っている人に強要するようなことではないでしょう。
営業が苦手だから絶対に外回りしたくないというのとは訳が違うんですよ。その違いもわからんだろなぁ・・この韓国並みの事務所は・・