さすが?東大、「企業」格付け最上級の「AAA」
(2006年 9月 7日 (木) 19:32 読売新聞)
企業の格付けをしている「格付投資情報センター」(R&I)は7日、東大を最上級の「AAA」(トリプルA)に格付けした。
東大側が「一般企業と比べるとどのような評価になるのか」と、R&Iに格付けを要請していた。今回の評価の理由についてR&Iは「国立大は、授業料収入や国からの交付金もあり、よほどのことがない限り恒常的赤字になることはない」とし、「特に東大は、入試の難易度や研究のレベルの高さという面で、国立大の中でもさらに位置づけが高い」としている。
R&Iはこれまでに21私大の格付けを行い、早稲田大、慶応大、同志社大を最上級から2番目にあたる「AAプラス」に格付けしていたが、AAA評価は東大が初めて。
結局国の交付金次第、ということなんですね。
長期債の格付けとしては、交付金制度の安定性なども考慮に入れないといけないと思うのですが、この記事だけを見るとちょいと安直な感じもします。
日本格付研究所と東京大学のサイトにも詳しい情報がないのでそれ以上はわかりません。
昨日の紀子さまのご出産で、さしずめ学習院は1ランクアップ、または見通しを「ポジティブ」に変更、というところでしょうか。
(早稲田の「ハンカチ王子」効果は格付けにまでは及ばないのかな?)
(おまけ)
「デスノート」「ヒカルの碁」漫画家、ナイフ所持容疑
(2006年 9月 7日 (木) 14:59 朝日新聞)
小畑容疑者は6日午前0時すぎ、正当な理由がないのに、東京都練馬区大泉町5丁目の路上で、車の中にアーミーナイフ(刃渡り8.6センチ)を所持していた疑い。
警察官が整備不良の疑いで小畑容疑者の車を止めて職務質問をしたところ、車内の引き出しの中から見つかり、現行犯逮捕された。「キャンプで使うために持っていた」と話しているという。
アーミーナイフを持っているだけで銃刀法違反になるとは知りませんでした。
そもそも職務質問でグローブボックスまで開けられるというのはよほど反抗的な態度を取ったのですかね(所持品検査の適法性などということは置いておくとして)。
それとも車検証を出そうとして、ぽろっと出てきたのでしょうか(そんなんで逮捕するのかな?)。
微罪の割に記者発表されてしまうというのは有名税なのでしょう。
「一罰百戒」効果は十分ありますね。
刃物の携帯の制限についてはWikipedia(アーミーナイフの写真もあります)と、同じくwikipediaの「ナイフ」の項参照
<参考>
(銃砲刀剣類所持等取締法)
第22条 何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが六センチメートルをこえる刃物を携帯してはならない。ただし、内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが八センチメートル以下のはさみ若しくは折りたたみ式のナイフ又はこれらの刃物以外の刃物で、政令で定める種類又は形状のものについては、この限りでない。
(銃砲刀剣類所持等取締法施行規則)
第9条 法第二十二条ただし書の政令で定める種類又は形状の刃物は、次の各号に掲げるものとする。
一 刃体の先端部が著しく鋭く、かつ、刃が鋭利なはさみ以外のはさみ
二 折りたたみ式のナイフであつて、刃体の幅が一・五センチメートルを、刃体の厚みが〇・二五センチメートルをそれぞれこえず、かつ、開刃した刃体をさやに固定させる装置を有しないもの
三 法第二十二条の内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが八センチメートル以下のくだものナイフであつて、刃体の厚みが〇・一五センチメートルをこえず、かつ、刃体の先端部が丸みを帯びているもの
四 法第二十二条の内閣府令で定めるところにより計つた刃体の長さが七センチメートル以下の切出しであつて、刃体の幅が二センチメートルを、刃体の厚みが〇・二センチメートルをそれぞれこえないもの