一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

「美しい国 日本」

2006-09-16 | まつりごと
渋谷の駅を降りたら、ハチ公前のところに日の丸のノボリが乱立していました。




何かの宗教団体のデモかな、と思ってよく見ると

「美しい国 日本  安倍晋三」

と書いてあります。

どうやら安倍晋三が街頭演説をしていたようで、選挙カーをみるとお辞儀をして屋根(演壇)から降りるところでした。


自民党総裁選は大勢が決していて「消化試合」などと言われる中で、新首相のお披露目をかねて、というところなんでしょう(大体渋谷のハチ公前交差点に自民党員なんてほとんどいないでしょうしねぇ)


それにしても「美しい国 日本」というのは選挙スローガンとしていかがなものでしょうか。

「日本を美しい国にする」とか「美しい日本を守る」というなら、皆そう思っているわけで、具体的にどうするかという政策がわかるようなキャッチフレーズでないと意味ないですよね。
勝ちが見えているので妙な政策論争で足元をすくわれたくない、というのでしょうか。

いずれにしろ、安倍晋三さんに言われなくても、というのが感想です。

私は自民党員ではないので総裁選には投票できませんが、来年の参議院選挙までに日本をどう美しくしていただけるのかお手並み拝見です。


PS 安倍晋三氏といえば、もう20年くらい前ですが、夕方タクシーに乗ると、運転手が
「今、安倍晋太郎の息子を乗せたんだけどね」と話し出し
「女と乗ってたんだけど・・・(以下省略、といっても不埒なコトに及んだというわけではなく、甘い会話をしていたという程度です)」
ということがあって、どうしてもそっちの印象が強いんですよね。

まあ、政治家としてきちんと仕事をしていただければそれで十分なのですが。
コメント (4)
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